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2010年1月

2010-01-31

L6計画【5】

少しでもヤル気のあるうちに、L6/40を基本塗装まで進めておきます。

基本となるグリーンのイメージは、ハンブロール179『french artillery green(フランス砲兵グリーン。絶版)』。
これ、わりと好きな色なんですよ。要するに、SOLIDのミニカー戦車の色(笑)。

手持ちの179は死んでいるので使えません。少量を紙に取り出し色サンプルにして、油性アクリル塗料で似た色を作ります。

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グリーンのような、グレーのような微妙な感じが良いですねー(そうか?)。
イメージとは少し違う色になってしまいましたが、まぁ良しとします。


ただ、砲塔と車体前面に書かれるローマ数字のナンバーが黒色なので、このままだと目立たないかも。
もう少しだけ明るめの色でハイライトを吹いてみようかな。どうしようかな。

実は、前回製作したイタレリ/タミヤのL6は最初このパターンで塗ろうと思ってたんですけどねぇ…。

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2010-01-30

L6計画【4】

謎作業が無事完了したので、そろそろ合同展用の作品に取り掛からなければなりません。
と、言っても当然ながら目新しいものではなく、放置していたM14/41とかですが。

M14/41は残すところ塗装のみなので、ついでにL6も一緒に塗ってしまおう、と目論みました。そうすれば今年の新作は4点になります。おお。凄い。ただ、L6は2台でひとつみたいな感じですが…。
まだ少しだけ工作が残っているので、土曜日の午後に一気に仕上げました。

↓これまでのあらすじはこちら
L6計画【1】  L6計画【2】  L6計画【3】

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←(ちょっとピントがぼけてしまいましたが)こまごまと補修など。
左側の起動輪用スクレーパー(矢印)の先端が折れていたので、削り取ってプラ材で作り直し。
言われなければ判らん部品ではありますが、やはりコレが無いと気になります。
ツルの首みたいな先端の形状は、パンターの転輪をスライスして作りました。

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キットの後部ナンバープレートの形状が、フェンダーステイに合せて切り欠かれていたりと幾つかおかしな点があったので、削り取ってイタレリ・L6用(PEのみをタミヤより部品請求)のプレートに交換しました。
MVのキャタピラは、店長から聞いていたほど厄介ではなさそう。何箇所か脱着したけれど、今のところ破損はなし。
元のリンク数より片側一コマづつ縮めて、弛み無しのジャストサイズとしました。

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左右の起動輪は真鍮棒で繋いで、キャタピラを取り付けやすいよう回転可能にしました。
今気が付きましたが、せっかくイタレリ用のPEを取り寄せたのに、車両認識プレートを付け忘れています。今からやらねば。
塗装は、東部戦線仕様(グレイグリーン地に白色迷彩)で仕上げる予定。
デカールはRCR製を使用します。んで、果たして間に合うのか?

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2010-01-29

PS770とは

最近、模型雑誌の表2などに登場するかっこいい某社のエアブラシです。


Ps770パーツひとつひとつの精度にこだわった、フラグシップモデル。
表面に施したサテライトクロームメッキがしっかりと落ち着いた高級感を演出します。エアアジャスト機構搭載により、エアブラシ本体でのエア量調整ができます。ノズル口径は0.18ミリ、繊細なタッチの吹きつけが可能です。玄人の方も納得な使い心地を実感していただけます。信頼の日本製。
(某社HPより)


だそうです。どっかで聞いたコンセプトなんて言っちゃだめです。それは断じて気のせい。
いやしかしさすがこの会社は違う。エアブラシといえどもボタンに軽め穴を開けて重量軽減に努め、空力特性を高めたデザインでスピード(何?)を向上させているのでしょう。スバラシー。カップのデコボコなんか、ぜんぜん意味がわからないけどカッコイーですよ。いや、私がわからないだけで意味があるんでしょうけども。たぶん。


いやーしかし凄いなぁ。残念、私はCM-CP持ってるんで買いませんけども。実に残念だ。

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2010-01-24

完成でごんす

週末の2日間集中して、謎作業完了。

デカール貼り→マークソフターを塗るときにデカールが裏返ってしまい激しく焦る→(乾燥)
デカールの保護に(保険のため)ガイアのフラットクリアー吹き→無意味だったか?→(乾燥)
油絵の具のアンバーで全体をウオッシング→薄すぎたので2度やってみる→(乾燥)
油絵の具のオレンジ色等で何箇所かを染めてみる→あまり効果が無い→(乾燥)
要するにフィルタリングみたいなのは諦めて墨入れ→俺なにやってんだろう→(乾燥)
パステルのセピアで墨入れの補正→塗ってない部分を塗る(OVMとか)→足回りに土埃様のピグメントをまぶす

