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2008-11-04

火曜日の日誌

◆文化の日の夕方、カミサンと清水港のシネコンへ。カミサンのリクエストで『P.S.アイラヴユー』を観にいく。

最近、テレビの番宣見てても「泣ける」ってキーワード多くありません?そんなにアナタは泣きたいの?泣くとすっきりして心に良いらしいけど、何だか安っぽい話で泣くのは悔しいでしょ?
愛する夫の死後、夫から妻へ届く10通の手紙」。カミサンは泣きたくてこの映画を選んだらしいけど、私には退屈極まりない映画に違いない。

えー、そう思っていたんですが、期待していなかったせいもあってか存外面白い映画でした。セリフが適度に下品で笑える。軽い謎解きがあり、しんみりするシーンもしつこくなく、決してお涙頂戴ではありませんでした。何より、オシャレなコメディだもんこれ
アカデミー賞女優のヒラリー・スワンクは17歳時のシーンはちょっときつかった(笑)けど、それ以外は役に合った感じ。全編に流れる音楽も雰囲気が良かったなーと思っていたのに、エンドロールが流れたとたん徳永○明のだみ声が(日本版主題歌らしい)。何だこれ。『泣ける映画』風の予告といい、全く売り方間違ってるよ。実際、カミサンも泣けなかったそうです。泣けないけど、可笑しくてちょっと悲しい夫婦で観たい映画。ははは。こける訳だ。


◆仕事で静岡伊勢丹の裏通りを通過中、オシャレな家族連れを見掛けました。
良く見たら帽子をかぶった若いお父さんは、J1清水の伊東選手でした。しかし満面の笑顔で、子供とめっちゃ喋ってるよ(伊東選手は無口で有名)。
菓子杯お疲れ様。天皇杯も頑張れ。と、心の中で話しかけました。


◆夕方、仕事先からの帰社中。シティFMから流れてきた曲が何か良い感じだったので…

   Solange - I Decided
…あれれ。PV見なけりゃ良かったかな(苦笑)。

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コメント

こんにちは。
>泣ける

この数年、本当に多いですよね。この手の煽りが。私なんかが思うに、星座占いや血液型占いなどと同じ構図というか「自分だけが好き・大切・かわいい(?)」の裏返しだと感じるんです。そこにつけ込む狡獪さに寒気もするんです。

冷静に考えれば、上記の事には、他人に馳せる思いってものは微塵もない事に気づくはず・・・。いつか、この辺の考察は某SNSか自ブログに書こうかと思っていたりします。

※ 決してme20さんを批判しているのではありません(為念)。なんか荒らしぽくてすみませんです。

投稿: たかね | 2008-11-05 11:54

たかねさん

こんばんは。
「泣ける話」のバラエティー番組、秋になってお笑いの代わりに増えてるらしいですね(見てないので内容は判りませんが)。この間、偶然テレビを点けてやってた番組でも司会者までおいおい泣いてて(笑)。ちょっとした放送事故ですよ。視聴者をアホにする気なんでしょうか。
映画や本、音楽、映像などで心の琴線に触れて泣くのは感情のある人間として当然なんですが、昨今のテレビ・出版での押し付けは「感動ビジネス」で、やな感じです。

件の映画は日記で書いた通り実はオシャレなコメディーだったんですが、宣伝で「泣ける」風に煽るわ本来のカラっとした主題歌の代わりに日本人歌手のじめじめした歌をラストに嵌めこんで台無しにするわで、なんか間違えてるよなぁ、と思った次第です。

投稿: me20 | 2008-11-05 19:52

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