CGV model 1906 armored car 【4】
住友たかひろ氏主宰のネットコンペ参加作品、第三弾の製作記その4。
そんなわけで(どんなわけだ)、あれこれ考えるよりも先に使えないと判断したモールドを削り取り、
ポリパテ→サンディング→タミヤの溶きパテ→サンディング→サーフェーサー吹き→溶きパテ(以下延々と続く)を繰り返しています。
また、車体の上部と下部を接着固定し、接合部に盛大に開いた隙間も上記の手順で埋めております。
右側ドアのモールドは、まだ埋め切れていないので溶きパテが残っています(画像)。
そもそも、資料といえるものが同一車両の数枚の写真と簡単な図面しかないので、もしかしたら違うタイプに右側のドアがあるのかも知れません。
同様に、このキットの修正不可能な最大の欠点と思われる車体上面の形状(本来はドアの後端あたりで角度が付いて折れている)も、こういう平らなタイプがあったのかもしれません。
まぁ、もし「シャロン装甲車については知らないことがない」みたいな方がいらして微に入り細に入り教えて下さったとしても、もう直しようがないので「へええ、そうなんですね」としか言えませんけれども。
しかし工作が地味すぎて、掲示板に報告できないな…。
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コメント
ああ、やっぱりほとんどつんつるてんのブロックになってしまうのですね……。
投稿: かば◎ | 2016-05-29 19:28
かば◎さん
≫ほとんどつんつるてんのブロック
いやいやいや、反対側のドアのモールドはちゃんと残ってますから(あーでも、ヒンジとハンドルは作り直します)。
このキット、あるはずのリベットがすべて省略されてるのが良いのか悪いのか…。
投稿: me20 | 2016-05-29 22:34
こんな装甲車があったのだ!? と思いWeb検索してみたらそれなりに写真があるものですね。
不明な箇所はイメージを膨らませて作られたらよいと思います。
自由度をもたせて素敵な作品にしてください。
投稿: hiranuma | 2016-05-29 23:59
hiranumaさん
どうもどうも。コメントありがとうございます。
この車両は不明な箇所だらけなんですが、もともと徹底工作はしない(できない?)つもりなので、判らないのが逆に助かっています(笑)。
スチュアート完成しましたね!こういう作品の常ですが、塗ってしまうと一見どういう工作か判らなくなってしまうのが、ジレンマではあります。
でもやはりODに塗って星のマークを付けると恰好良いですねー。加えて解像度の高さが、とても素晴らしいです。
投稿: me20 | 2016-05-30 08:55
お~綺麗に面が出てますね
地味かもしれませんが、きちんと水平、直角、平面を出すのは基本ですが、意外と難しいので個人的には興味深く見ます
パテを盛る→やすりがけ作業を繰り返してきちんと面が出せるのは素晴らしい技術だと思います
ご存知かもしれませんが、光硬化パテはレジンと相性良いしヒケが無いので、簡易の複製、隙間埋めなど手軽で良いですよ
投稿: ケン太 | 2016-05-30 21:54
>>きちんと水平、直角、平面を出すのは基本ですが、意外と難しいので
私、それすごく苦手です。
昔、ビッカース水陸両用戦車の車体をスクラッチしているとき、エッジ近辺が微妙に丸まっちゃいました。
投稿: かば◎ | 2016-05-30 23:02
ケン太さん
≫水平、直角、平面
いやぁー、よーく見ると波打ってますよ(笑)。なかなか上手くいかないです。
あと、このキットの場合、基準になる部分がない(どこも微妙に斜めっている)のが困ります。
光硬化パテは、持って入る事すら忘れるくらい使ってませんでした。どこかに使ってみます。
かば◎さん
私にとっては「スクラッチビルト」というだけで凄い事ですよ。
苦手どころか、スクラッチの選択肢は最初からありませんから。
投稿: me20 | 2016-05-31 17:23
車体の左右に斜めについている竿竹入れの様な物は何だろう? と思って
いたら想像が当たっていたことが分かる写真を見つけました。
すでにご存知かと思いますが参考まで。
スクロールしていくと下の方に出てきます。
http://coollib.com/b/271581/read
投稿: hiranuma | 2016-06-01 10:31
hiranumaさん
おおおお。これは重要な情報をありがとうございます。
樋状のものが簡易架橋であることは、露語版の図面に 「溝を克服するためのブリッジ」とあったので
理解していましたが、その下にセットされているロッドは何なのか、想像していました。
左右の橋をトレッド幅で固定するための棒だったんですね。
翻訳してみると簡易架橋のご先祖のようですが、何だか簡単にずれてしまいそうで、あまり実用性は無いように思います(笑)。
投稿: me20 | 2016-06-01 17:15