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2015年9月

2015-09-30

FIAT3000 mod.21 ㉑

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その21。

mod.21の工作は、その21をもって完了。上手いねどうも(たまたまです)。
T_dsc01355
日曜日(27日)の午前中にツインメッセ前の文房具店で黒い画用紙を買ってきて、自宅ベランダで急いで撮りました。

前回との違いは、誘導輪のテンショナーと、軸のナットを取りつけた事くらいです。
ナットはMaster Clubのキャッスルナット1.8ミリですが、いったい何のためにこんな大きなサイズを買っておいたのか不明。でも役に立って良かった。
実物の誘導輪の軸は両側が段付きになっているので、ネジ部分はこの位の太さだと思われます。

T_dsc01356
キャタピラはブラチモデル。買った時期の違いで2色になっています。組むのは簡単ですが、やはり簡単に外れるので、ご覧の通り嵌め合わせの突起を一つづつプラ材に交換しています。

車体前面のU字シャックルは、軸と一体になっているキットのパーツを切り離して修正したもの。
また、機銃カバーの奥に仕込んだ真鍮パイプが見えます。

*
T_dsc01359
機銃カバーの横面のスリットは、ケガキで再現。

いつもは見る際に左側を正面に考えているのですが、今回は車両認識票とナンバープレートが右側にあるので、こちら側の方が見どころがあるかも知れません。
車両認識票はイタレリのL6用、ナンバープレートはキット付属のPE。と言ってもただの板ですが(笑)。
上部転輪を支えている部分のディティールが見えます。こうしてみると結構目立つので、頑張った甲斐がありました…いや、それ程でもないか。

T_dsc01364
尾橇は薄いプラ板なので透けてますね。塗装を工夫しなくてはいけません。

さて、これで完成しました!とはさすがに言えませんが、SUMICONではこの状態で一区切りとさせていただきたいとお願いしました。
実はちょっと目にきてしまいまして、しばらく休めないとこのままでは少しヤバいかなと。全く歳は取りたくないものです。

住友さんには「完成、未完成は本人の判断に任せる、未塗装の作品に投票するかどうかも参加者の意思で」というお返事を頂きました。大人ですね。
また、参加されている皆さんからもとても暖かいコメントをいただきました。住友さん、皆さん、本当にありがとうございます。
「製作期間が年単位」の私が、数か月で工作完了までこぎ着けられたのはSUMICONに参加させて頂いたお蔭です。心より感謝しています。

T_dsc01385
製作を休むといっても半年、一年模型に触らないとかではなく、休日の昼間にぼちぼち進めて行くつもりです。あくまでも希望ですが。

出来れば年内に何とかしたいなぁ。ずっとこのままじゃ恰好悪いもんね。来年の5月にはこれともう一つの2作品持っていきたいなー。
無理かなー。むりかもね(トーンダウン)。

*
T_dsc01387

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2015-09-23

FIAT3000 mod.21 ⑳

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その20。

起動輪と誘導輪を両面テープなどで仮組みして、キャタピラを巻いてみました。
T_dsc01346
誘導輪のテンショナー以外のパーツは取付けてあるので、ほぼ完成の状態です。

ごめんなさい。自画自賛っぽくて申し訳ありませんが、すげえ恰好いいです(感じ方には個人差があります)。
タウロのFIAT3000をカッコよくする」という当初の目的は達成できたんじゃないかなー。

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T_dsc01352
30年型になるとスコップやバールも装備されますが、21年型のOVMはジャッキとツルハシだけです。
ツルハシはタミヤMM294のセモベンテより。取付け方法はご覧の通り、先端と柄の右側をホルダーに差込み、左側のベルトで固定しています。
ホルダー類は、在庫の各社PEセットを加工したもの。
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T_dsc01343
おまけにもう一枚。やっぱ恰好いいですわ。

あと一か月です。何となく期限のあるコンペでは、このままの方が良いような気がしてきました。住友さんに未塗装でフィニッシュをお願いしようかな…。

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2015-09-22

FIAT3000 mod.21 ⑲

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その19。

完成です。念のため言っておきますが砲塔だけですよ。しつこいか。
T_dsc01342
機銃(の装甲カバー)はwaveのプラ=材料・テーパー丸棒1.0-3.0より製作。2ミリのテーパーが付いた長さ100ミリのプラ棒です。AFVだと余り必要ないかもですが、ガンプラモデラーは必携なんだそうですよ。

