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2009-08-14

夏休みの日誌 8/14

【音楽】 【雑誌】
MARQUEE Vol.74『特集capsule』を読む。

中田ヤスタカへのロングインタビューで印象に残ったのは、
「ドラムンベースやハウスは決まったリズムの一つのジャンルにすぎない。エレクトロとは『音色』なのであらゆるジャンルに取り込める、新しい楽器みたいなもの
「自分が興味の無くなったジャンルの音楽をリスナーに評価されるためだけに続けるのは嫌」
「自分のやりたい曲がそのまま『発売』される事が大事なので、その為に説得を重ね手を尽くす(例としてPerfume「ポリリズム」の『ポリループ』を如何にして頭の固い徳間ジャパンの偉いさん方を説得して容れさせたか)」
などなど。MARQUEEはcapsuleのデビュー直後からアルバムリリース毎にヤスタカへのインタビューを続けており、彼がどのように自らの環境の変化に応じて楽曲を生み出しているかが窺えて、興味深いものがあります。

ヤスタカは音楽に対してはかなりの野心家だけれど、カネに関しては「独立して他人に給料払う立場になるのは嫌」「大金で買われての移籍はそれに見合う結果を残さなくてはいけないので嫌」だそうで、あまり執着が無さそう(笑)。つまり、自分の好きな曲を好きなように作って発売できる現在の環境(YAMAHA所属のいちミュージシャン)を壊すつもりは無いそうです。こういうところは現代の29歳草食系って感じですな。好感持てるけど。

【音楽】 【つれづれ】
夕方、カミサンと駅周辺の街なかで開催されている恒例の名店街夜店市に行く。

無印良品で老眼鏡の修理を依頼してから、レコード店で輸入ジャンクCD特価315円のワゴンセールを冷かす。外国ミュージシャンは詳しくなく、並んでるのはヒップホップ系が殆ど(だと思う)なので止めとこうと思ったら、ななんとJAMIROQUAIのHigh Timesを発見したので即、確保。
これは19曲入りのベスト版。JAMIROQUAIは90年代当時余りにも売れていたので、へそ曲がりな私は逆に聴かなかったのですが、先日youtubeで聴きなおしてみて凄く良いじゃん!と再確認したばかりでした。

Jamiroquai, Canned Heat
アーティストを深く知るにはオリジナルアルバムを聴くべきですが、ライトな聴き手にとってはヒット曲が全て含まれているこのアルバムで充分です。正にグッドタイミングでした。

その後は映画館街近くのいつもの居酒屋に開店前に押しかけ、ビールと焼き鳥。芋のロックで良い気分になり、また外に出てみると雨。「小雨はアジアのマーケットっぽくて風情があるわい」とか言ってたらそのうち本降りに変わり、結局夜店はそのまま終了。何だかなー。でも、CDやTシャツなど買い物が出来たし、ビールも焼き鳥も美味しかったので良かったっす。

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