Carro Leggero L3/33 【10】
住友たかひろ氏主宰の「デザートコン」参加作品、製作記その10。
本来のデザートコンの締切りは今日でした。
締め切りを1か月延長して頂いたので、3月中なら余裕で間に合うかも?という淡い期待を一瞬持ちましたが、製作記が二桁に乗った現在も、「工作完了」の文字ですら遠く霞んで見えません。
あとひと月か……。
みなさまいかがお過ごしでしょうか(とりあえず一息ついてみる)。
さて、足回りも少し進めてみました。ここは特にディティール的な問題は感じないので(←だんだん資料を見なくなってきた)、基本的にキットのまま組んでいます……が、何も考えずにインスト通りに組み進めると、おそらくガタガタになります。
通常ならば、穴の開いた車輪に軸を通すのが基本だと思うのですが、このキットの場合は僅かなくぼみとわずかなポッチを両側から挟む方法です。しかも肝心なサイズが微妙に合いません。
そしてここに来てようやく気付いたのですが(気づくの遅すぎ)、このキットのパーツのダボ・ホゾに該当するものは、ほぼ全てが合っていません。
きつかったり、ゆるかったりなのでちゃんと組みたい場合はダボ穴を開け直したり、一旦埋め(て開け直し)たりする必要があります。これが地味~に面倒で、結構こたえます。
イライラしながらやっていたら、何十年ぶりに接着剤のビンを倒して、パーツを幾つかオシャカにしてしまいました。
幸い、もう一つあるキットとの共通パーツだったのでそちらで補いましたが、重要なパーツが溶けたら心が折れていたでしょう。
一応ベテランモデラーなので、合いの悪い程度はぜんぜん気にせず、さらりと終えなければならないんですがね…。
※備忘録。
日曜日に静岡ホビースクエアで開催されていた「静岡AFVの会」に行ってきました。
昼に約束があったので午前中のほんの少しの間でしたが、フジロイ氏にお声を掛けて頂き、お話を聞けて有意義な時間を過ごせました。
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コメント
おー。進んでいる。
「なんだか微妙に合わない」というのは、じわじわとHPを削られている感じがしますよね。
イタレリのL6もボギーの組立が今一つきちっと行かず、そこで製作がストップしてしまいました。
それ以前に本来ならアームの内側に入り込まないといけない転輪の幅がアーム幅とほぼ同じだったり、いろいろと「ガッカリ感」のジャブでヨロヨロになっていたところに最後の一撃を食らわされた的な。
me20さんのCV完成品はぜひ見たいので、あと1か月、頑張って下さい(って、私も頑張らないとイカンわけですが)。
投稿: かば◎ | 2017-02-28 22:41
かば◎さん
上の画像を見て、PEのペダルが2個無くなっているのに気づき、夜中まで修復作業してました(笑←笑ってる場合ではない)。
イタレリのL6は以前、ストレート組みのオーダーで作ったことがありますが、ストレートで作ると非常にストレスが溜ったのを覚えています。
しかも完成後に結構目立つパーツを付け間違ってるのが判って、落ち込んだり(実はその後雑誌作例はやっておりません)。
砂コンはあと1か月ですが、かば◎さんは塗装に入っているので完走間違いなしですね。私はこのペースだと塗装までいくか微妙です…。
投稿: me20 | 2017-03-01 09:18
me20 さん かば◎ さん
手練れのお二人でも難儀するキットだからこそできると愛着のある秀逸なものになるのでしょうね。
私が作ったイタレリのRSO/01とPak 97/38の場合も組み合わせがうまくいかず接着剤を付けてから朦朧としていました。
RSOはよく見るとウインドの透明パーツの淵に接着剤が付いているのが見えます。
キャビンは何回も削ってやっとシャーシーにやっと載りました。
M3 STUARTの場合も転輪や誘導輪がディテールアップするから余計にグラグラで困りました。
いまはキットの所為ではなくて、妄想に駆られて余計な工作を突き進んでいるため、彫刻のようなことをしています。
完成はいつのことか、、。
投稿: hiranuma | 2017-03-01 10:06
hiranumaさん
L6はもう一度くらいリベンジしても…と思ったこともありますが、このCV33は2度目はごめんです(笑)。
RSOは昔、トミー版を持っていたことがありましたけど、作る機会はありませんでした。もう作ることはないかな…。
元は70年代のMAX模型の金型なので、パーツの合いは悪かったのではないかなと想像します。
投稿: me20 | 2017-03-01 23:29