« 2013年10月 | トップページ | 2013年12月 »

2013年11月

2013-11-26

Perfume - Sweet Refrain

【音楽】  【Perfume】
Perfumeのニューシングル『Sweet Refrain』を購入。

テレビ朝日の深夜ドラマ「都市伝説の女」のエンディングテーマ用に書下ろされた曲だが、ドラマ自体は先週で終了。ウチのクラブ内での視聴率は結構高かったものの、誰も曲を認識していなかった。タイアップ大失敗。ってかあのドラマ面白いか?

表題曲の印象はこのエントリを書いたときとあまり変わらず、音のいい普通のJポップ。ただ何回も聴いて、耳に馴染んでしまっているのでサビの違和感はなくなった。
しかし、イントロとアウトロがそれぞれ40秒もある「普通のJポップ」ってのは…やっぱり普通じゃないか。


C/W『恋は前傾姿勢』は、元々アルバム用に書かれた曲。

Aメロ、Bメロがオシャレで非常にいい感じ。サビに入るとちょっとモヤモヤするけれど(笑)。
通しで聴くと、80年代終盤の匂いがする。決して悪い意味じゃなくて、甘くて懐かしい感じ。この曲は30歳前に聴いてみたかった。たぶん、自分にとって特別な曲になっただろう。50歳代半ばのオッサンは感性が枯れてるので、捻くれた感想しか出てこない。

打ち込みじゃなくバンドで、出来ればフュージョン系のアレンジを聴いてみたいかな。前のめーり、前のめーり…。

| | コメント (0)

2013-11-24

M40-75/18 S.P.G 【23】

インテリアの塗装が仕上がらないと地味な絵の連続になってしまうので、今回は模型誌でもなかなか取り上げてくれないセモベンテのマークなどについて考察してみます。
T_dsc00869
先ず車輛ナンバープレート。赤文字R.E.は陸軍(Regio Esercito)を表し、戦車・装甲車は1から9999までの番号が与えられていました(Panzer Graph 2007年春号より、吉川和篤氏の解説)。
車体前部の横長のは恐らく車体に直接描きこまれていますが(擦れて消えかけていたりする)、後部は現在の車のナンバーのように、文字部分がエンボスになっているプレートです。
以前カーロアルマートM14/41の記事『モデルヴィクトリア(MV)のデカールには後部のナンバーが含まれてない。本来はエンボスなのでデカールでは表現せんという事なのか?』と書きましたが、どうやらその通りのようです。

上の画像は今回インテリア等を使用したMVのアップデートキットに付属しているエッチングパーツ(PE)と、同社のM40-75/18用デカールセットです。デカールの方には前のナンバーしか印刷されていません。やはり後ろのナンバープレートはPEを使え!という事なのでしょうねえ。

T_dsc00872
左がタミヤのセモベンテM40付属のデカール、右はMV。
タミヤは付属のPEのプレートを使っても使わなくても良いように、白地と無地の2種類のナンバーが用意されているたいへん親切な内容です。対してイタリア製は別売りにも関らず「そんなものは用意しとらん、当たり前だ」と言わんばかりです。
しかしここでタミヤのデカールを使うと負けた気がするので、超絶面倒くさいですが、MVのPEプレートをローガンに鞭打って塗ってみたいと思います。


先ず、と言いながら後の話が続きません(笑)。以下は因みに、という程度です。
タミヤのデカールは、北アフリカ戦線の2種類の車輌のマークを選べますが、説明書には恐らくスペースの関係で(英語併記も良いんだか悪いんだか…)あまり詳しく書いてありません。そこでMVデカールの説明書から簡単に読み解いてみますと、ともにアリエテ機甲師団の車輛であり、逆三角形のマークを描いた方が第5大隊(Ⅴ°GRUPPO)、戦闘室両側と車体前部に羊(アリエテ)のマークを描いてあるのが第6大隊(Ⅵ°GRUPPO)。また三角形は色分けや向きによって中隊(BATTERIA)を表すようで、タミヤのは第2中隊、MVの色が逆になっている方は第1中隊のようです。間違ってたらスミマセン。

| | コメント (0)

2013-11-20

M40-75/18 S.P.G 【restart】

2008年のタミヤのリニューアル版セモベンテM40-75/18の発売を記念してスタートしたこの製作記。ついに来月6年目に突入いたします(スローモデリングここに極まる)。
その間、カーロアルマートM14/41の製作を挟みましたが、本来はセモベンテの方を先に作り始めていたんですね。これだけ長期間だと未完成に陥りやすいんですが、今年5月の合同展に作りかけの状態を展示したら「あと塗るだけじゃないですか」と何人かの方に声を掛けて頂いたので、さすがに来年はきちんとした姿をお見せ出来るようにと思いまして、そんな訳でそろそろ始めようと思います。

