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2014年3月

2014-03-30

SEMOVENTE M43 75/46のリメイク【5】

セモベンテを作り終えたらまたセモベンテ。 セモベンテセモベンテ。セモベンテ地獄。

何か新しい作品に取り掛かろうかなーと思っていたのですが、資料やキットを引張りだすのが案外面倒くさいわけで、結局、以前やり掛けであったリメイクの続きなどを再開しようかなと。

前回(2012年2月)のエントリはこちら↓ 

SEMOVENTE M43 75/46のリメイク【4】

再開したと言ってもそれ程進展はありません。奥は立体資料としているM43 105/25。
T_dsc01051
さあ、前回の写真とどこが違っているでしょうか。また間違い探しか。

フリウルモデルのメタル起動輪は落として曲げてしまったので、タミヤに交換。軸を真鍮線から3ミリのプラ棒に替え、ポリキャップを仕込んで回せるようにしました。接着式のキャタピラなのであまり意味はありません。
プラ製になったついでに、オミットするつもりだった履帯外れ防止用のツメ状金具を取付けてみました。言ってる事がコロコロ変わるなしかし。

この後は足回りとフェンダー・スカートを組んでから、切り離した増加装甲を元に戻すという手順です(ホントに続くのか??)。

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2014-03-25

引続きセモベンテの話

前回の完成品写真が思うように撮れていなかったので、例の無観客試合の前にパパっと屋外で撮り直してみたのですが、手持ちで急いで撮ったため、殆どがダメでした。やはり時間を掛けなければいけませんね。後日やり直すつもり。
T_dsc01023_2
前回アップした画像よりもこちらの方が実物に近い色です。基本塗装の際にもう少し黄色を利かせれば良かったかな。昔の作品みたいにアースっぽく見えますね。

頂いたコメントにお返しした通り、6年の間で実際に作業していたのはたぶん40日間くらい、一日せいぜい3~4時間しか机に向かっていなかったと思われるので、手の早いモデラーだったら2週間程度で作れるレベルの完成品だと思います。

でも熟成(?)させておいて良かったのは、製作再開の度に作る方針が次々と変わっていった事ですかね。最初はリベットを打ち直さず、インテリアはキットに少し手を加えるだけ、のキットレビューくらいのつもりでした。だって幾らリニューアルされてても、所詮タミヤのセモベンテだもん。

それまでに集めた資料やパーツ(MVのアップデートキット、RBの砲身、ブラチのサスペンション、などなど)は、イタレリ版を手に入れてから使うつもりだったんですが、ある日ふと「そんなに同じものを何台も作れんな」と悟ってタミヤ版に集中させた次第です(悟るの遅過ぎ)。最初に足回りを作ったので、ブラチのサスペンションだけ余ってしまいましたけどね。今だったら、無理やり取り付けたかも。

お陰で、余り知られて居ないであろう誘動輪基部なども再現出来たり、いろいろ地味に自慢できる作品になりました。まぁ知られていないだけあって自慢してもよく判らないし、だいいち殆ど見えませんが…。

ふつう、長い間には決定版キットが発売されたりして、お流れになってしまうんですけどね。幸か不幸か出ませんでしたね(因みにブラチモデルから出たのはM15ベースの自走砲なので違う車輌です)。

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2014-03-23

無観客試合

【つれづれ】
引分けでは意味がないんだよなぁ。
「家での観戦を強いられてしまった善良な家族サポや、スポーツバーや居酒屋に集わざるを得なかった善良なサポたちの声援が、浦和の選手に届いた!」みたいな、マスコミの安っぽい筋書きをぶち壊すためにも、今日こそは勝たなければならなかった。

流れるのは原口の同点シーンと、テレビの取材を受け入れた浦和サポの家族やバーに集った若者たちの歓喜のシーンばかり。こういう美談にさせては、絶対にならなかったんですけどね。


※まぁ、リーグの1試合として見ると、アウェイで負けなくて助かった(特に後半)ですけども…。


※怒れる清水サポも、何だかんだ言いながら状況を楽しんでいるようでもあり… 
清水エスパルス遅報 【無観客試合問題】マスコミが伝えない今日の清水エスパルスサポーター(東京編)

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2014-03-16

M40-75/18 S.P.G 【35】 【完成】

イタリア陸軍自走砲 M40 75/18の完成です。
T_dsc01011
キットはタミヤMM296、インテリアパーツ等はModelVictoria、砲はRBmodels、キャタピラはFuriulmodel、尖頭リベットはMasterClub、一部にRCRとVoyagerのPEセットを使用しています。塗装は、ベース→ウォッシング→ドライブラシ→スミ入れ、のオールドスタイル。ベース塗装はガイアノーツ。ウォッシング、ドライブラシ及びスミ入れはMIGのmodelling oil color。詳細は「Italian Tank」カテゴリーの過去記事をご覧ください。

