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2015年7月

2015-07-28

Bergetiger in Action

ピクチャを整理していたら、とても懐かしい画像が出てきました。

T_blogphoto1_117
ランナーズ初の合作ディオラマ「ベルゲタイガー・イン・アクション」。20年以上前の作品です。

ベルゲタイガーの砲塔(の一部)は私。ベルゲと、エンジンを降ろしてるタイガーⅠはブルータンクさん。
建物はTさん、2階の窓から見える入浴中の女性はにょさん。それ以外のフィギュアと、ベルゲの横に僅かに見えるアルビーのシトロエン11CV、その後ろの(隠れて見えない)イタレリのシュビムワーゲンと石畳のベースなどは私。見えていないタイヤ物の周りにもフィギュア。エレールのロバもいます。
今では考えられませんが、当時の私はディオラマビルダーだったのです(遠い目)

現在の目で見るとホーネット頭のフィギュアを並べただけの拙い作品ですが、タミヤのタイガーⅠが発売されて間もない当時は、結構評判になったものでした。

元の写真はタミヤさんが合同展の会場で撮影して、タミヤニュースの情景コーナーに載せたものです。だから白黒なんですね。
そのキャビネ版の写真を2009年の5月にデジカメで撮って拙ブログにアップしたのですが、ご覧の通り酷いピンボケだったからか、えらく小さなサイズでした。元の写真をスキャンすれば良いんですけど、どこに仕舞ったか現在行方不明です。
当時フィルムのカメラで誰かが撮ったはずなんですが、写真で見た覚えがないんですね。どうしたかなぁ。

ランナーズの合作ディオラマ2作目は、この後に参加した大日本絵画「モデルズ・イン・アクション1/ノルマンディ(94年刊)」の「森の中のキングタイガー」でした。因みに、このモデルズ・イン・アクションのスタッフでその後「アーマーモデリング」が創刊されています。

結局、合作ディオラマは2作で終了。と言いますか、これ以降、私は情景作品を一切作っていません。
偶には作ってみたいと思わない事もないですが、今よりも作品数が減る事必至、なので…(笑)。

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2015-07-20

FIAT3000 mod.21 ⑪

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その11。

世間並みに三連休でしたが、さっぱり進んでおりません。既にゴールした方もいるので焦ります。

さて、ここ数日のご報告です。
エンジンスターターを製作(地味だ…)。例によってほぼキットのままの旧作との比較。
T_dsc01292
パーツのモールドを削り取って真鍮線の軸を打ち、ドリルレースで形状修正。リブを正しい位置に変え、クランク軸としてコンマ8角のプラ棒を作り、接着(説明長い)。

キットには配管っぽい謎モールド(赤矢印)がありますが、これはクランク棒です。
セリエ2でもこの場所にセットされていたかは不明です。締切に間に合いそうなら作るつもり。


簡単に作れると思っていた履帯調節装置が意外と手間取り、大誤算。
T_dsc01295
だってよく見えないんだもん(泣き事)。
誘導輪の軸を受けているピローブロック(写真上)と、調節部品(写真下。名前ワカリマセン。まだ調整用ボルトは付いていません)。
ピローブロックの頭に付いているのはグリスカップ。


更に大、大誤算なのがブラチモデルのキャタピラ。
そのままで調子よく組めると思い込んでいたのですが、何と嵌りがユルすぎて、動かすとバラバラになってしまいます(泣)。1枚づつ、調整・加工しながら組まなければなりません。起動輪、誘導輪、転輪とのフィットはそれからになります。

何だか雪だるま式に工作量が増えていくので、ちょっと本気で焦ってきましたよ。

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2015-07-15

FIAT3000 mod.21 ⑩

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その10。

先週末は製作時間を取れなかったので、あまり進んでいませんが一応ご報告。
起動輪の穴埋め、ビームのディティールアップ、後部泥除けの製作、車体のリベットの追加などなど。各パーツは未だ接着していません。
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ビームの上面にはサスペンションのダンパーの取付部と思われるボルトがあるはずなので追加。ボルトの数と位置は推測です。

キットの起動輪は初期型の穴開きになっているので、プラ板とパテで埋めます。これも一応レジンパーツが付属していますが、前回書いた理由で使っていません。

以前も書きましたが、誘導輪にさほど手が掛からないのが大助かり。この部分は、あと履帯調整装置を作ればオーケーです。

逆にゴールが見えないのが上部転輪で、ここはほぼスクラッチとなりそう。前後の端に開いている穴がそれぞれ支持架の取付部なのですが、結構複雑なのと、キャタピラの通りを見つつの工作なので難儀しそうです。

中ほどの下に開いている穴はスターター、その上の穴は消音器の取付部です。どちらも工作は未だできてません…。


起動輪の比較。
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右がキットの起動輪(初期型)、左上がキットの起動輪を穴埋め加工したもの、左下が付属のレジンパーツ。

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2015-07-05

FIAT3000 mod.21 ⑨

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その9。

ようやく絵面が変りまして、今は足回りを作っています。
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右側のグリーン成型色の旧作(の残骸)と比較しています。上面の追加工作以外は、ほぼキットのままです。

セリエ1のキットは初期生産型をキット化しているため、セリエ2ではビームの形状・長さが異なります。
前部のヒレ状の泥除けの追加と、ビーム後部の延長。この後、後部にも泥除けを追加します。
また、内側(写真奥)にはモールドが何もないので、「何かある」程度の簡単なモールドを入れました。

キットにはこの部分のレジンパーツ一式が用意されていますが、タウロ爺さん(想像)の「すまんのう、儂にはこれが精一杯なんじゃ…」というつぶやきが聞こえるような素朴な出来なので、使いませんでした。


足回りはビームの修正を終えただけで、まだまだ手が掛かります。他にも一から作らなければならないパーツもあるので、一体ゴールはいつなのか。全く見えてきません(弱音)。


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タウロ爺(Walter De Paoli氏)のご尊顔と、キット付属のレジンパーツ。


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