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2013年12月

2013-12-31

M40-75/18 S.P.G 【28】

インテリアを再現したため、後回しになっていた部分。
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①フェンダーを戦闘室に取付けている箇所を再現。
予めリベットを打つと接着部分をしっかりパテ埋め出来ないので、最後になりました。たったこれだけの事なのにちょっと手間取って、汚くなってます(笑)。
 
②因みに、タミヤとイタレリのセモベンテM40及びカーロアルマートM13をハーフフェンダータイプに改造する場合は、この部分にある帯状モールド(ロングフェンダーの固定箇所)を削り取ってからリベットを打ち直すと、モアベターです(死語)。リベットを一つづつ削いでからモールドを削り取って…と手間ではありますが、特にお金は掛かりませんのでおすすめ。


OVM類を取付けます。
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VoyagerModelのアンテナレスト
②OVMラックは工具を保持する部分の形状が変らないよう注意しつつ、キットのパーツを削り込んで使用。VoyagerのPEにも含まれていますが、帯板をこの形状に曲げろという無茶な指示のため使いませんでした。
③履帯交換用工具のフックは、前回のM14と同様に製作。VoyagerModelのこの部分のパーツ形状は只のコの字型の板なので使えません(厚みのあるタミヤのパーツよりも実感を損ねている)。前回はプラ板で作った、保持具の一部分だけに使用しました。

    *     *     *     *     *

以上で工作の完了です。あとは塗装しながらライトレンズ、起動輪、キャタピラを取付けるだけ。いやぁ長かったー(実際に作っていたのは、延べるとほんの数日だと思いますが…)。
さて、今年の模型はこれにて終了。マスキングして肝心の中身が見えないので、合同展までには是が非でも完成させないといけなくなりましたよ(笑)。

それでは皆さま、今年も『me20の模型工場』にお付き合いを戴きましてありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願い致します。良いお年をお迎え下さい。

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2013-12-27

下田へ/靴ひも

【つれづれ】

◆少しだけ仕事の話。
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先月の事、数年前に下田市の小さなパン店に納めた小さなオーブンに不具合があり、部品交換の修理に行ってきました。
ご主人は地元に縁がない、沖縄出身のホンワカした感じの女性。数年前に初めて伺った際、店の周囲は寂れきった様子だったので、ここで店を開くと聞いた時は正直心配したのですが、当日は修理している間も来客が絶えなく(殆ど下田高校の生徒のようですが…)すっかり地元に溶け込んでいるようで安心しました(個人のブログですが貼っておきます。 ttp://ameblo.jp/izusketch/entry-11173702869.html ←凄い店でしょ?笑)。
修理のあと、ランチをご馳走になりました。もちろんパンも含めて全て手作りで美味しい。ご馳走さまでした。

◆天皇誕生日に街へ買い物に。
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だから何?と思われるでしょうが、この日が祝日となってからの25年間(と、その前の10年)、一度も買い物などした事など無かったので、とても感慨深いのです。ようやく、この日のケーキ作りから解放されました(もう年なので)。
思えば35年間、こんなに穏やかに過ごしたクリスマス(前後)はなかったですね。昔に比べれば仕事も暇になったし。こんな状況なら、続けて休みを取って息子と東京ドームに行っても問題無かったかな(笑)。買い物は75パー引きのカーディガンなど。着て帰りました(笑)。

写真はその日の足元。日本製ダナーのポストマン。先日、英軍のミリタリーシューズっぽくしようと思い立ち、靴ひもをオリーブ色に替えてみました。普通の店では売っていませんが、インターネットって凄いですねぇ、何と靴ひもの専門店がありました。 http://kutsuhimo.com/
ただ、いざ付けて見ると高級感あふれるロウ引きのため、ミリタリーっぽさはイマイチかも…。でもこれはこれでアリだよな(と、自分を納得させる)。

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2013-12-22

M40-75/18 S.P.G 【27】

キャタピラと前後しますが、インテリアの完成です。
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左側のスポンソンに無線機類を取付け。
M40-75/18 S.P.G 【24】と説明が重なりますが、左よりRF1CA無線機電源函(power pack)、計器盤(driver's instrument panel)。
一応、配線は資料に基づいています。この後で無線機の左上のコネクタ-にアンテナのコードを差込んで完成です。資料を当たっていてヘッドホンやマイクの接続方法も判ったのですが、キリがないしごちゃごちゃするのでやめておきました(言いわけ)。

右側のスポンソンにはブレダM30 6.5ミリ機関銃と、その架台があります。
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その下は自作した75ミリ砲の砲弾ラック
工作スキルが低い人が作るとこうなりますよ、の見本のような牧歌的な出来栄えですが、ご容赦を。

とは言っても、戦闘室を載せてしまえば、これ全て良く見えないんですけどね。ははは。よもやLEDライトで照らして中を見る人なんか居ない…あー、合同展には居そうで怖いな。


