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2016-12-25

Carro Leggero L3/33 【4】

住友たかひろ氏主宰の「デザートコン」参加作品、製作記その4。

車体の合わせに一区切り付け、インテリアに着手。
因みにインストでは先ず燃料タンク、次に変速機、その次にエンジンを組立てる指示ですが、指示通りに入ると確実にモチベーションが低下します(断言)。
T_dsc01696
ご覧の、この小さなエンジンだけで33パーツ!
プラグ(と思われる)パーツなんて、少し伸びかけの私の爪の間に挟まっちゃいますよ(ゆえに「抜きの関係で大胆に省略してます」的な部分が殆どない、素晴らしい再現度ですが)。
ベルトはPEを使うよう指示がありますが、0.14ミリプラ材に変更し、プーリーにはモールドを追加しています(完成後は見えませんが…)。

なお、このあと資料を元に点火系と燃料系のパイピングを施す予定だったのですが、「機関室のハッチを開けてエンジンを見せる」ためには幾つか工程を加える必要があり、手が止まりかけてしまったのでオミットすることにしました。もともとフルインテリア等には興味がないので、必要以上には手を加えない事とします…
…加えません、やりません。やらないったらやらないんだから!(必死)


車体に変速機、燃料タンク、隔壁、エンジンを仮組みしてみます。
T_dsc01702
資料を元に隔壁を四角く切り欠いてエンジンを見せるよう加工したのですが、こうしてみるとほんの一部分しか見えませんね。
なお、この後ドライブシャフトのジョイント部分を塞ぐので、さらに見えなくなります(泣)。

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コメント

黒澤明監督は、映画のセットにタンスがあると、劇中では使用せず例えフィルムには写らなくとも、鋏などの小物や衣類を入れたのだそうです。
本来あるべき物をあるべきように再現する…。そういった拘りが、見る物にも目に見えない何かを伝えてくるんでしょう。


…ふとそんな話を思い出しました(^^;)。

投稿: セータ☆ | 2016-12-26 00:56

me20 さん

エンジン いいですねーいいですねー。
少しだけでも見えるのだから作ってしまいたくなる気持ちはよく分かります。

私が作っているものはもう少し小さいのですが見せるためにフードを開けた状態にするつもりで工作しています。

投稿: hiranuma | 2016-12-26 10:15

セータ☆さん

>>本来あるべき物をあるべきように再現する
うーん深い、実に深い!セータ☆さんが言うと更に深いな…(今一瞬「不快な」に誤変換されたのは秘密です)。

配線配管と言っても雰囲気だけなら簡単に出来るかな…いや待て!私はやらないと決めたぞ!やらないったらやらないんだから!(二度目)

投稿: me20 | 2016-12-26 10:20

hiranumaさん

これよりも小さいと言いますと小型車両でしょうか。エンジンが再現されているキットが多いですね。
思えばこういう工作はhiranumaさんの得意分野でした(笑)。

投稿: me20 | 2016-12-26 10:25

me20 さん

作っているエンジンはディフォルメされた簡易なものなので改造加工して作り込みをしています。
正確な写真があまり無く違うバージョンの写見比べてはどっちが本物か!?悩みつつ、ま雰囲気が出たらいいか、で勝手に配管したりでっち上げて。
困ったものでエンジンを作るとその周辺の配管配線やレバーなど繋がりのあるものを作っていく羽目になります(いつものことですが)。
当然に操縦席周りもきちんと作っておかないとダメです。
と、すると表側のボディや転輪、起動輪、キャタピラなども当然の様にディーテールアップしないとバランスを欠きます。
小さなキットなのですが小宇宙の様な感じになりつつです。
だいたいエンジンフードを開けているということは、、どういうシーンか?で展示表現にも多少の工夫が必要に、、。

投稿: hiranuma | 2016-12-26 13:40

hiranumaさん

おお、また面白い作品になりそうですね。

完成したらJミリにアップしてください。楽しみにしています。

投稿: me20 | 2016-12-26 18:08

me20 さん

ケッテンクラートの製作レポートをご覧いただけましたら幸いです。
欲張りなのでもう一つ古いものをスクラッチしたい(この前コメントしたもの)です。

投稿: hiranuma | 2016-12-30 17:23

>hiranumaさん

拝見しました。なんと言うか、ただただ仰天ですね。

タミヤのケッテンクラートは随分昔、クラブの共作ディオラマ用に作ったことがありますが、レベルが違いすぎます。

投稿: me20 | 2016-12-31 13:09

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