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2007年4月

2007-04-30

黄金週間の作業日誌

付き合いの深い親戚に突然起こった不幸で、ここ数日は模型もブログも時間が取れませんでした。

昨日で全て片付き、今日は時間に余裕が出来たので、「え?そんなの有ったの?」なM46を引っ張り出して少しだけ工作。
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組み立てておいたタスカの機銃をポストに取り付け、アドラーズネストの真鍮挽物銃身を接着し、OVMを収めたラックを塗装後に取り付けられるように加工。

なぜ後からラックを取り付けられるようにするかと言えば、車体の前面に虎の顔を描くからですね(←本気と書いてマジ)。

えー、いつ完成するのか、という質問禁止。

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2007-04-27

40周年

モデルアート誌が創刊40周年を迎えたそうです。おめでとうございます。

40年?私が子供の頃読んでいたのは小学校5年生から6年終わり頃まで(70年~72年1月。以後81年まではHJ購読)だったので、買い始めた頃は創刊僅か3~4年の雑誌だったんですね!なんだか意外。

今は全く手元に無いので、当時の自分にとってかなり大人向けの内容だった(当たり前)記憶しか有りません。
僅かに覚えているのは「タミヤ72の疾風のカウリングを、レベルの疾風の細身のカウリングと交換する」と言う記事(これは当時実行しました)や、戦艦ビスマルク(だったかな?グラーフ・シュペーだったかな)の最後の海戦を情景写真で再現する記事です。その頃はとにかく戦闘機や爆撃機、駆逐艦などばかり作っていたので、戦車関係の記事はほぼ記憶に残っていないんですね。

先日、ふと懐かしくなりタミヤのWL新製品「Eクラス駆逐艦」を買ってしまいました。でもやっぱり、パーツを眺めているだけで組み立てられませんね、細かいし(爆)。どうせ塗らないし。

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2007-04-24

幸福の王子

オスカー・ワイルド作『幸福の王子』の絵本が子供の頃自宅にありまして、可愛いme20少年は、毎晩飽きずに見ていたものでした。
さすがに話の細かいディティールは忘れてしまいましたが、以来、他者のために自分を犠牲にしている様子を見るたび、このお話を思い出すようになりました。

で、今私は↓コレを「幸福の王子」と呼んでいます。
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ああ、可愛そうな王子。立派な主砲はイタリアのへんてこ自走砲に、車体機銃はチャーフィーに。美しい鋳造ナンバーは引き剥がされて、さまざまなアメリカ戦車共に(適当に)飾られています。そしてたまに、下手くそな塗装の練習にも使われています。

王子は昔、「こういう思い入れの無いアイテムはサクッと作ろうっと。でも、ライトガード位はエッチング使わなきゃ」とか考えた心無い作者(私)により僅か数日で完成に至ったのですが、ほぼ素組の後、サフェーサーを吹いたままの状態で1年、2年と経つうちに「ちょっとパーツ借りるよ。なぁに、すぐに部品請求して元通りにするさ」という作者(私)の甘い言葉を信じて、後輩達にパーツを提供していったのでした。

…まぁ、私の場合「サクッと、素組で」済ませるとこうなってゆく、という見本でもあります。
確かしばらくの間は「シャーマン結構良いなぁ。単色塗装の練習台にしよう」とか思って大事に仕舞っておいたはずなんですけどねぇ、王子…。

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2007-04-22

日曜日の日誌 4月22日

◆昨晩、東海AFVの慰労会に出席させて頂いた事もあり、いつもより遅めに起床。
ぼんやりした頭でいろいろ用事を済ませながらテレビ観賞。
何度も再放送されていますが、その度にだらだら見てしまう『世界ふれあい街歩き』とかいろいろ。

今日はさすがに二日酔いはありませんが、どうも最近、アルコールを体内で分解する力が弱まっているような。
行く前にちゃんと駅前のセブンイレブンでウンコウコンの力を飲んでおいたのになぁ。