などなど。と言うわけで、何やかんや一応、完成いたしましたー(ありがとうございます)。
静岡おでんと第3のビールでささやかに祝杯など。


しかし戦車模型のフィニッシュって見極めが難しいですよね。長いことやってますがなかなか見えません。
今回も経年変化の表現というか、激しい汚しを行っていない、あっさり仕上げです。
濃い仕上げが好きな方には物足りないかも知れませんが、まぁこれが私のスタイルなんで(開き直り)。

え、文章だけだと伝わらない。すみません。そのうちお目にかかると思いますので、その際はよろしくお願いします(何を?)。

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2010-01-22

まだ塗装ちゅうでごんす

ヒジョーに厳しい日程で、謎作業続き。

迷彩の一部をハンブロールの細筆描きで行います。
ハンブロールの「塗って暫くはエナメル溶剤・ペトロールでのはみ出し修正が可能だが、塗膜が完全乾燥すれば溶剤に侵されにくくなるのでウオッシングにも耐える(説明長い)」性質を利用。

脳内では「Winsor&Newton+Humbrol Enamelできっちり一定の太さに描かれた滑らかで美しい迷彩の完成予想図」が出来上がっていたのですが…。

塗ってみるとヨレヨレ・ムラムラの線、塗料が薄過ぎてモールドに流れたり濃過ぎてかすれたりの現実。
おまけに暖房のせいか短時間で乾燥してしまい、溶剤でのはみ出し修正がやり難くなり結局、CM-CP大活躍!で基本塗装の修正工程が増えたり。うーん。

時間の都合上、この謎キットは履帯を含む足回りをすべて接着してから塗装しました。
こういう場合は転輪の陰などで見えない部分にも迷彩が施されていると錯覚させるよう、見える部分をきっちりと仕上げなければならないのですが、エアブラシの先端や筆の入らない部分が多く、異常に手間が掛かります。
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蛍光灯の陰になって見づらいし、眼鏡を二重に掛けているので目が痛いしー。
←絶賛使用中のタミヤのヘッドルーペと無印のメガネ(ローガン鏡)

サスペンション、せめてキャタピラが後ハメ出来たなら良かったんですけどねぇ(結局泣き言か)。

※個人的な感想ですが、ハンブロールエナメルを筆塗りする場合の溶剤は、模型用のエナメルシンナーよりも油彩のペトロールの方が伸びが良い感じがします。缶入りの専用溶剤も持っていますが、揮発が早く扱いにくいので殆ど使っていません。何が違うんですかねぇ。まぁ私の感じ方が違うだけで「中身はぜんぶ同じモノ」という可能性もありますけど(笑)。

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2010-01-15

塗装ちゅうでごんす【追記あり】

謎作業報告。

ベース色の濃色を足回りに塗ってから、数段明るめに振った同色を全体に塗装(相変わらず判りにくくてすみません)。

戴いた資料コピーを参考にハンブロール(迷彩色のうちの一色)の筆塗りで雲状迷彩パターンのアタリを取る。面倒だけれど、これを行わずにエアブラシのみで描いていくと、得てして大きく、丸っこいパターンになりがちなので(私だけか?)。縞状のパターンだったら、いきなりエアブラシで描いていった方がうまく行きそうですが。

アタリを取った迷彩パターンの中を慎重にエアブラシで塗っていきます。しかし思えばこれって、11年前に1号戦車A型を塗ったときの方法と同じでした。うーん、進歩なし。

アタマと腕は進歩してませんが、道具は飛躍的に進歩してます。iwata CM-CPが大活躍。以前試行錯誤した甲斐があって、ようやく少しは使いこなせるようになってきました。作業途中に何度もニードルの出し入れとエアの調整をしながらですけれど。


ところで、昨年の合同展でMAY-Qさんちにお邪魔した際、CM-CPの「ノズルのうがいがやりにくいねー(ニードルキャップ先端が王冠状だから指で抑えてもうがいが出来ない)」という話がでた記憶があるんですが、今日、使い終わって偶然そのニードルキャップを何気なしに緩めてみたら、もの凄い勢いでうがいを始めてびっくり
これって大発見?それともみんな知ってる事実?と思い説明書を見たら。
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←何のことは無い、しっかり書いてありました
説明書はきちんと読みましょう、ということですね。