再開に先立って自分が過去記事を検索しやすいように、一旦整理しておきます。もし興味がある奇特な方が居られましたら、今一度ご覧になってみて下さい。

2008-12-13 M40-75/18 S.P.G 【1】 シャーシ及び隔壁(基本)
2008-12-17 M40-75/18 S.P.G 【2】 転輪の工作(穴開け)
2008-12-25 M40-75/18 S.P.G 【3】 車体前面及び機関室横面(基本)
2010-06-12 M40-75/18 S.P.G 【4】 機関室上部(冷却気吸気孔カバー)及び機関室横面の工作
2010-06-21 M40-75/18 S.P.G 【5】 モデルヴィクトリア(MV)のアップデートキット紹介
2012-05-28 M40-75/18 S.P.G 【6】 MVパーツの組込み(変速機とエンジン部分)
2012-06-05 M40-75/18 S.P.G 【7】 インテリア工作(隔壁部分)
2012-06-07 M40-75/18 S.P.G 【8】 サスペンションのシャーシへの取付け
2012-06-10 M40-75/18 S.P.G 【9】 履帯調節装置の工作
2012-06-14 M40-75/18 S.P.G 【10】 足回りの調整と履帯調節装置の工作
2012-06-17 M40-75/18 S.P.G 【11】 上部転輪基部の調整
2012-06-21 M40-75/18 S.P.G 【12】 誘動輪基部の工作
2012-06-24 M40-75/18 S.P.G 【13】 車体後部の工作及び機関室横面のリベット
2012-06-30 M40-75/18 S.P.G 【14】 シャーシ裏面のリベット及び機関室ハッチのヒンジ
2012-07-01 M40-75/18 S.P.G 【15】 機関室ハッチのヒンジ修正及び車体後部のディティール工作
2012-07-09 M40-75/18 S.P.G 【16】 RBモデル砲身紹介及び戦闘室への仮置き
2012-07-15 M40-75/18 S.P.G 【17】 砲の工作及び戦闘室への仮取付
2012-07-21 M40-75/18 S.P.G 【18】 戦闘室内部・外部の工作
2012-08-05 M40-75/18 S.P.G 【19】 戦闘室横の足掛け及び工具箱
2012-08-15 M40-75/18 S.P.G 【20】 インテリアキットの組込み及び戦闘室上部のディティール
2012-08-23 M40-75/18 S.P.G 【21】 インテリア 機銃及び砲弾ラック
2012-10-20 M40-75/18 S.P.G 【22】 戦闘室上面ハッチ ロック機構
2012-10-21 M40-75/18 S.P.G 【22.5】 各パートを仮に組み立てた状態

改めて見ると、2009年と2011年がごっそり抜けてます。2009年から2010年にかけてはM14を作ってたので、思えば2011年のブランクが痛いですね。あ、そうか、震災があった年か…。いろいろあったな…。

| | コメント (0)

2013-11-16

新・L6計画

ギャラリー4にアップしているイタレリのL6軽戦車には、実は重大なパーツの付け間違いがあり、専門誌に掲載して頂きながら恥しい限りなんですが、長い間そのままにしてありました(もう手遅れなんで)。

んで昨晩、引っ張り出して弄ってみたら、件のパーツはそんなにしっかり接着していなかったためか存外簡単に修正出来ました。
なーんだ、もっと早く直しておけば良かったなあ。そうだ、これに少しスミ入れすればもっと見栄えが良くなるぞ、でもそもそも全然ディティールアップしていないからちょっと塗りにくいな… うーん… …。

とか何とか考えているうちにふと気が付くと。
T_dsc00862
←こんな状態になってました。

つい数分前までは完成品だったのに、今では壊れた模型にしか見えません。だははは。笑ってる場合か。
キットを買ってイチから作った方が簡単なのでしょうが、何故か私はこのようにしてしまうんですよね。まぁ、もはや性癖なので仕方がないですよ(開き直り)。

一応計画してみますので、見放さずにお付き合い下さい。
・キャタピラと起動輪は在庫のFriulmodelのATL-95に交換する。
・誘導輪基部の位置を修正する。
・リベットを植え直す(砲塔後部などのモールドが特に弱い)。
・キリがないので基本的にキットのモールドは弄らない。
・当然だが塗り直す。


こんなところです。切っ掛けは「キツめのスミ入れ練習をやってみようかな?」と思っただけだったんですがね…。でも一応、セモベンテM40の完成を優先します。当然か。

| | コメント (2)

