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2015-07-05

FIAT3000 mod.21 ⑨

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その9。

ようやく絵面が変りまして、今は足回りを作っています。
T_dsc01282
右側のグリーン成型色の旧作(の残骸)と比較しています。上面の追加工作以外は、ほぼキットのままです。

セリエ1のキットは初期生産型をキット化しているため、セリエ2ではビームの形状・長さが異なります。
前部のヒレ状の泥除けの追加と、ビーム後部の延長。この後、後部にも泥除けを追加します。
また、内側(写真奥)にはモールドが何もないので、「何かある」程度の簡単なモールドを入れました。

キットにはこの部分のレジンパーツ一式が用意されていますが、タウロ爺さん(想像)の「すまんのう、儂にはこれが精一杯なんじゃ…」というつぶやきが聞こえるような素朴な出来なので、使いませんでした。


足回りはビームの修正を終えただけで、まだまだ手が掛かります。他にも一から作らなければならないパーツもあるので、一体ゴールはいつなのか。全く見えてきません(弱音)。


T_dsc01285
タウロ爺(Walter De Paoli氏)のご尊顔と、キット付属のレジンパーツ。


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コメント

タウロ爺さん若い!(笑)
いやもう今は実際に歳を取ってるかもしれませんが。

「すまんのう、儂にはこれが精一杯なんじゃ…」には笑いました。

基本、ベースは何もいじっていない私のI号に比べると手を入れる場所の次元が違うわけで、私なら、「いいよいいよ爺さん、ここまで出来ていれば充分だよ」と言ってしまいそう。

投稿: かば◎ | 2015-07-05 21:32

かば◎さん

件のレジンパーツは、元のインジェクションのパーツに手を加えたものなんですが、「あなた、メガネの度合ってます?」と聞きたくなるようなぐにゃ~っとした出来映えです(笑)。
見ているとじわじわ来ます。こんなパーツでも、ビニール袋に入っている時には魔法が掛かっていたらしく、使えると思っていたので不思議ですね…。

確か、タウロって飛行機のキットをリリースしたくて、そこらの金型をタダ同然で掻き集めて興したメーカーじゃなかったでしたっけ(うろ覚え)。それが付録模型のFIAT3000だったとか何とか。だから戦車のキットには、それほど愛はないのかも知れませんね、タウロ爺。

投稿: me20 | 2015-07-05 22:48

>>タウロって飛行機のキットをリリースしたくて

ありゃ。そうだったのですか。

しかし、オリジナルの第一作はA7Vでしたし、これは当時、35AFVとしては画期的な連結履帯付き、内部付きで、結構愛があった気がします。愛に技術が付いてきていない感がぷんぷんしますけれど。何しろ、付属の金属ピンを履帯の穴に挿しこむと、はめ合わせがきつくて、穴がちぎれちゃうんですよねー。

その後、「もうこの会社、なくなっちゃんだんだよね?」と思った頃にマッキC202フォルゴーレ~C205ヴェルトロの48が発売されましたが(FIAT3000とどちらが先だったか……)、これまた、エンジン付き、機首のパネルは別部品の意欲作でしたが、やはり愛に技術が付いてきていない感がぷんぷん(笑)。おそらくもう一生作らないと思うんですが、ストック棚の奥に寝ています。

投稿: かば◎ | 2015-07-06 23:36

かば◎さん

記憶を辿ってみたら、ネタ元は(多分合同展でニアミスしていると思われるがお話した事のない)参成堂さんの個人ブログでした。
http://mokei.g.hatena.ne.jp/sanseidou2nd/?of=5&word=*%5B%E6%A8%A1%E5%9E%8B%5D

これが事実だとすると、A7Vもオリジナルかどうか怪しいですけども。潰れたメーカーの金型??
A7Vは持っていましたが、だいぶ前に処分しちゃいました。何度も箱を開けて作ろうか、やっぱやめたを繰り返してたので(笑)。

投稿: me20 | 2015-07-07 09:41

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