2016年2月
2016-02-29
2016-02-15
RENAULT UE CASEMATE AMX ⑩
住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品第2弾、製作記その10。
この作品で大変重要なポイントである、デカールのお話。
年末に突如、UE2からUEシリーズ3の「ホントの意味での中国軍仕様」に変更したのは以前のエントリでお話した通りです。
この仕様を作る理由は「四角い青天白日の紋章が描かれた砲郭搭載型UEが存在した」事実が、少なくとも日本では殆ど知られていないと思われるからです(偉そうに言ってますが、紋章が描かれているのがレアだと言う事も含めて、私もまったく知りませんでした・笑)。
つまり、砲郭型で、この迷彩で、しかもこのマークのUEは(世界では判りませんが)、たぶん日本では初めての作品だろうと。あ、もしそうでなかったらすみませんね。
何れにせよとても珍しい作品になりそうです。最初に情報を頂いたセータ☆さん、ありがとうございました。
先ずは正面から。
メーカーエンブレムの対に四角い青地の青天白日紋章、変速機カバー正面に車両番号。
後で述べますが、青天白日は青地の大きな現用の丸い紋章を四角く切り出しています。
誤算だったのは簡単だと思っていた白字の番号で、劣化していたらしく貼っている途中でバラバラになってしまい、剥そうと思ったらはがれない、という最悪のパターンで。何とか誤魔化せているでしょうか。
あと、「816」にしたかったけど、6が無かったんですよね(いいかげん)。
次は横面。
ウェブサイト『OST-Front』での画像ではまるで心霊写真のようですが、台湾の同人誌『抗戦陸軍武備図誌』のクリアな写真をご覧になったかば◎さんから「青天白日はカーゴの横」という情報を頂きました。
『Tanks Encyclopedia』掲載のイラストでは車体の雑具箱の後ろ側に描かれていましたが、どうやらガセだったようです。そもそも同じ場所の反対側は排気管の後ろなので、疑問には思っていました。
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最後に後ろ面。
しつこく2か所も描いてあります。角度によってどちらか一方しか見えない、とかではないのに、一体なぜ、ここに並べてあるんでしょうね。
右側が車両番号の場合もあるようですが、先に述べた理由で番号にしなくて良かったです(笑)。
数字デカールは奇しくも台湾のスカイボーのものだったんですが、デカールって結構劣化するのが早いですね(それでも15年以上経ってるか…)。ドライデカールにすればよかったなあ。
かば◎さんから頂いた『藍天鳥工作室』製デカールです。
不勉強のため存じなかったのですが、青地が大きなものが現用の青天白日で、それをご覧のように四角くトリミングして使わせて頂きました。
事前にお聞きしていた通り非常に厚くて固い、ツヤのある素材でしたが、業界最強と謳われるグッドスマイルレーシングの「デカール剛力軟化剤」を塗りまくって何とか馴染ませました(リベットに掛かるものは前面のみで、他4カ所は幸い平面だったので楽でした)。
入手されてから時間が経っているとの事でしたが、糊の状態などは全く問題なく、厚いので透ける心配もありませんでした。
かば◎さん、ありがとうございました。
2016-02-08
RENAULT UE CASEMATE AMX ⑨
住友たかひろ氏主催のネットコンペ参加作品第2弾、製作記その9。
ベースの塗装が完了しました。先ずは前面から。
黒の縁どりはハンブロールエナメルのタンクグレイ。いわゆるジャーマングレーです。
本来はダークグリーン、ダークイエロー及び黒の迷彩ですが、其々ライトグリーン、インテリアカラー、タンクグレーを使用して明るめにしています。
矢印はマークの位置の確認です。
青矢印は中国軍の青天白日マークの位置を、白矢印は車両番号の位置を示しています。
車両番号は白色の数字で81〇(読み取れない)です。右の一桁は適当に当てはめたいと思います。
車体左側です。
車体ではなく、カーゴの側面の青矢印の部分に青天白日マークがあるとの情報をかば◎さんに頂きました。
反対側にも同じ位置に貼ります。
また(写真を撮り忘れましたが)、デカールはかば◎さんにご提供いただきました。ありがとうございます。
デカールに関する詳細は、無事貼り終えた後にご説明します。
右側に車両番号が書かれたものもありますが、折角なのでしつこい位にこれで行こうと思います(笑)。
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