2013-11-10

T-18軽戦車 【3】 【完成】

白カビが生えたモルドバ・AER社のT-18軽戦車の塗り直し、完成です。

前回までのお話と基本塗装に関してはこちら→T-18軽戦車  T-18軽戦車 【2】

T_t_dsc00840
ウオッシングとスミ入れは油絵具にて。思い付きで、ピグメントを溶剤に溶いて吹きつけたり、飛沫を飛ばしてみたり。こうして文にしてみると、塗装に関してはやることが単純なのであまり書くことがないですね。失敗してるし。

砲塔横面の巨大なピストルポートっぽい謎部品は、製作当時に元あったモールド通りにプラ板で作り直した部分です。資料を見てもこんなモノは確認できないので、塗り直す前に削り取ろうと思ったのですが、作業上周囲のリベットの植え直しも必要になります。起動輪や誘導輪、転輪の形状もかなり大らかな上、前回に触れた尾橇の件もあるので、どんどんやる気が削がれてしまい、敢えてそのままとしました。

T_t_dsc00846
キャタピラは初期タイプ?の雰囲気はあるものの、ご覧の通りバタークッキーを繋ぎ合せたみたいで、どう塗っても重厚な金属の感じがしません(笑)。
95年の合同展に展示した際、大勢の方に「買って持っている」と声を掛けて頂いた記憶があるので、こんなしょうも無いキットでもたくさん売れたんでしょうね。まぁある意味、いい時代だったのかも知れません。

| | コメント (0)

2013-11-06

Sweet Refrain

【音楽】  【Perfume】
Perfumeの新曲。ショートバージョンのPVが公開されている。
 

Perfume 「Sweet Refrain」 (short ver.)

後ろで鳴っている「ダブステップ」風味の音はともかく、メロディ自体はグ○コのカフェオレに砂糖をぶち込んだように甘ーいジェーポップ。いわゆるBメロからサビにかけてが特に、こういうのはちょっと、…なのだが(個人の感想です)、ドラえもん曲で免疫が出来ているせいか、何の迷いも無く限定盤をネット予約。もう、Perfumeの声なら何でもいいや(あきらめ)。

曲に対してPVはアート色が強く(撮影は開館前の美術館- アーツ前橋 -で行われたとのこと)、こちらは今までのPVの中で1,2番かな!という程に好みで、曲調とのギャップに悶絶するオヤジ。うーん、これはアルバムLEVEL3の「Clockwork」にピッタリの世界なのだけどな…(実際、ニコ動に上げている人も居て)。

| | コメント (0)

2013-11-03

SEMOVENTE M40 75/34 【6】 【完成】

Q:あなたが「ああ、自分は模型を作ってるなあ」と感じる瞬間はどんなときですか

A:万年の塗料皿の底をタミヤの調色スティックで引掻いて「UFO襲来」みたいな音を立ててるとき


はい、こんにちは。軽い思い付きで作り始めて、だらだらと時間を消費するいつもの悪いパターンですが、一応完成しましたのでご報告します。
T_dsc00828
もしかしたらセモベンテM40にP40重戦車の砲を搭載した間に合せの駆逐戦車があったかもしれませんね、という「もしも模型」で、実在した車輛ではありません。

基本は16年も前の作品ですがそこそこ手は入っているので、バラして失ってしまった部品の再現が主な工作です。でもバラして他に使ったパーツなんて殆ど無いんですけどね。
砲はプラパイプの組み合わせ(砲口デカ過ぎ)、その他はタミヤMM294の新規パーツを使っています。因みにドイツ軍が接収した車輛なので、車体前部の車輌認識票は取付けていません。

大した工作はしていないので、塗装の話を。と言ってもこちらも語れるものでもありませんが。
T_dsc00827_2
基本塗装は前々回のエントリをご参照下さい→SEMOVENTE M40 75/34 【4】
ウォッシングとスミ入れは油絵具で。ご覧の通り最近のトレンドから見ると「これから汚すんでしょ?」状態ですが、これでお終いです。これで良いんです。みんなちがってみんないい。せかいーにひとーつだけのはーなー。毎回こればっかり書いてるなしかし。

戦術マークは、手持ちデカールの中から記録写真のセモベンテM42に書いてあったマークに似ているものをチョイス(戦車駆逐大隊本部?)。正直良く判らないので、間違ってたらスミマセン。マニアにはこういう解読が堪らないのでしょうけれども。


※操縦手ペリスコープのガラス部分を忘れたのに今気が付いたので、後で直します。黒デカールを切って貼るだけですが。


| | コメント (2)

« 2013年10月 | トップページ | 2013年12月 »