皆さんもう気づいてました?えっ?知らなかったの私だけ?(何せ塗るのが1年に2回なので…)

【追記】
店長から「クラウンタイプはクラウンを緩めてうがいさせるのは常識」とのメールを頂きました。クレオスから販売されたときに各誌に使用法が載ったそうです。やっぱり知らなかったのは私だけだったんかー。わはは。まぁ良いか(笑ってる場合ではないし良くは無い)。

※クラウンタイプのキャップで、上記の方法ではうがい出来ないメーカーもあるそうです。なんかややこしいですね。

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2010-01-13

Perfume Second Tour 2009『直角二等辺三角形TOUR』 [DVD]

【音楽】
Perfume2009年のライブ ツァー『直角二等辺三角形TOUR』最終日・横浜アリーナ(愚息がなけなしの小遣いを叩いて参加した当日)の模様を収めたDVD。

アマゾンのカスタマーレビューを見ると「カット割りが細かすぎる、極端なアップ、観客越しにステージを撮った映像、ピンボケのカットが入って見づらい」などの否定的な意見が多い。
何と言いますかね。これは映像作品なんで。編集した関さんの個性なので。

映画『ウッドストック』を観て「主催者の苦労話やゴミを片付けるシーンやオーディエンスの映像なんか要らない、ライブだけを見せろ」と言ってるようなもので。
その日のその空間、空気を切り取るための手法だと思うし、それは成功していると思います。

ばっさりカットされたMCには「何でカットするんだ」という意見もあるけど、はっきり言ってこの映像作品にMCは不要、カットして正解。全部見たければ、ライブに行けば良い。しかしさだまさしじゃあるまいし、MCだけに期待するのはいかがなもんかね。


で、私の感想。

他にはどこにも存在しない、音楽的に最先端のパフォーマンスなのだなこれは、と再確認。

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2010-01-11

成人の日の日誌

【音楽】  【最近聴いた曲】
東京事変 - 能動的三分間
東京事変 の新曲。去年暮れの夕食時に息子が見ていたテレビ朝日の番組「ミュージックステーション」で初めて聴きました。

正直、今まで彼らの曲は「椎名林檎のシングル(バンド演奏つき)」程度の認識しかなく、良いなと思う曲があっても聞き流していたのですが、今回の曲は頭から釘付けに。何てクール!歌や歌詞が演奏の邪魔をせず、各々の音が立っている感じ。言い方は変ですが、林檎嬢というヴォーカルを擁したまさしく「バンド」。素晴らしい。
※番組での格好良いプレイもyoutubeに上がってます→こちら

現在のJポップ業界の不幸は、こういった大人の鑑賞にも耐える素敵な「楽曲」と、ダウンロード数だけで箔を付けた「着うたディーバ」の退屈な曲(みたいなもの)を一緒くたにランキングして売れた、売れないと語られてることなんですね。退屈でも似たような曲ばかり巷に溢れ、良い曲のリリースが減っていく。大人はますます昔の歌しか聴かなくなるという…。


【音楽】  【買い物】
Fantastic Plastic Machine改めFPM(田中知之)の3年ぶりの新譜『FPM』を購入。
改名したり、ロゴを作ったり、アー写がアレだったり、CMタイアップが多かったりこの人もすっかり「エイベックソの人」っぽくなりましたが、作り出す音が私の好みなので仕方ない。

FPM - Without You feat. Monkey Majik
モンキーマジックって確かGODIEGOのカバーとか歌ってたJポップの人たちで、良く知らないのですが。この辺もエイベっぽいと言えばぽいですが、しかし声は良いなぁ。
他の曲もFPM節炸裂で、特にM05「Can't You Feel It」が秀逸。CDは久々の買い物ですが、いやー良かった良かった(長女からのXマスプレゼントがCD券だったんですよ…)。


【サッカー】
ボーフム小野伸二選手が、完全移籍にて清水エスパルスに加入』。オフィシャルに掲載されました。

この5年間、清水に欠けていた「大きなピース」を小野選手が埋めてくれると信じています。過度な期待はしない方が、との意見もありますがただの30歳のMFが加入するわけではありません。期待するなと言う方がムリな話です(無論、魔法のようにすぐ結果が出るとは思ってませんが)。幸い、清水の監督も彼がどんな選手か良く知っていますし。

浦和サポにとっては特別な選手だと思うので「清水加入を熱望している」本人のコメント(ローカル番組でのインタビュー)にちょっと複雑な心境でもありますが、もちろん清水サポ、静岡県民にとっても特別な選手なので素直に喜ばせていただきます。ああ、開幕が楽しみだ。

