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2008-03-12

謎塗装の日々

◆タイムリミットを気にしながら塗装の毎日。
パソコン机の上では大きな車体の隅々を見渡せないため、何度も作業を中断し光源を替えて、色調や塗り漏らしのチェックを行います。

車体の下面には従来、塗装時の持ち手としてボトルキャップや木片をネジ留めしていたのですが、今回はさすがに頑丈でないと保持できないため、穴ピッチが100ミリのステンレスのドア取手をホームセンターで探して来て取り付けました。持ってブンブン振り回しても大丈夫ですよ(振り回しませんが)。

工作時は後先を考えずに一気に組み立ててしまったので、フェンダーとスカートの間に隠れた上部転輪のゴム部分の塗り分けに特に難儀しました。しかもディティール部品が全て接着してある状態なのでかなり危険。案の定、接着面の狭かったジャッキが取れてしまいました。

ゴム色はハンブロールのつや消し黒とグレーを紙パレットの上で混ぜ、オドレスターペンタインで軽く溶いて筆塗りしましたが、いつも使っていたエナメル溶剤よりも伸びが良くなる感じ(気のせいかな)。但しパレットに出したハンブロールが乾燥し始めると途端に伸びが悪くなり、嫌な感じのツヤが出てしまいますが、これは最後までケチ臭く使おうとするから悪いんですね(泣)。

◆資料によると、この謎戦車は戦闘には参加したものの、敵との激しい撃ち合いなどをせぬままに動かなくなった車輛が殆んどのようなので、塗装剥がれ表現やダメージ工作は模型的には一見リアルに見えるかもしれませんが、史実的にはリアルでなくなってしまいます(ダメージを表すとすれば撃たれて動かなくなった車輛か)。
従って、車体の塗装剥がれ表現は今回行なっていません(←今まで行なった事がねーだろー!)。

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