追記です。仮に戦闘室を載せてみました。アンテナコードの接続はこのようになります。
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被膜の色までは判りませんが、古い欧州の機械(と言ってもお菓子とかパンの機械ですが…)では、赤いゴム被膜のコードを良く見かけるので塗ってみました。まぁ気分です。

アンテナの下側にはこのような部品が付いています。銀色のハンドルはローレット(ピンバイスの先端にあるような滑り止めの模様)なので、恐らく「左右方向に振って向きを変える」「ハンドルを捻ってアンテナを倒す」構造ではないかと想像します。上に在るアンテナの基部の鍋みたいな物体の中には傘型のギアが縦に内蔵されているので、あながち間違いではないと思いますが。

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2013-12-21

M40-75/18 S.P.G 【26】

Friulmodel ATL-18、 M13/40用キャタピラを組み立て。仮組みしてみました。
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弛み具合はまぁまぁいい感じ。フリウルの場合、若干キツければぐにぐにと曲げて、リンクを緩くして伸ばす裏ワザもありますが(自己責任で以下略)。

なお、ここに来てキャタピラと起動輪が上手く噛み合わないという大問題が発生。起動輪の歯が少し大きいようで、4-5リンクを何とか噛み合わせると、前後がまったく噛んでいきません。一体どうなってんだよフリウル。
仕方なく、起動輪の歯を1枚づつ18枚×4、サンドペーパーで削って調整し、解決しました(こういうのはもっと早い段階で判りそうなものだが…)。

写真のようにフリウルキャタピラのピン差込み穴は目立つので、この後(おまじない程度ですが)、一か所づつ溶きパテを擦り込んでおきました。真鍮ブラシで磨いたあと水洗いし、念のため離形剤落し液に一晩漬けこんでおきます。

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2013-12-19

M40-75/18 S.P.G 【25】

インテリアの塗装が完了。ようやくシャーシ部品に、前部のフェンダー+アクセスハッチ部品を取り付ける事が出来ました(何度も書いてますが「部品の取り付け」がトピックになる製作記って…)。

接着前に、作品の固定用ネジを埋め込んであるモデルヴィクトリア(MV)の変速機部品がネジ留め時に外れてしまわないよう、見えない部分にタミヤのエポキシパテを充填し、ガッチリと固定しておきます。
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①前面のフェンダー固定具をプラ板で製作。08年のリニューアル版で正しい形状になったフェンダー前端との繋がりが自然に見えるように加工します。

②フェンダーのリブを1ミリ幅のプラストライプで表現。実は京商のラインテープを用意していたのですが、柔かく思い通りに貼れるものの、柔か過ぎて経年劣化が心配になったので面倒だけれど堅実な方法を選びました。王道に勝る近道なしです(いや、それ程のことでは…)。

内部の塗装とアンテナコード等の追加工作を終えた戦闘室に、砲を取り付け。更に照準器を取付けると、ぐっと自走砲らしく見えてきます。左右方向は軸に多少遊びを持たせていたので、隙間が出ないように真っ直ぐ前を向けて接着固定。俯仰のみの可動です。
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照準器は根元にピンを仕込んでおき、砲の固定後に後付けしました。接着してみると若干傾いていたので、右手の指で押したら支えていた左手の指に力が入ってしまい、操縦手バイザーのアーム(MVのパーツ)がポッキリ折れて、バイザーが取れてしまいました。
慌てて折れたアームをピンセットで摘んで再接着しようとしたところ、…部屋の一番生活感が漂っているコーナーに音もなく飛んで行きました。

嘆いていても仕方ありません。プラ板でアームとヒンジを作り直しーの、荒れた接着面をパテ修正しーの、バイザーの角度に注意して再度取り付けーの、マスキングしてガイアのインテリアカラーを吹きつけ―の、で何とか夕方の数時間でリカバリーを終えました。
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こういうのは焦るしイライラしますが、何ヶ月も模型を作れなかった人間とは思えない位に手が動きます。模型脳復活中。完了してみると元より出来が良くなったような気もするしね(前向き)。

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2013-12-18

製作系ブログ

ランナーズを創った男、ブルータンク氏のブログ戦車模型製作日誌が数ヵ月ぶりに更新されました。

サッカーでは「なかなかゴールが決まらないが、決まり始めると止まらない」状態をよくケチャップに例えますが(振っても直ぐに出ないが、出始めたらドバドバ出る)氏のブログはまさにコレです。え、却って判りにくいですかそうですか。

今回の内容はトランペッターのT64A1972(そういうキットらしい)、怒涛のディティールアップ画像集。相変わらず説明は必要最小限で「見て判れ」ですが、現用ロシア戦車に興味がある方もない方も、ディティールアップする方もそうでない方も、戦車モデラーならば見ておくべきエントリかなと思います。なかなか更新されないので注目されにくいですが、ぜひお知り合いに勧めてください。まぁ、あの、あまり仲間内を褒めるのもナンですが。

