« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »

2018年8月

2018-08-31

Fiat 508CM Coloniale⑮

住友たかひろ氏主宰のSUMICON2018参加作品続き。

TwitterやスミコンBBSでは、幌付けた→ダッシュパネル取付けた→フロントグリルハマらない→エンジンフード擦り合わせた→幌骨付けた、など段階を経た画像を投稿をしているのですが、私のホームグラウンドである筈の拙ブログでは、今回いきなり出来てる感じになってます。スミマセン。
T_dsc02005
ダッシュパネルを取付けると横面に接着線が現れますが、これは実物にはないラインなのでパテ埋めします。
フロントグリルはそのまま取付けるとバンパーの接着用のモールドとズレが生じるので、プラ板を噛ませて少し前に出しています。

そこまでは予定通りでしたが、何故かフロントグリルとエンジンフードの高さが合わずうまく収まりません(フロントグリルの方が0.4ミリくらい高くエンジンフードが浮いてしまう)。
理由は良く判りませんが、恐らく組み立て方がデタラメだった為か、もしくはSBSモデルのダッシュパネルのせいでしょう(適当)。
フロントグリルの下側を少し削り、それでも吸収できなかった隙間はプラ材で埋めました。

エンジンフードのストッパーはキットのパーツを削り込んで一回り小さくしましたが、それでもやっぱり大き過ぎでした。
とてもダサい出来なのでやさしくスルーしてください。
T_dsc02006
ヘッドライトは革っぽい黒いカバーを付けている設定です。雰囲気を掴むためにとりあえず塗ってみました(意味なし...)。

革のヘッドライトカバーは本来、レンズから本体にかけて「革か布だよ~」的に皺が寄り、ルーズに被さっているのを再現するべきですが、ちょっと恰好悪いので止めておきました。面倒だし。

| | コメント (0)

2018-08-18

Fiat 508CM Coloniale⑭

住友たかひろ氏主宰のSUMICON2018参加作品続き。

連日、怒涛の更新。なんとなんと、タイヤを取付けました(いや、それほどの事では...)。
T_dsc01993
前回書いた通り、タイヤにプラ板のスペーサーを噛ませて0.6ミリトレッドを広げてあります。
これで良いのかどうかさっぱり判りません。でも車体を載せてみて特に違和感がないので、大丈夫かなと。

んで、目ざといあなたはもう見つけたかも知れませんが、一応バルブらしきものを付けました。
特にアピールする程の出来ではないので、スルーしておいてください。

作業にはあまり進捗が無いので(二度目)、ウィンドウのサイズについて検証しておきます。
2018081801
上がイタレリのパーツ。サイズは高さが5.2ミリ、幅が28ミリ。何れもウィンドウの内寸です。
そして下がSBSモデルPE。高さが7.3ミリ、幅が27.7ミリ。高さが約2ミリも違います(ただ、2ミリは高すぎるような気も...)。

何故こんなサイズになってしまったのか、と考えるに恐らく、このキットは幌を被せるのがデフォなのではないか?と。
なので厚みのある幌パーツを被せた時にきちんと見えるように、窓枠の高さで調節してしまったのではないでしょうか。
実際に、初期ロットは畳んだ幌は付属していなかったですし、幌を被せた完成品を見ると、被せていない状態ほどの違和感を感じません。

....と推測してみましたが、どうでしょう(あまり深く考える気無し)。

| | コメント (2)

2018-08-17

Fiat 508CM Coloniale⑬

住友たかひろ氏主宰のSUMICON2018参加作品続き。

お盆休みはしっかり1週間ほど取らせて頂いてたんですが、模型はさっぱり進んでおりません。
ただいまモチベーションが絶賛降下中です。
T_dsc01990
作業に進捗がないので、タイヤ物には最重要なタイヤの確認です。
今回はSBSモデルのレジンパーツを使用しますが、イタレリのパーツとの比較です。左がイタレリ、右がSBSモデル。

イタレリはちょっと意地悪な組み方になってますが、きちんと擦り合わせればもう少し合いが良くなると思います。
ただもちろん、トレッドパターンは圧倒的にSBSモデルの方に軍配が上がります。
大戦中のイタリア軍車輛が履いていたメーカーのパターンと比べてどうか、と突っ込まれるとそういうのはさっぱりですが、個人的には十分だと思います。

T_dsc01992
ただ、メーカー名はともかく、バルブくらいはモールドして欲しかったかな...。
あと、ちょっと残念なのはゲート部分のトレッドパターンが潰れてしまっている事で、ゲート自体が大きめなので結構目立ちます。
見えにくいよう、ゲート部分をフェンダーに隠れる上側に持っていこうと思ったのですが、そこが微妙に変形して円になっていません。
下にすれば変形は目立ちませんが、横から見ると潰れたパターンが目立つというジレンマ。
まぁ、サードパーティーのコロニアーレ用タイヤはこれしかない(ですよね?)ので仕方ないのですが。

ホイールカバーはイタレリに比べて小さすぎるような気がしますが、実際にこの位のサイズで「良くこの中に納まってるな」と思ったり。

T_dsc01991
さて、最後に衝撃の事実が(というほどの事でもないか)...。
よーく見ると取付け部の厚み(奥行?)がぜんぜん違い、そのまま取付けるとフェンダーに対してかなりすっこんだ見た目になってしまいます。
わざわざこの寸法にしたということは何か意味があるのか?とも思いましたが、そのままだと前輪は他のパーツに干渉してしまい、真直ぐに取り付けられません。
考えていても仕方ないので0.6ミリのスペーサーを噛ませて位置調整しました。

と、こんな感じでモチベーションがぐんぐん下がっております。はははは。笑ってる場合じゃないよ。


| | コメント (2)

2018-08-04

Fiat 508CM Coloniale⑫

住友たかひろ氏主宰のSUMICON2018参加作品続き。

SBSモデルの「畳んだ幌」レジンパーツと,幌骨エッチングパーツはこんな感じです。
T_dsc01967
レジンパーツは布の表現がとても良い感じですが、残念ながらそのままでは全くフィットしません。
画像では問題ないように見えますが、反対側がハマらずに浮いています。
力を入れずにそのままピタッと取付けられるようになるまで、裏側を繰り返しリューターで削っていきます。

エッチングパーツは裏表で幌骨の重なりを表現しているために非常に薄く、ピンセットで保持しているだけで曲がってしまいます。
他のパーツのようにプラ板を貼り合せて厚みを稼ぐわけにも行かないので、エバーグリーン0.25×0.5のプラ材で作り直しました。

T_dsc01968
先に手持ちの0.2×0.8の真鍮平板を検討したのですが、実物の幌骨はそれ程幅がないため、断念しました。
エバーグリーンは材質がややソフトですがペラペラのエッチングパーツのままよりはマシかも知れません。

今回プラの曲げは、最近購入したダイソーのUSB充電式ライターで行いました。
直火を使わずに曲げ加工が出来て便利だなと思ったんですが、使いこなすには手が3本必要でした…。

T_dsc01982
幌パーツとスペアタイヤが思い切り干渉していたので、当たる部分を大きめに削りとってエポキシパテを充填し、ワセリンを塗ったタイヤを押し付けてから成形しています(画像は加工後)。

| | コメント (2)

« 2018年7月 | トップページ | 2018年9月 »