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2015年6月

2015-06-29

FIAT3000 mod.21 ⑧-2

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その8の追記(バカか俺は)。

えー……。

昨日、ブログとスミコンBBSに投稿してから気づいたんですが…。

シャフトの細さについていろいろと言い訳をしておいてナンですが…。

ここに真鍮パイプを通すのを忘れてました。
T_dsc01277
そりゃあ細く感じるわけだよ、ははははは…(力なく笑う)。

手持ちの真鍮パイプが無かったので、ここは課題だなと思っていながら、すーっかり忘れて接着しちゃったんですね。

接着してしまった組み合わせパイプって剥すのが厄介でしたよ。
あー大変だった。自業自得ですねそうですね。


WaveのC-パイプの内径1.65、外径2.1が予め測っておいたようにどんぴしゃです。測ってなかったのかよ。

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2015-06-28

FIAT3000 mod.21 ⑧

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その8。

宣言通り、この部分の工作はひと区切りとします。起動輪の位置確認を兼ねて記念撮影。
T_dsc01275
こうして並べてみるとシャフトが細すぎたかな…。でも、太くすると周りの構造物を全て大きくしなければならないんですよね。すると限りなく元のパーツに近付くか、もしくは取付け位置がおかしくなってしまうので、こういうキットを組んでいる以上仕方ない事でもあります(以上言い訳でした)。

起動輪はプラパイプの軸に差込んでいるだけなので、まだグラグラして隙間が開いています。
このあと真鍮線を通して、塗装しながら後ハメできるようにします。
あ、その前に起動輪の穴を塞いで整えないと。起動輪に関しては、仕上がってから別に書きます。

ギアハウジングのディティールはこんな感じ。前後に割れる、ここに三角形の補強がある、という情報からの想像(笑)でかなり矛盾してますが、前回申した通りここは完成後は殆ど見えない部分なので、とっとと先に進みます。

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2015-06-23

FIAT3000 mod.21 ⑦-2

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その7の追記(めんどくさくてすみません)。


さて間違い探しです。前回の写真とどこが違っているでしょうか。
T_dsc01269
って、赤矢印いれてるじゃん…(それでも判らなかったりして)。

シャフトを支えている固定具のボルト部分のディティールをオシャレに変更しました。
プラストラクトの1ミリの半丸棒に0.25×1を貼って嵩上げし、短冊に切ったものを片側6個取付け。
その上に0.5六角棒のスライスを付け直し。
記録写真で見ると、ボルト頭が妙に目立つので、恐らくこうなっていると思われます。

あと、ギアハアウジングは起動輪の軸部分を中心に前後に分割される筈なので、そのためのディティールを入れてこの部分は終わりにしようと思います。

終わりにします。終わるったら終わるよ!終わるんだから!(逆切れ)


※因みに、これらは尾橇を取付けると殆ど見えなくなります

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2015-06-21

FIAT3000 mod.21 ⑦

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その7。

Tauro ModelのFIAT3000は元々雑誌の付録であったと以前の記事で紹介しましたが、40年ほど前の「付録」ですからもっとトイライクだった可能性もあったわけで、そういう意味では良く出来ていると思うんです。
仮に完全なオモチャであったなら、こういう形で世に残らなかったし、私が作る事も無かったでしょう。

但し、この箇所だけは何故か付録クオリティーになっちゃってるんですね。
T_dsc01264
起動輪の減速装置が、ギアむき出しの表現になってしまってます(緑色の旧作品の部品。動力の伝わり方を教える教材としてならばある意味正しいですけれども)。

幾らなんでも1920年代の機械ですから、減速装置はきちんとケースに収まり、オイルで満たされている筈です。

そんな訳で尾橇が外された後部がぼんやり写った1枚の記録写真と古い図面などから、推測を交えて作ってみました。

…まぁ皆さん見てお気づきだと思いますが、至って普通です(笑)。
ルノーFTのコピーなんだから、ここだけそんなに奇抜ではないですよね。

ケース本体はジャンクパーツの削り出し。プラ板積層は苦手なので、出来るだけ避けます(笑)。
貫通しているシャフトとそれを支えている部品は昨日も書いた、コントレールのプラパイプ組合わせ。
上の真鍮線は、同じ向きにする為の位置決め用。下のパイプにも真鍮線を通して、起動輪の軸にする予定です。
未だディティールの追加と修正を残しているので仮組みで接着していませんが、この部分の目途が立ちました。

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2015-06-20

Wave プラ=パイプ

先週、ひさびさに模型やさんに行って買い物をしました。

と言っても、素材や工具です。スミコン参加の皆さんの作品を拝見しても、最近のキットは部品点数が多くて組める気がしません。
あと、長いブランクで価値観が一般人化してるので価格の面でもちょっと(とても昔「プラの人形焼き」みたいなキットに数千円払っていた人間とは思えん)。

素材ではWaveが頑張ってますね。グレーの目盛り付きプラ板は便利そうなので、つい買っちゃいました。使う予定はありませんが(無いのかよ)。プラ棒、プラパイプも安価でサイズも揃ってます。サークルのO村くんによると、ガンプラモデラーなら必携だそうですよ。
私も昔なら「そうか、んじゃ端から全部買うわ」と大人買いしたでしょうが、今では2種類を選ぶのに、何度も買うたやめたです。ああ我ながら情けない。

買ったのは3.5ミリと4ミリのプラパイプ。FIAT3000の転輪のスクラッチに使う予定です。
さすがにこんな太いパイプの在庫は無いよね。使った記憶無いもん。よしよし。

T_dsc01263
←って、もってたよーーー!

