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2017年2月

2017-02-28

Carro Leggero L3/33 【10】

住友たかひろ氏主宰の「デザートコン」参加作品、製作記その10。

本来のデザートコンの締切りは今日でした。
締め切りを1か月延長して頂いたので、3月中なら余裕で間に合うかも?という淡い期待を一瞬持ちましたが、製作記が二桁に乗った現在も、「工作完了」の文字ですら遠く霞んで見えません。
あとひと月か……。

みなさまいかがお過ごしでしょうか(とりあえず一息ついてみる)。

さて、足回りも少し進めてみました。ここは特にディティール的な問題は感じないので(←だんだん資料を見なくなってきた)、基本的にキットのまま組んでいます……が、何も考えずにインスト通りに組み進めると、おそらくガタガタになります。
T_dsc01742
通常ならば、穴の開いた車輪に軸を通すのが基本だと思うのですが、このキットの場合は僅かなくぼみとわずかなポッチを両側から挟む方法です。しかも肝心なサイズが微妙に合いません。

そしてここに来てようやく気付いたのですが(気づくの遅すぎ)、このキットのパーツのダボ・ホゾに該当するものは、ほぼ全てが合っていません。
きつかったり、ゆるかったりなのでちゃんと組みたい場合はダボ穴を開け直したり、一旦埋め(て開け直し)たりする必要があります。これが地味~に面倒で、結構こたえます。

イライラしながらやっていたら、何十年ぶりに接着剤のビンを倒して、パーツを幾つかオシャカにしてしまいました。
幸い、もう一つあるキットとの共通パーツだったのでそちらで補いましたが、重要なパーツが溶けたら心が折れていたでしょう。
一応ベテランモデラーなので、合いの悪い程度はぜんぜん気にせず、さらりと終えなければならないんですがね…。


※備忘録。
日曜日に静岡ホビースクエアで開催されていた「静岡AFVの会」に行ってきました。
昼に約束があったので午前中のほんの少しの間でしたが、フジロイ氏にお声を掛けて頂き、お話を聞けて有意義な時間を過ごせました。

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2017-02-12

Carro Leggero L3/33 【9】

住友たかひろ氏主宰の「デザートコン」参加作品、製作記その9。

前回の投稿で紹介したライト基部は、そのままではライトが真直ぐ前を向かないので、全て削り取って作り直しました。
接着してから、一つパーツを入れ忘れていたのに気づくという、いつものパターンです。
T_dsc01737
さて、現在までに擦り合わせを済ませたパーツを並べて、デザートコン掲示板の報告用画像としましたのでブログに流用します。

機銃周りはほぼストレート組みですが、銃身は型ズレの段差にパテを塗り、リューターに噛ませてドリルレースで修正しています。

また、普通に組み込んだら100パーセント見えないであろうラジエーター(エンジンの後ろの円形の物体。これだけで44パーツ!)も一応組んでいます。
因みにシャーシに仮組みしてみたら、エンジン整備ハッチのある上部パーツに思い切り干渉しました。このキット、手を加えずにパチ嵌め可能なパーツが殆どありません(泣)。

2017021201
戦闘室の車内側も見える範囲でちょこちょこディティール追加しています。ピンボケですみません。

左:初期型のクラッペ開閉の仕組みを資料を元に想像を交えて再現してみます。
ヒンジ部分にあるストッパー(たぶん…)と、クラッペのハンドル(たぶん…)などをプラ材(の、ゴミ)で製作。

右:左右の覗き窓の車内側はこのようなシャッターが付いている(たぶん…)ので、プラ板で作成しています。
※これはCV35の仕様であるかも知れませんが、大きく違わないだろうし、何もないよりは良いだろうと言うことで。

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2017-02-09

Carro Leggero L3/33 【8】

住友たかひろ氏主宰の「デザートコン」参加作品、製作記その8。

相変わらずCV33の製作は進んでいませんが、もちろん、まったく何もしていないわけではありません。
毎日々々、ちびちびと弄っております。ちびちび過ぎて進まないんですね。

まぁ、ここから期限に間に合わせるべく、バーッと作ってバーッと塗ろうとしても、そんなことはもう何十年もしていないし、実際出来ないんですが(笑)。

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フェンダーを車体に固定している(台形の)パーツは、指定のPEからプラ板に替え、MasterClubの尖頭ボルト0.6ミリを片側3個づつ貼っています。
プラだと少し厚すぎるのですが、逆にPEはボルトのモールドのために極端に薄く、且つそのモールドもフェンダーとの繋がりも不自然に感じたため、使用しませんでした。
フェンダーと繋がる部分には折り曲げの表現のためにパテ埋め・サンディングを行っています。


ライトの取付箇所には「丸いモールドにダボ穴」しかありません。一旦穴を埋め、3カ所の固定ボルトとライト基部の六角ボルトを取付けます。

基部の六角ボルトは初めにヒストレックスのパンチで打抜いてみたのですが、見た目がダルいので「セモベンテのサスペンションから切り取ったボルト」に変更しました。ここはシャープさが欲しいので、やり直して正解です。ヒストレックスはもう卒業かな…。
セモベンテは基本が40年以上前のキットですが、こういうところはさすがにタミヤです(変なところで関心する奴)。

ライト本体はいびつだったので軸をリューターに咥えてドリルレースで形を修正し、その軸は切り取って真鍮線で取り付けます。

…と、こんなことばかりやっています。今月中にどこまで出来るかな…。

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2017-02-04

Carro Leggero L3/33 【7】

住友たかひろ氏主宰の「デザートコン」参加作品、製作記その7。

CV33の製作は遅々として進んでおりません(これは少し前にスミコンBBSに投稿した画像なのですが、ほぼそのままです)。
遅れている理由はいろいろあるのですが「3か月あれば余裕じゃね?」と、このキットをナメていた事に尽きます。
ネットでCV33の製作記を複数読ませて頂いたのですが、皆さん結構スパスパ組まれているので、もっと組み易いと思っていました。
これがタミヤだと、半分の労力で工作が進む感じなんですが…。以上、言い訳でした。
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さて、インテリアは完成に近づいてきました(無理やり完成というワードを使いたい)。
各パーツは仮止めですが、配置はご覧の通りです。

変速機はキットのままですが、レバーハンドルはPEだと薄すぎるので真鍮帯板に交換しています。
運転席右側のハンドル、ロッド類はモールドで表現されていた部分を削り取り、プラ材で再現しています。
やや幼稚な出来ですが、正確さに拘ると泥沼にハマるので、あくまで「ハッチから覗くと何か見える」程度にしておきます。

実物のシートは普通の椅子と同様に、木製の台に革張りです。パーツの座面をリューターで削って表情を付け、伸ばしランナーでパイピングを施しています。

T_dsc01733
戦闘室の外側の工作はまだまだこれからですが、内部の後ろ側はだいたいこんな感じです。
左右のクラッペのパーツは、内側にスリットのケガキを入れて取付け。はっきり判る写真は見ていませんが、恐らく前面の操縦手の物と同じ構造だろうと判断し、開閉用のハンドルも追加しています。

車体内部、機銃手席ヘッドレスト横にあるのは(たぶん)消火器、その下はクランクハンドルです。因みに車内から直接差し込んで、スターターを回している写真があります。

画像はありませんが現在、機銃部分を組んでいます。ここは全くのストレート組みにも関らず、「超絶に繊細なモールドと無視できない型ズレが同居」しているパーツに、とても悩まされております…。

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