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2017年3月

2017-03-22

Carro Leggero L3/33 【12】

住友たかひろ氏主宰の「デザートコン」参加作品、製作記その12。

3か月半掛かって、ようやく工作が完了しました。ずいぶん長かったですねー。他人事か。
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工作完了と言っても、今回はかなりの部分を塗りながら組む必要があるので、仮止めや、外しているパーツが多数あります。

昔は全て完全に接着してから塗っていたものですが、今は老眼で細かい部分が見えないので、その状態では細部に筆を入れられる気がしません。
でもクセを付けた分長さが合わないかも知れないので、塗った後でキャタピラがきちんと巻けるのかも心配です。

全く手を入れずに済んだのは起動輪と予備転輪くらいで、その他のパーツには大した手間ではないものの何かしら加工はしています。とにかく合いが悪い、の印象です。

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誘導輪の後ろの三角形の支持板はPEが用意されているのですが、車体への取付部分だけがリベットのモールドのために一段薄くなっている、リアルなのかどうなのか判らんものです。0.3ミリのプラ板を半分くらいに削り、裏に切れ目を入れて折り曲げたものに交換しました。
ジャッキは他のパーツに比べて謎なほど安っぽい出来なので、取り付け部をそれらしく作り直しています。

以前のエントリで書いた44パーツを組立てたラジエターは、納めるとどうしてもエンジンデッキに干渉します。
下側を削れば収まるものの、今度は上のパイプがつながらない…と悩んだのですが、完成後は全く見えない物にこれ以上手間を掛けるのが無駄なのに気づき(気づくの遅すぎ)取り外してしまいました。ああ、これにも時間が掛かっているんだよなぁ…。

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足回りはご覧の通りキットのままですが、目立つパーティングラインや隙間をパテで埋めたり、削りこんだりしています。
板バネの部分は特に目立つため、削るだけでなくプラ板を足したりして処理しています。

だいぶ前に掲示板でご指摘を頂いた三角形プレートのリブは(初期のタイプに変更するため)、削り取っています。


さて、ここでお知らせです。
デザートコンは、CV33の工作完了をもってリタイアとさせて頂きました。
この状態からあと一回の週末だけで塗装完了できるような、パワーもスキルも持ち合わせておりません(ヘタレです)。
軽戦車コンのルノーUEに比べて、工作に時間が掛かりすぎました。見通しが甘かったです。申し訳ありません。

完成目標をホビーショー(合同展での展示)に変更し、経過は拙ブログでご報告を続けてまいります。よろしくお願いします。

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2017-03-15

Carro Leggero L3/33 【11】

住友たかひろ氏主宰の「デザートコン」参加作品、製作記その11。

前回の投稿から2週間経ちましたが、ようやく足回りの組立が終わり…つつあるところです。
ご覧の通り特別なことをしているわけではないのですが、毎日少しづつ(事情がありほんとうに少しです)しか作業をしていないので、未だ組立て完了には至っていません。
T_dsc01747
なんとなく、中身があるとこうやって写真を撮りたくなりますね(笑)。

前回書いた通り、転輪を真直ぐに揃えるのは難しく、よーく見ると若干ガタガタになっています。ただし、最後は真直ぐなキャタピラに接着してしまうので、それ程気にしなくても良かったかもしれません。

そのキャタピラですが、いわゆる部分連結式で起動輪の下側などに違和感が残りやすいヤツです。

作業前は起動輪・誘導輪用の一コマの部品を増やして(潰すキットから持ってくる)対処しようと思っていたのですが、この車輛の場合は2種類が一組になっているため長くなりすぎてしまうのと、最初から起動輪・誘導輪に組むためのパーツ形状なので、他の箇所に使うと目立ってしまうという難点があります。

という訳で「指でしごいてクセをつける」という昭和なテクニックで対処…しつつあります(まだちゃんと組み込んでいないので、思い通りに行くかわかりません)。

キットのキャタピラは、クセは付けやすいですが接着部分が僅かで取れやすく、また簡単に折れます。取付けにはある程度強引に接着しなければならないので心配です。
あと、接着部分の凹が埋まっているパーツが片側に2か所づつあるので、ナイフで彫って処理します。

キャタピラの連結ピンの穴を0.3ミリのドリルで各2か所づつ開けています(0.4だと少し大きすぎ)。
自分でも裸眼では見えませんが、ケバの出やすいプラ質のため、穴の大きさがまちまちに見えます。
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こういう作業が一気に出来ないので結構時間が掛かります。しかし、締め切りを忘れてますね…。


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