◆BSジャパン『鉄道模型.ch』の再放送を観ました。
「鉄」関係は最近注目されてますね。新聞のテレビ欄を見ていたら、主人公が鉄道にハマってゆくというドラマもやっているようだし。
私は鉄系は全く興味がないので何とか助かっていますが(笑)、番組を見ていて、確かに嵌まったら恐そう楽しそうと感じました。
例えば車台とか、配管とかの資料はその気になれば(国内の車輌なら)実物を見て確認できるし、車体色もはっきりと判ります。
私が普段作っている大戦中の戦車のように想像で済ませなければならない部分が余りなく、その点でのストレスは無さそうですが、反面、ごまかしがきかないのが難しそうですね。
番組中、アイドルの女の子がヘルメットを被って、スクラッチ向けにヘッドライトやドア、車台のサイズをメジャーで測るコーナーがありましたが、映った指のゴッテゴテのネイルアートがご愛嬌(笑)。

今回見た番組は牛久保孝一氏が製作・解説されていました。確か昔、MGでセンチネルを手掛けておられましたね。

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2007-04-19

RENAULT UE

タミヤのHPに掲載されたのを見て初めて、やっぱりホントなんだと信じた私。

↓これが新製品のパッケージです(ウソ)
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情報によれば「6月30日発売予定、2700円税別。キャタピラは一体化を進めた連結式」とのこと。キャタピラの方式は48のキットで培った技なんですね。

正直私は嬉しいです。まぁ小躍りしましたよ。ただ嬉しい反面、誰でも手軽に作れるようになると思うと、一抹の寂しさが一晩かけてじわじわと。

発売のアナウンスを聞いて「あ~、やっぱりミラージュ版を早く作っておけば良かった」と即感じてしまう捻くれ者ゆえ、「高いハードルを越える喜びを得るための手段」が、またひとつ無くなったな~という思いもあり。
…でも私の感想などどうでもいいんですね。

タミヤが1/35を忘れていなかったのだというだけで充分、大ニュースです。

アイテム選択に不満や戸惑いがある方もいらっしゃることでしょうが、「形状・機能がユニークでフィギュアと絡め易い車両」であり、ダイムラースカウトカーやケッテンクラートなどの初期タミヤMMシリーズに通じています。

皆さま、暖かく見守りましょう。確かにタミヤには1/35で王道ドイツ軍アイテムを発売してもらった方が業界としては潤いますが、例えモデラーの認知度が低いフランス軍のトラクターでも、AFVの新製品が無い(48は出してますが…)状況よりは、ずっと良いはずです。

…え?いやそりゃあ、今回と同じように、発売前にあれ程騒いでおきながら私、B1bisは買っただけでまだ作って無いですけど。タミヤさんすみません。あ、車体のリベットはたくさん使ってますが…(笑)。

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2007-04-17

48

表題をご覧になって、スケール論を展開するのかと思われた方もいらっしゃるかと思います。
残念ながらそんなに楽しい業界的な話では無く、今日は私の誕生日で、表題は年齢です。

…しかし、とうとうここまで、という感慨も特にない、実に中途半端な年齢ですねぇ。
50代、60代の方々からすればまだまだ青いな小童、と言われるし。社会的には思慮・分別を求められるし。仕事では失敗を出来るトシではないし。
ああ、難しい年頃(←そうか?)。

まぁ、私の周りの同年代は仕事はともかく、私生活では思慮も分別もごっそり欠落しちゃってる人たちばかりなので、見ていて「コレで良いのだ」と安心なのですが。あー、模型クラブの皆さん、胸に手を当ててみてください。


◆◆Somewhere Over the Rainbow◆◆

自分へのささやかなバースディ・プレゼント。ああ、HAWAIIの風が我が家にも(気のせい)。
IZ LIVES!

