FIAT3000 mod.21 ③
住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その3。
と書き始めましたが、例によって殆ど進捗はありません。いいのかそれで。
本来製作報告はSUMICONのBBSで週一程度行うようなのですが、あんなに人の多い掲示板に書き込みするのは初めてなので、コツが掴めません。
出だしに張り切り過ぎて、秋頃に「そう言えばあの人どうしたの」みたいにならないようにしないと。
今後はBBSへの書込みは短めで、これまでのあらすじはブログへどうぞ~みたいに誘導をしたいと思っています。
という訳で、BBSに書くほどでもない小ネタ的なことなど。
・「TauroのFIAT3000は昔のイタリアの雑誌の付録だった」という定説は、ご存じな方も多いのですが、詳細は定かではありません。
私を含めた多くの方が「昔々にイタリアのMGみたいな雑誌があり、その特集記事と大型付録がFIAT3000で」とイメージしていると思うのですが、最近その雑誌がeBayに出品されていたのを見た人の話によると、どうやら違うようです。
いわゆる模型の総合雑誌ではなく、たぶん簡単な戦車の解説のみのペラペラな冊子とキットのセットだと。そして、そのセットはシリーズ化されていて、イタレリのカーロアルマートや飛行機のキットもあったとのこと。※
どうやら雑誌ありきではないようで、キットの売り場所を、雑誌を並べている店にも増やす企画だったのではないかと想像します。※
そうなると、TauroのFIAT3000はそもそも雑誌の付録、というのも怪しくなりますが、例によってそれ以上は謎のままですすみません(調べろよ)。
※追記
・「Storia dei mezzi corazzati」という世界の戦車を紹介する雑誌であり、FIAT3000はそのオリジナルの付録用キットであったとのことです。
・「飛行機のキットと雑誌のセット」は同じ出版社の別のシリーズとのことです。
詳しくは本記事へリンク頂いたかば◎さんのブログ かばぶ 『雑誌+キットの謎(タウロ FIAT3000)』 をお読みください。
・23年前の作品との比較。
23年前に勢いで作った作品はご覧の通りガラクタと化してますが、あまり手を入れていなかったのが幸いして、現在、元のディティールの見本となっています。
砲塔の天板は実物と同様に、側面を組んだ後に上から被せる構造になっていますが、プラの厚さが1.3ミリほどあります(赤矢印が接着ライン)。
折れ曲り部分もあるので、ここをパテ無しで薄く削り合わせるのは難しく、ウェブで拝見する多くの完成品がそうであるように、素直にそのまま組むのが完成への近道かと思います。もちろん当時の私もそうしています。
然しながら今回は、天板が厚いと「妙に額の長い人」みたいに見えるかなーと感じたので、0.3ミリ厚に削り合わせてみましたがどうでしょう。
…昔の自分の作品も含めこの砲塔は「額が長い」と脳に刷り込まれているので、実はどうも違和感が消えません(笑)。
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