*     *


タミヤの「M40セモベンテ」は、金曜日の夜に作り始めたら、日曜日の夜にはもう完成できるような、ビギナー向けに良く出来たキットです。76年の発売当時の対象年齢が12歳くらいだったので、当然と言えば当然でしょう。

T_dsc01006
反面、作りやすさを優先しているため、足回りや、フェンダーなど一体化されている部分が多く、現代的なディティールアップを試みると、ちょっとハードルが高くなります。実際に手を入れて作るならば、イタレリ(出来ればプラ質の悪いズベズタ製ではなく、成形色がダークイエローのイタレリ製)の方が向いています。問題がある部分は幾つか専用のアップデートパーツが出ているし、細かく検証していないため断言出来ませんが、昔からタミヤよりも正確だと言われています。

そのためか、一般的にタミヤのセモベンテは手を入れて製作する対象にはなっていないように感じます。まぁ、だからこそ隙間モデラーの私がこうやって作れるんですけどね。

という訳で、この作品は「考証と図面に基づいて製作された正確なセモベンテM40 75/18のスケールモデル」では、ありません。あくまでも「私が考えたすごく格好良いタミヤのセモベンテ」です。17年前もそんなつもりで作ったんですが、今の目で見ると未熟な部分が多いので自分の手で更新したかったんですね。
セモベンテは、昔から好きなキットだったものですから。いえ、もう、おなか一杯なんで二度と作りませんけど(笑)。

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でも、さすがに決定版キットがアジア辺りのメーカーから発売されるんじゃないですかね。ハンガリーの突撃砲がインジェクションで出て、こんな有名な車輌が40年くらい前のキットしかないなんておかしいですもんね。もしそうなったら作るかも。今度はなんとか2年くらいで…。

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2014-03-15

M40-75/18 S.P.G 【34】

キャタピラを嵌めました。部品一つの取付けが記事になる製作系ブログって今まであっただろうか。
T_dsc00994
フリウルモデルのキャタピラは、ガイアノーツのメタルプライマーを吹いてから、黒と茶の混色でメタルの感じを残しつつ薄めに基本塗装。仕上げは水性のバフ系で「アルコール落とし」。ブルータンク氏の勧めで、初めてやってみました。

フリウルを組んだのは一番やる気が落ちているときだったので、差込み穴の処理などに問題あり。出来る事ならやり直したい。主に金銭的な問題でやりませんけど。
困ったのは、セットの起動輪との噛み合わせが微妙に悪いこと。事前に歯を削ったにも関わらず、嵌めるのにかなり苦労しました。


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乗員ハッチを取付ければ見えなくなる部分の記念撮影。

もう少しで完成です。誰が何と言っても完成と言ったら完成なのだ。

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2014-03-09

M40-75/18 S.P.G 【33】

ようやくスミ入れの完了。起動輪と上部転輪を取付けたら、何となく恰好が付いてきました。
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気紛れに転輪のゴム部分にサンド色のウオッシングを施したら、何だか青っぽくなってしまいました。こういう色のゴムもあるだろうな多分。無いか。

この後はOVMとマフラーにピグメント等でウェザリングをして、キャタピラを塗って取付けたらいよいよ、ついに、完成です

…あ、ハッチの取付けと、作業中に取れてしまったアンテナレストの再接着と、アンテナとライトのレンズの取付けも済ませたらですが。あともう少しスミ入れする箇所もあります。スミ入れ完了してないじゃん。

完成です、って言いたかっただけです。すみません。

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2014-03-04

出張

【つれづれ】
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出張のためブログはお休みします(いつも休んでるだろ…)。

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2014-03-02

M40-75/18 S.P.G 【32】

相変らず亀の歩みのごとく。セモベンテの墨入れが続いてます。
T_dsc00983
戦闘室上面の乗員ハッチの表側。今回はインテリアを作ったので、当然開いた状態で固定します。
従って完成後は見えなくなるため細かく塗る必要は無いのですが、何だか負けた気がするので一応塗っておきます。

白い丸は対空標識。たぶんハッチの大きさ一杯に描くはずなので、ちょっと小さめだったような。まぁ見えないから良いか。大きさを気にするなら初めから塗るなよという話なんですが。


T_dsc00985
後ろ側。ナンバープレートはModel VictoriaのPEより。ちょっとキビシイ塗りですが、ローガンなのでこれが限界です。仕方ないです。だからこんなもんなんですって!(逆切れ)

デカールもModel Victoria。ここが唯一タミヤ製と異なる部分なんですが、手持ちの資料ではタミヤと同じ黄黒の三角マークだけで、132とかVの数字が写っている写真などは確認出来ないんですね。これが一体何を表しているのか、ちょっと判りません。

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