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2007-04-15

模型クラブの例会 4月14日

◆全く模型に触れない日々が続いております。

今日は庭の木の枝を払ったり、病院に見舞いに行ったりしていたら、いつの間にか夕方になっていました。
とは言え、時間を上手く使えたら製作も不可能ではない訳で。やる気の問題です。
忙しい毎日の中で、模型に対し変わらぬ情熱を持ち続けている方々はホント尊敬に値するなぁ。
明日時間が空いたら、今度はもう少し簡単に作れるキットをいじってみるつもりです。

◆さて、第二土曜日は模型クラブの例会です。夕方、ショップに集合。

相変らず模型に無関係が8割、あとは「SHSまで後1ヶ月だよ~どうする?」のグダグダ話。
ただ、唯一店長が持ってきた作品は凄かったです。
↓コレ↓
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この車輌に興味が有る方も無い方も、ディティール追究派モデラーならば、見る価値のある作品(店長何か下さい)。来月に迫ったSHSのランナーズのブースで実物が見られます。

是非ご覧下さい。

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2007-04-12

TANK PICTURES

TOADMAN'S TANK PICTURES

現存する実車の写真って、ネット(Tanxheavenとか)で拾えばタダで結構いい写真が見られるように思うんですけど、さすがに1車種で一度に何百枚も集められないし、私のように、このサイトのサンプル画像だけで満足してしまうヌルモデラーばかりでは無いのでこういう商売が成り立つんですね。
どうでも良いですがこのサイト、ちょっと怪しげなデザインなんでクリックする時不安がよぎります(考えすぎ)。

◆ドラゴンの新製品、Ⅲ突GやⅣ号F2が話題を呼んでいます。ストレート組み推奨のとても良いキットのようですね。
そんな訳で、私も何かキットをストレートで組んでみたくなりました。
これですけど↓↓
オメガKのBM-21グラッド
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昨晩ふと思いついて、製作途中だったシャシーに幾つかパーツを貼り付けてみた時点で、すぐにギブアップ。
合いとか、出来がどうとかの文句は今さら有りませんが、それ以前にパーツ多すぎ。

シャレでもってサクッと作ろうと思いましたが、それこそシャレになりそうにないので考え直します(←ヘタレ)。

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2007-04-09

nordic edge

◆北欧モデラーの作品集『the nordic edge model gallery』を購入しました。
Nordicedge
5千円近い価格でちょっと高めですが、ユーロミリテールの上位入賞作品がまとめて見られるのでお得。

ハウツー的な写真も一部だけ有りますが、途中写真が載っていて製作や塗装に直接参考になるとか、そういう内容ではありません。
殆んどが単品・フィギュア・ディオラマの完成品ギャラリーです。
全体の作品が「ちょっと頑張れば、自分にも手が届きそうな仕上げかも」と勘違いさせますが、良く良く見ると手が込んでいて、とても簡単に真似出来そうに有りません。そういう意味では「参考書」では無いかも。

ディオラマには派手な動きのある作品が多く、また車輌に対するフィギュアの添え方も良い感じで、そっちが好きな方にはお勧めの本です。ただ(今さら感が漂う)ホーネットヘッドが多いですが(苦笑)。
※私はホーネットヘッド好きです。誤解なきよう(先日も仙波さんで買っちゃいました)。

◆昨日、ボックスアート展には、駐車場の良い場所を確保する為に早めに出かけました。
デジカメを忘れる程に慌てて家を出て、開場の30分も前に到着したら、駐車場はどこもガラガラで拍子抜け。

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仕方なく隣の県立図書館までぶらぶら散歩。
昔は良く通いました。外観は当時と変わりなし。

脇の自動販売機で缶コーヒーを買い、飲みながらのんびりとプチ花見。

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そう言えば昔は自販機類が置いて無くって不便だったなあ。
確か、ロビーに牛乳かヤクルトかの販売機が置いてあっただけだったような。

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2007-04-08

ボックスアート展

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静岡県立美術館で開催されている、『ボックスアート プラモデルパッケージ原画と戦後の日本文化展』に行って来ました。


入って直ぐは戦時の少年画報~戦地絵葉書~戦争絵画の展示。
従来「懐かしグッズ、お宝」の範疇だったモノにアートとしての光を当てています。これが全体の3分の1ほど。この後プラモデル以前の木製模型が多数美術館のショーケースに並び、やや異様な感じ(笑)。

