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2008-08-22

KAMON YU-ZO

◆カミサンが「嘉門雄三 & VICTOR WHEELS LIVE!」のカセットテープを発掘して聴いている。今年結成30年を迎えたサザンオールスターズの桑田圭祐が「嘉門雄三」名義で発売した唯一のアルバム(1982)。若いころ二人でよく聴きました。

告白すると。
1978年8月の「ザ・ベストテン」今週のスポットライトコーナーに出演したSASを初めて見てから数年間、桑田圭祐は(本来の意味での)私のアイドルでした

すでに有線で曲は聴いていましたが、まるで英語のように日本語を操り、くねくねと踊りながら「勝手にシンドバット」を歌う生身の彼を見て19歳の私は衝撃を受けました。演奏をみてファンにならない同世代の人がちょっと信じられなかったくらい。

でも当時は、ロックを演奏する側のミュージシャンですら、桑田の歌い方を批判するような時代でしたから嫌っていた人もいたでしょう。雑誌にも批判的なことや、コミックバンド扱いの記事も多く見られました。セカンドシングルが発売されると一発屋、二番煎じとこき下ろされ(それが今では「国民的バンド」ですよ)。

初期のアルバム群は恐らく一生ぶん聴きましたが、その後だんだんに熱は醒めて行き、「バラードベスト」的なアルバムが出た頃に聴かなくなりました。私は音楽に関しては浮気性なんで、同じ対象に何十年も付き合えません(あくまで音楽の話)。

20年ぶりに嘉門雄三を聴いて思うことは、サザンは86年で解散するべきだったな、ということ。

バンド解散は許されず、メンバーも全く変わらず(大森氏は抜けましたが)、似たような曲を何曲も書き続けなければならず、出せばミリオンを期待される地獄。サザンは彼にとって十字架なのではないでしょうか。

「雨を見たかい」(クワタバンド)もそうでしたが、彼が演奏するカバーは絶品です。彼がその後ソロだけで気楽に活動していたら、もっと違った名曲、名演奏、名盤が生まれていたかも。
でも、もしそうだったら異常な売り上げ記録を持つ「サザンで好きな曲」の上位に来るようなベタなバラードも生まれてなかったですね。アミューズも今みたいに大きくなく、(同じ事務所の)Perfumeも存在しなかったかも、ですね(笑)。

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