「戦車模型製作系ディティール追求派」ブログのブルータンク氏の作品が生で見られるのは合同展の「AFVモデラーズクラブ・ランナーズ」ブースだけ(宣伝)。来年の合同展参加申し込みを先日済ませました。次こそは私も作品を持って行けそうなので(ああ、言ってしまった…)今から楽しみです。

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2013-12-14

塗ってます

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セモベンテ作業中。そろそろインテリア塗装がすべて終わります。そうしたら、ようやく車体前部(アクセスハッチの部品)の取付け、フェンダー前端の処理のステップへと進めるわけですよ。やれやれ。

写真はインテリアのスミ入れの様子。フィギュアと違い何色も使う訳ではないので、私はパレットではなく無印良品のアロマ用の陶器皿を使ってます。皿に溶剤を入れ、縁に少量の絵具を擦り付けてブレンドしてます。最近、同じものを追加で買おうと思ったのですが、どうやら縁がない形状に変わってしまったようでした。残念。

黒い筆軸はウィンザーニュートン。決してスノッブではなく、もうこれが無いと細かい部分は塗れません(ローガンなので)。タミヤの面相筆も持っていますが、筆軸が太いのでこういう入り組んだ塗りには向いていないんですね。
銀色の塗料はタミヤペイントマーカーのクロームシルバー。万年の塗料皿に普通に入れると反射して塗料の状態が良く見えないんで、ひっくり返して使ってます(笑)。まぁ皿でなくても良いんですけどね。

以上、聞いたところで全く役に立たない、私のクセみたいなお話でした。

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2013-12-09

M40-75/18 S.P.G 【24】

リスタート宣言をして、デカールの話でお茶を濁して、その後Perfumeとサッカーの話。あ、こいつまたか?と思われたかも知れません。いえご心配なく、まだ作ってます。…え、ナニ誰も心配なんかしてない。少しは私に興味持って下さいよ。
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と言うわけで、インテリアの塗り分けなどをちまちまと行なってます。
左から操縦手のインパネ、RF1CA無線機、無線機用電源函。全てモデルヴィクトリア(MV)のパーツ。塗り分けは、M42 75/18の再現車両の画像を参考にしています。再現車両のインパネ等はオリジナルでは無いとの事で、マニュアルを元に作っていると思われるMVのパーツと微妙にメーターやスイッチの配置が異なっているため、色調のみを参考にして多分に想像を交えて塗っています。ローガンなのでメーターの描きこみは断念(笑)。
この後、車体左側のスポンソンに並べて取付けますが、よせばいいのにたった今ネットでこのRF1CA無線機のマニュアルを見つけてしまい、ケーブルの繋ぎ方が判ってしまったのでした。修正などでまた時間が掛りそうな予感。

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再現車両の75/18榴弾砲本体は揺架を含めグリーンで塗装してあったので、それに倣いました。

博物館の現存車輌ではインテリアと同じ白で塗ってあるし、また捕獲直後の記録写真を見ると黒に見えます。ですが根拠なく再現車両の重要な部分をこの色で塗らないと思うし、何より車体色のダークイエローにぴったりです。黒じゃちょっとねえ(適当)。
記録写真では黒っぽく見えるハンドル類は再現車両と同じシルバーに塗装。こっちの方が見栄えが良いしね(さらに適当)。

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室内はだいたいこんな感じに塗り分け。
でもまだスミ入れはやっていないし、先ほど繋ぎ方が判明したアンテナのケーブルも配線しないと。一旦塗り上ったら、パーツなどについて解説します。

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2013-12-08

J1リーグ 2013

【サッカー】
今季のJ1リーグが終わりました。最終節まで優勝の行方が判らない痺れる展開の末、広島が昨季に続き優勝。おめでとうございます。白状すると、ラジオ聴いてて川崎Fが先取点をあげた時に大声出しちゃいましたよ。マリノスファンの方すみません。

清水は昨年と同じ9位。最終節の柏戦に負けたけれど、勝っていたとしても結果的に順位は変わりませんでした。欲を言えばもう少し勝てて賞金圏内に入れれば良かったんですけどねー。でもシーズン当初の有り様を思い出せば終盤の残留争いに巻込まれなかっただけでも上等といえますか。
J1のチーム別年俸ランキングを見ると、清水は13位だそうなので(そう言えば、夏頃は勝っても負けても13位のままだったな…)、まぁ良くやってます。あ、監督の年俸は結構上の方だな…。来年こそは頼むよゴトビ…。


※このデータを見ると、広島は選手と監督の年俸がどちらも10位。Jの優等生ですね。でも、やっぱりお金はたくさん貰えた方が良いよね、と個人的には思いますが。

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