切り取って使用した長さ17ミリの間には0.4ミリのテーパー(根元が2.1ミリ、先端が1.7ミリ)が付いています。
記録写真では棍棒のように見える物もあり、この中に機銃が入っていると思うと少しシャープ過ぎるような気もします。しかし、キット付属のレジンパーツ(これよりも更に細い)に合わせて作った銃身の取付穴がこれ以上拡大出来ないので、良しとしました。先端の少し奥に、真鍮パイプを仕込んであります。

ドーム状のハッチの上面には、頂点から後ろ方向にチェーンのモールドが施されており、記録写真でも確認できるので、長期在庫だったVPのスモールチェーンで再現してみました。
恐らく開いた際の固定用だと思われますが、詳細は不明です。

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2015-09-20

FIAT3000 mod.21 ⑱

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その18。


完成です。念のため言っておきますが尾橇だけですよ。言わんでも判るか。
T_dsc01341
だんだんと更新内容が地味になってきました。
こんな事してるくらいなら作れば?なのですが、工作の集中力が続きません。特に目が…。

ジャッキを実物に倣って取付けます。
実物の取付け方法はご覧の通りで、下の固定金具に置き(ジャッキ下面にボッチがハマり、ずれないようになる)、上の支持架に炭トング状のピンを貫通させて、固定する仕組みになっています。
まぁ、ちょっと想像も交えてるので違ったらごめんね、なんですが…。


それにしても「あとちょっと」からなかなか進みません。この連休で何とかなるかな。ならないか。

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2015-09-17

FIAT3000 mod.21 ⑰-2

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その17の追記。

昨日製作した尾橇を車体後部に取付けて記念撮影。
T_dsc01338
うぅわぁー恰好いい!(感じ方には個人差があります)

これだよこれ、俺はこういうFIAT3000が見たかったんだよ!(個人の感想です)

…のような、妙な達成感に満たされております。まだまだ工作は残ってるんですけどね…。

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2015-09-16

FIAT3000 mod.21 ⑰

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その17。

前回のジャッキに引き続き、車体尾部の尾橇本体の工作。
T_dsc_0344
タブレットで撮ったのでベースの方にピントが合っちゃってますね(言い訳)。

ジャッキと切り離した横面のパーツをサンディングして薄くし、アングル材の組み合わせに見えるようにプラ板を貼ってみたり。
ご覧の通りの単純な工作なので、あまり書くことがありません。でも、例によって削り過ぎてパーツを何度も折っちゃったり、完成後にプラ板の幅が気に入らずにやり直したり、と無駄に時間が掛かってます。まだ、ジャッキの取付が残ってるし…。

目盛り付きのプラ板はこういう時に便利なのですが、写真に撮ると水玉模様が間抜けですね(笑)。

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2015-09-12

FIAT3000 mod.21 ⑯

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その16。

いよいよ工作の最終段階、車体尾部の尾橇(びぞり。超壕装置)です。
製作中の車輛は砲塔の横面に車輛認識票を備えた1935年以降、41年くらいの設定ですが、wikipediaに依ると「尾橇は1930年代後半には撤去された」と書かれています。 
しかしながら手持ちの資料の1941年とされる複数の記録写真に尾橇が装着されているFIAT3000が写っているので、尾橇付きの状態として製作しました。あった方が恰好いいしね。

先ずは(珍しく)ビフォーの写真から。
T_dsc01249
キットのままの側面パーツです。それ程出来が悪くないように感じますが、ジャッキが一体に成型されており、抜きテーパーがきつく、実感を損ねています。
また、よく見ると鋼材の組み合わせ方が両方内側のパターンにモールドされています。

実物の構造はルノーFTのものと殆ど同じなので、在庫のON THE MARK MODELSのFT-17用PEセット( MB Models用←ことごとく90年代…)を検討してみましたが、やはり取付け角度とかが微妙に合いません。あと、ここだけ精密になっても他の工作とフィットしないんだよねえ(PEめんどくさいし…)。

という訳で、レザーソウでそりの側面パーツからジャッキを切り離し、別パーツにしてそれぞれディティールアップすることにしました。


切り離したジャッキの工作。
T_dsc01335
下面が斜めになっているのは三角形の取付けベースの表現なので、一旦削り取って平らにします。
表面のモールドを一部生かしてディティールを追加。ツメはそのままだと短いので、端材で作り替え。
ぺったんこだった裏側もサンディング後にそれらしくディティールアップ。

「輪っか」はRPMのロレーヌシュレッパーを潰した際に車体モールドから切取っておいたもの。こういう「一体いつ使うんだ」な取り置きパーツがハマると気分いいですねー(伝わらん)。