肝心のボックスアートですが、昔から見慣れた商品の箱絵の筈なのに、まるで違う物を見た印象です。
色彩の鮮やかさ。絵の大きさ。何よりもその上手さ。原画のみが持つ迫力。いや、マジで凄い。

タミヤのミニタンクシリーズのSタンクと1/35ダスターの原画が物凄く大きいのにも驚きましたが、小松崎画伯のサンダーバード2号の原画は、逆に想像より小さくてびっくり。
製品の箱のサイズの何倍の大きさ、とかで原画を発注していると思い込んでいましたが、商品の大きさに関係なく全くバラバラのサイズでした。これはかなり意外(トリミングされたと思われる作品も有りましたが)。
小松崎画伯の作品は全体的に小さめだったように思いました。ただ、その分ディティールの細かさは半端ではありませんでしたが。

スケールモデルとキャラクターモデル展示の合間に、ロックウェーブのディオラマ作品の展示。
展示されているショーケースの高さが一部低く、やや見にくい印象も(背の低い子供向け?)。
ディオラマは入館して直ぐのスペースなどにも展示されていました。彫刻などの美術品と同様の扱いで、感慨深いものがあります。
 
ところで昔のアオシマのロボット製品の絵は「作者不詳」が多かったですね。「そんなの誰に描かせたか忘れたよ」な感じでしょうか。何かほほ笑ましい。

ボックスアート展に行かれる予定の方は、是非とも同好の士と連立って行く事をお勧めします。私は従来こういう場所には一人で行く主義でしたが、今回ばかりはちと寂しい思いをしました。「大っきな絵だな~」とか、結構ひとり言が多かったです(笑)。

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2007-04-04

スイッチ

◆いろいろありまして、日々の疲れが溜まり、昼過ぎには仕事に支障を感じるほどに。
今日は無理せず市内を巡回してから早めに帰ろうかなと考えていると、こういう時に限って至急沼津に行く必要が生じました。

もう四の五の言っていられないので、取り敢えず目の前のドラッグストアーに入り(何かと薬に頼るタイプ)、ふらふらと栄養ドリンクコーナーまでたどり着きました。
ぶっ倒れそうな疲れに」とか「いざというときのために」とかの宣伝文句が躍ります。何れも今の私にピッタリ(でも本当にぶっ倒れそうな人が薬屋まで来れるんだろうか)。

3本で1500円が「いざというときのために」。オットセイエキスが何たらで、いかにも効きそう。
でも、買ったのは「ぶっ倒れそうな疲れに」で4本1000円。
買う前は「もうカネに糸目はつけていられん」と思って入ったのですが、いざ価格を見るとこんな事態でも守りに入り、人間の小ささを露呈してしまいましたとさ…。

◆そんなこんなで、模型関係は全く進展がありません。
自宅にいれば1時間、2時間と開いた時間が有るにはありますが、どうにも「スイッチが入らない」感じです。キットを箱から出して眺め、説明書と照らし合わせてみても工具を出すまでには気持ちが至らないんですね。

昨年の初夏から今年の1月までずっと模型を作り続けて、その最中は「そうそう、こんな風に作れば年間5~6作品は固いじゃん」とか甘く考えていたんですけど。なんとか今からネジを巻きなおして、あと1ヶ月でひとつ完成できないものですかねぇ~(←まるで他人事)。

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2007-04-01

4月1日

さぁ~て、今年はど~んなウソをついてやろうかなぁ~?(ルパンⅢ風)

と、思っていましたが、最近では4月1日とは言え、リアルでウソをつくとトラブルの元になりそう。
特にカミサンは、家の片づけで忙しそうなので、リアクションが恐いし。

拙ブログで模型の完成品絡みのウソをつくのも飽きたし(初めからバレてる)。

昨年、見事に騙されて気持ちよかったギズモロさんに今年はナニかな?と内心期待していたのですが、謎作業でとてもそれ所では無さそうですよね(セータ☆さん生きてますか~)。

ああ、こうして年々日本の良き風習が失われていくんですねぇ(←まちがい)。

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