10年以上前に買った4本入りがまだ3本残ってるよ!(しかもエバグリだから長い)

そりゃ使った記憶ないんだから当り前ですよね。ははは。力なく笑っちゃいますよ。
私、実はまだ20年以上前のコントレールのプラ棒やプラパイプも使ってるんですが、一体これら全部使い切る日は来るんでしょうか(来ません)。

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2015-06-16

FIAT3000 mod.21 ⑥

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その6。

前回は結構キビシイ状況でしたが、何とかリカバーを終えました。ふう。
T_dsc_0246
←タブレットで撮ったので映りがイマイチです。すみません。

機関室ハッチの切妻屋根をレザーソウで切り取り、下を0.8ミリ削ってから、再接着。
どうですか、恰好良くなったでしょう(※個人の感想です)。

機関室ハッチのヒンジは0.3×2ミリの帯板と0.5ミリの丸棒を組合わせ。
吸気グリルはこのサイズをプラ材で作ると塗装時にバラバラになるため(体験談)、枠以外を真鍮丸棒で表現。


砲塔の右側頭部に取付けたのは、1935年制定の伊陸軍車両認識票です。イタレリL6/40付属のPEより。
規定に依るとFIAT3000の場合は「左頬」に掲示する筈なのですが、この型だと取付け台が前面の増加装甲板?に干渉します。
車輛認識票は車体に直付けではなく、必ず取付け台があり、台がボルト留めされていました。FIAT3000の場合はこのように固定されていると思われます。

資料本の記録写真(1941年アルバニア)に、右側頭部に掲示されている同型の車輛があったので、今回はそれに倣いました。
T_dsc01237

※手前がmod.30車体、奥がmod.21の可能性があります。


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2015-06-12

FIAT3000 mod.21 ⑤

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その5。

前回、目立った進捗はないと申しましたが、進むどころか後退しております。
画像1は昨日の夕方までの状況です。
T_dsc01259
機関室ハッチのヒンジなどのディティールを再現中。

えー今さらですが、エントリーした頃は、リベット打ち直しくらいで「さらっと」作るつもりでいたんですね。
ですから、赤矢印の部分、つまり元々のハッチの1ミリの厚みは承知していて、多少段が出来ていてもいいや、と思っていました。
今回はとにかく完成させるのが目標ですからね。

でも、眺めていて本来ツライチの筈のハッチと車体上面の段差が突然気になりだしまして。
何だかここが「異常に軒の低い家」みたいに見えてきて。そういうのってたいてい夜中ですよね。
で、やってしまいました。

T_dsc01261
画像2は、切り取った屋根の下側を1ミリぶん削り、突如出現した四角い穴を塞ぎ終えたところです。

そんな訳で自分の中のリトルme20の囁きに耳を貸した結果、ここ数日で行った工作が振り出しに戻りました。いや、唯一残っていた吸気口のモールドも無くなったので、むしろマイナスかもしれません。

まぁ、モデラーならこういう事ってありますよね。ないか。

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2015-06-07

FIAT3000 mod.21 ④

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その4。

何回も言うとしつこいですが、目立った進捗はありません。
だるまが後ろを向くとこうなっています。旧作との比較です。

T_dsc01253
・砲塔後ろ側。
乗降ハッチのヒンジと、把手のモールドの再生。ヒンジは軸が扉の外側に来るように少し大きく作り替え。
把手はコンマ4ミリの真鍮線で。引出しの把手をイメージして、裏側を平らにヤスっておきます。

この部分の課題は覘視孔の再現で、旧作では元の凸モールドの跡に、ルノーFTのように直接溝を彫っていますが、実物は遮光器土偶の如く「腫れた目」の形状です。どうするか考えどころ。でも自分でどう作っても似ないような気も…。

・機関室上部。
mod.21の機関室上部はこのようになっていると想像されるため、ハッチを作り替え。外側にはこれからヒンジが付きますが、開く側の留め方が不明。
mod.30のこの部分の構造はハッチが4枚で異なりますが、何と各3カ所の「ボルト留め」になっています。mod.21も同様かと思いきや、記録写真を見てもつるつるで何も無いんですね。ここは要検討です。

丸いジャンクパーツはラジエーターキャップ、唯一残した車体のモールドは吸気グリル、旧作から移植した緑色のモールドは給油口の蓋です。

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ついでと言っては何ですが、近況報告を少し。
お陰さまで左肩は手術後6か月を経過しまして、ほぼ完治致しました。
破れた布を繕うのと同様に、完全に元通りではありませんが、痛みがない分だけずーっと快適です。
ご心配をお掛けしました。ありがとうございました。

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