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2015-09-06

FIAT3000 mod.21 ⑮

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その15。

上部転輪のビームを仮組みして、きちんと中心が出ているかを確認します。
T_dsc01321

前側の支持架も後ろ側の取付基部も、一番初めにモールドを全て削り取っているので、スクラッチしています。
両方ともキットのままだと実物の形状と異なっており、生かせる部分は支持架パーツの表面のモールドのみです(細かい部分のビフォーアフターとか、工作中の写真を撮っていないため判りにくくて申し訳ありません)。

*


未だ接着していないので、工作部分が判り易いようにビームを外してみます。
T_dsc01324_2
前側の支持架及び後ろの取付基部は、概ねこんな形状です。

スプリングは、焼き鈍した0.4ミリ真鍮線を2本同時に巻いて2個作り、黒染めしています。
2か月くらい前は「上下の端をハンダ付けしてヤスって、実物のように平らにして…」とか妄想していましたが、今はそれどころではなく、途中写真を撮る余裕もありません…。

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今日の午後は操縦手用覗き窓の工作。
T_dsc01329
手持ちのバラしたリード線のうち比較的細い物を0.3ミリ洋白線に巻いて、ハッチのバネを作ります。
バネと覘視孔以外は良好なモールドのため、キットのままとしています(手抜きか…)。
覘視孔の幅は一旦キットの通り6ミリで作ったものの、いささか広すぎたため、4.5ミリとしました。

実物のハッチは絞ったバネにより車体に押し付けられ、内側よりハンドルで押し開き、任意の位置で引掻けて留められる構造になっています。
因みに上下逆ですが、現代の業務用製パンオーブンの扉も同じような構造です。内側からは開きませんけどね(当たり前)。

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2015-09-05

FIAT3000 mod.21 ⑭

住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品、製作記その14。

懸案だった覘視孔(てんしこう、洋書ではvision slitまたはobservation slitと書かれています)の製作。
T_dsc01319
FIAT3000には運転席覗き窓、運転席両側、砲塔後ろ扉の3カ所にサイズの異なる覘視孔があります。
0.25ミリプラ板を3.2ミリ、4ミリ、6ミリの3種類の幅に切断、それぞれに0.25×0.5ミリのプラ材を両側に挟んで薄ーい筒を作り、チョッパーで金太郎飴のように切って原型を作ります。

そのまま押し切ると潰れてしまうので、間にプラ板を差込んでおき、切断後に抜き取ります。

*


手で持った状態では加工しにくいため、一旦平らな不用部品に接着します。見たら何の部品か判りますね(笑)。
T_dsc01320
左が0.15ミリ(0.1とあるのは間違いです)のプラ材でスリットを作ったもの。右が0.25ミリで作り、中がその形を整えたもの。

本来スリットは0.2ミリ以下の方が良いので、試しに0.15×0.5ミリのプラ材を挟んで作ってみたところ、少量の接着剤が廻っただけでスリットが潰れてしまったため、広すぎるのを承知で0.25ミリにしています。
ご覧の通り、手作り感いっぱいです。いやー、己の限界を感じますね…。

因みに、製作中は一切資料を見てません。形が全然実物と違うので(笑)。

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2015-09-03

Brach Model Tracks for FIAT3000

もう9月になっちゃったなぁ…(ひとりごと)。

さて、注文していたブラチモデルのFIAT3000用キャタピラセットは注文後、2日ほどで無事届きました。
T_dsc01318
早速リンク数を確認してみたところ、5枚付きのランナーが20個、合計100枚入っていました。必要なのは片側約45枚×2=90枚程度なので、充分な数です。製品には問題ありません。ご心配をお掛けしました。

因みにこのパッケージ写真の作例はここにあります
結構頑張ってますねー。まぁ、最初は私もこんな感じでさらっと作るつもりだったんですけども(上から目線)。


ところで、最初に組んだキャタピラセットの不足分は何処に行っていたのかと言うと…
T_dsc01317
大変申し訳ありません
実はきちんと分けて取ってありました。
5月に洗浄してランナーから外したあと、使用不能分として20枚ほど別にして置いたのでした。
←こんなのばっかだったので不足したら直して使うかどうか、検討していたようです(他人事)。

でも、こんなのちまちま直して使えるようにしてたら、心が折れてますよ。
結局買い足して正解だったんだよな。うんうん、そうだそうだ、買って良かったんだねーははは。

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