Fiat 508CM Coloniale⑫
住友たかひろ氏主宰のSUMICON2018参加作品続き。
SBSモデルの「畳んだ幌」レジンパーツと,幌骨エッチングパーツはこんな感じです。
レジンパーツは布の表現がとても良い感じですが、残念ながらそのままでは全くフィットしません。
画像では問題ないように見えますが、反対側がハマらずに浮いています。
力を入れずにそのままピタッと取付けられるようになるまで、裏側を繰り返しリューターで削っていきます。
エッチングパーツは裏表で幌骨の重なりを表現しているために非常に薄く、ピンセットで保持しているだけで曲がってしまいます。
他のパーツのようにプラ板を貼り合せて厚みを稼ぐわけにも行かないので、エバーグリーン0.25×0.5のプラ材で作り直しました。
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先に手持ちの0.2×0.8の真鍮平板を検討したのですが、実物の幌骨はそれ程幅がないため、断念しました。
エバーグリーンは材質がややソフトですがペラペラのエッチングパーツのままよりはマシかも知れません。
今回プラの曲げは、最近購入したダイソーのUSB充電式ライターで行いました。
直火を使わずに曲げ加工が出来て便利だなと思ったんですが、使いこなすには手が3本必要でした…。
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幌パーツとスペアタイヤが思い切り干渉していたので、当たる部分を大きめに削りとってエポキシパテを充填し、ワセリンを塗ったタイヤを押し付けてから成形しています(画像は加工後)。
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コメント
この骨はたしかに厄介ですね。
工作途中に付けてしまうと壊す可能性が大、最後に接着ですね、
デリケートな箇所が多いので部分部分の工作をして組み上げていく感じでしょうか。
投稿: hiranuma | 2018-08-05 08:07
hiranumaさん
そうですね。本当は面倒なところは仕掛かったら一気に作ってしまいたいですが、
まだ他にパテのお世話になる箇所も幾つかあるので、そちらを先にします。
塗装の手順を考えすぎて遅くなってますが、先ず形にしようかなと。
投稿: me20 | 2018-08-05 13:44