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2010-01-10

CARRO PESANTE

STEEL MASTERS NO.8、枢軸国軍車輌特集号を購入。

TURAN、LTvz35(35t)、TOLDI、CASBA装甲車、そしてP40。これは人として買っとかねば。
中でもイタレリのP40は新製品だけあり紙面が多く割かれています。

ディオラマ作例に加えローマ・チェッキニョーラ博物館の現存車両(イタレリ/タミヤP40付属のブックレット、グリーン単色の車両)のディティール写真4ページ(20点ほど)。試作車両などの記録写真数点、カラーイラスト、4面図。

作例の迷彩は、キット説明書のイラストと同様に「大きく縦方向の縞状に描いてから黄色線で細かく仕切る」パターン。うーん。迷彩が確認できる数枚のP40の記録写真を観察しても、こういったパターンで塗られてるとは思えないんだけどなぁ。ま、模型の場合は、この方法だと簡単(なのか?)で敷居が低くなるんでしょうけれども。

さて、チェッキニョーラ博物館のP40には、砲塔のペリスコープに「フタ」が取り付けられています。イタリア戦車のペリスコープというとM13/40などの「釣鐘型」が思い浮かびますが、P40の量産型にはIS-2や英国戦車の物と同様の「新型」が装備されています。

イタレリ/タミヤのキットにもこの「フタ」がパーツ化されてる(B13)のですが、不要部品とされています。
P4001
←キット発売前に発表された、パッケージイラスト。
はっきりと両側のペリスコープにはフタが描かれています。


P4002
←発売後のイラストでは修正され、消されています。
元々が多くないので断言できませんが、手持ち資料ではペリスコープのフタが確認できる記録写真はありませんでした。

「付けても付けなくても構わないオプションパーツ」ではなくて「付いていたら間違い」なパーツなんでしょうか(戦後の復元車両によくある間違いの類?)。
チェッキニョーラのP40っていろいろな外装部品が外れてしまっているんですが、付いているべきではない(と思われる)部品が付いている、って一体。

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2010-01-05

正月休みは終わった

【つれづれ】

◆大晦日
年越しそばを食べてからNHK紅白鑑賞。Perfumeは昨年唯一のシングル「ワンルーム・ディスコ」歌唱。しかしこの曲ではインパクト弱過ぎ、まるで空気。選ぶのは局側なんで仕方ないけどCM曲「NIGHT FLYGHT」で勝負すべきだった。サプライズで永ちゃん登場。カミサンにヘアスタイルが似てると笑われる。微妙。

◆元旦
餅を食べてからカミサンのリクエストで静岡パルコに行く。ついでにパルコ向かいの神社に初詣(バチあたり)。当然買い物に出かけたのだけれど何も買わず。天皇杯はG大阪の優勝。最後の試合で自分たちの目指していたサッカーが完成した、という感じ。

◆2日
カミサンと娘を連れて初売りへ。パニック映画の群集シーンのような光景を目の当たりにしビビる。私は特に何も買わず。どっと疲れる。夕方、姉夫婦が来て新年会。

◆3日
改めて静岡浅間神社にお参り。ホームセンターで交換用の蛇口と浄水器など購入。夕方、カミサンの実家に行き、義弟一家を交えて新年会。

◆4日
富士方面にぶらぶらドライブ。バイパスは意外と空いていて快適。途中、パン屋のH君から機械故障のtelがあり早めに帰宅。事務所に寄って部品を探してからH君の店に行き修理。夜、にょさんに借りた「アイアムレジェンド」DVDを観て気が滅入る。

◆5日
朝、幾つか仕事の電話を受けたので、取りあえず事務所に行き明日の段取り。頑張って午前中に謎工作を完了。写真を撮り終え、昼過ぎからセール中のアウトドアショップに行くがブレーキが掛かって何も買わず。ショップに立ち寄りT君とK君に新年の挨拶。店長は休み。ひげノズルとナイフの刃。新年早々しょぼい買い物。帰宅し、謎作業の塗装パターンの検討など。さて明日から仕事。やれやれ。

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2010-01-01

謹賀新年2010

あけましておめでとうございます。
本年も「me20の模型工場」をよろしくお願いいたします。

T_t_l6tank_052
←砲塔番号が2010になってるのがミソです(説明せんでも)。

毎度しょうもない内容のブログですが、お読み頂いている皆様には心より感謝です。

今年が皆様にとって良い年でありますように。

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