polyrhythm
大晦日のNHK紅白歌合戦。
初出場Perfumeは「何かアクシデントが有ったら可哀相だよ~」という私の勝手な心配をよそに、堂々たるパフォーマンスで立派でした。
ポリリズム「紅白バージョン」と言うことだけど、一般の視聴者はフルで聴いたたことなど殆ど無いから意味ないじゃん。と思っていましたが、曲を短くしながらも「ポリリズム」の歌詞をループさせるいわゆる「ポリループ」も入れてしっかり主張していました。民放の短縮バージョンだと先ずカットされる部分なので、紅白に懸けたチームPerfumeの思いを感じます。
ポリリズム紅白バージョン
「またくり返す」で踊りながら前進して、「このポリリズム」でセンターの西脇さんがまるでコンベアに乗っているようにすっと下がる紅白用フォーメーション。こことポリループを見れただけでも良かった。いや瑣末なことはどうでもいいです。中田ヤスタカのサウンドに乗って踊る彼女らの姿が、大晦日のお茶の間に流れた歴史的な出来事が全て。
私をPerfumeに引き込んだこの曲は、彼女たちの運命を変えた曲でもあります。この曲の発売を機にブレイクし、解散の危機にあった売れないアイドルは一躍私のようなオッサンも挙って語りたがる「アーティスト」になったのです(私はアイドルだと思ってます)。
発売は07年の9月ですが(発売直後に拙ブログでも少し触れてます)、初出演だった7月の夏フェス(サマーソニック)では未完成のプロトタイプが披露されています。
Perfume - 幻のポリリズム
出だしと主旋律、エンディング、歌詞も一部異なり、ポリループがない。それでも野外だとこの大迫力。Perfumeをこのステージで初めて見た人は、さぞ度肝を抜かれたことでしょう。
正直、こちらの荒削りなバージョンもいい。酔って深夜に聴くと、なぜか泣けてきます。
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