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2020年5月

2020-05-22

HOTCHKISS H38 PIT-ROAD(Trumpeter )1/35 【6】

ピットロード、オチキス戦車続き。

キット名が「オチキスH38」なのでタイトルも同じにしていますが、「オチキスH39短砲身型」にすればよかったかなと思う今日この頃。ネットで検索すると両方の表記がありますが、後者のほうが多い感じがします。

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さて、フェンダーも何とかごまかして改めてモデルカステンのキャタピラを通してみると...ギアハウジングとの間に盛大な隙間があるではありませんか(この時点で気づくのもどうかと思うが...)。

言い訳をさせていただくと、部品の構成からいわゆるホイールベースの調整がしにくいボギーをガッチリと接着してから、そこを基準にある程度調整の効く起動輪と誘導輪、上部転輪を取付ける段取りにしたので、こうなったのでした。

キャタピラがガタガタになってしまうのを防ぐためですが、まさかボギーを基準に(つまりストレートに)組むと全ての車輪が外寄りになってしまうとは思ってもみませんでした。予めそれを知っているか、全てを疑って注意深く見ないと判りませんよねえ(と、同意を得ようとする)。履帯が通りにくいのはフェンダーの端にピンが引っかかるためでもありました。

※ギアハウジングに追加したボルトは穴を開けて埋めこむなどオシャレなことをしてますが、よく見ると実際はそうなってませんでした。ハハハ...。

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起動輪にキャタピラを巻いて先に位置決めしてから、そこを基準にボギーの部品の厚みを調整しながら取付けるのが正解でしたね。あ、普通はそうしますか...。

フェンダーと見比べてみても全体的に外に寄っているのがわかります。気づいたとき全部外してやり直そうかと一瞬思ったのですが、壊して放置する未来が見えたのでそのままにしました。

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というわけでこれが現在の姿です。いろいろ突っ込みどころがあると思いますがこんなキットをここまで組んだので堪忍してください。

上部転輪の位置はキットのままなのでカッコ悪いですね...。このあたりの詳細はかば◎さんのブログを併せてお読みください。丸投げですみません(笑)。

起動輪/誘導輪と転輪が近すぎるのがわかりますね。各ボギー間隔は実車と比べると...うーん、もう少し近いような気もします。

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エンジンデッキのグリルは1時間くらいで切り貼りして、横向きのグリルを少し右に寄せて真ん中に分割線をケガいてみました。実際はもっと端に寄っていますが、パーツのフチの処理などが面倒なのでこのくらいで。

車体が膨らんでいるぶん、フェンダーの幅が狭く見えますね。実際の車体の接合部分(プラ細切を貼り付けた部分、キットの車体上部パーツの裾)を少し垂直になるよう削ったほうが良かったかもしれません。

 

さて、記事が工作に追いついたので今後は更新が遅くなりますが、このキットは「手を止めるとそこで終わり」なので一気に塗装まで行って自分に考える暇を与えないようにしたいと思っています。よろしくお願いします。

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2020-05-18

HOTCHKISS H38 PIT-ROAD(Trumpeter )1/35 【5】

ピットロード、オチキス戦車続き。

私は戦車模型は砲塔を先に完成させてモチベーションを上げるタイプです。そういえばイタレリのP40も砲塔だけ完成してますね。6年くらい前ですけど...。

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いろいろ話題が尽きないこのAPX-R砲塔ですが、中華〇ピーながら元がフランスの老舗エレールさんが作ったと思うと味わい深い形かなーとか思いますね(ポジティブ)。

砲はブラチモデルそのまま。軸を差して俯仰できるようにしました。視察スリットと吊下げ用のフックはブロンコのパーツ。キューポラの小さい方のフックはピットロードのキットには含まれておらず、楕円のモールドがあるのみでした。

菱型のフタと信号旗用の小ハッチはオンザマークのエッチングパーツに交換。大きさといいヒンジの形状といい現在の目で見ると厳しいですが、全体的に解像度が低いのでこの際使えるものは使います。小ハッチの方は穴を開けてツライチにしています。

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後ろ側の写真が工作中のものしかありませんでした。ヒンジもオンザマークのエッチングをはめ込んでいます。取付けていませんがこのキットで唯一あまり手の掛からなかったのがここのハッチです。少し隙間はあるけど嵌まる、というレベルですが...。

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買った記憶は無いのにブロンコH39の箱に入っていたモデルカステンの可動キャタピラ。少し組んで巻いてみたらピッチは合っています。

こうしてみると起動輪の歯が異常に小さいですね、昔なら気になって全部植え替えてたかもしれませんが(笑)もちろんこのまま行きます。

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足回りとフェンダーを組んで、キャタピラを通してみます。.....起動輪・誘導輪とフェンダーとの隙間が狭すぎてキャタピラが入りません。

前回の画像で足回りを仮組みした際には接着固定していなかったため、遊びがあったようです。

キット付属のベルト式キャタピラも入りません。果してストレート組みだったらどうだったのか...。でも長すぎるフェンダーの先端を詰めただけなので条件は同じ筈なんですが。

起動輪側の丸い泥除け部分は一旦切取って修正していたため内側を削り込んだだけで何とかなりましたが、ほぼキットのままの後ろ側は誘導輪を一番下げても通りません。手を加えれば更に下げられますが、それだと転輪との間隔が狭くなりすぎます。

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というわけで見た目で影響の出ないよう、フェンダーの平らな部分を1ミリ弱延長して対処しました(先端も延ばしているのは、延長する前にいったん短くしてみたけれどダメだったからです)。この状態でまだキャタピラに擦っていますが、もうギブアップです。

※このキットをきちんと作りたい方は、フェンダー全体を金属板で作り変えることをお勧めします

この記事の一回目を書き始めたのがちょうどこの工作をやっていたころでした。そりゃ罵詈雑言を吐きたくなりますよね...。

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2020-05-16

HOTCHKISS H38 PIT-ROAD(Trumpeter )1/35 【4】

ピットロードのオチキス戦車続き。

ここまでコメントも併せてお読みいただいた皆さまには、なぜ私が一回めの投稿で悪口ばかり吐いていたかご理解頂けたと思います。このキットの設計は「ここはさすがに信頼して大丈夫だろう」という部分がほぼないです。

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これは起動輪やサスペンションに真鍮線で軸をとおして足回りを仮組みしたところです。

前回の画像で確認できますが(こればっかでスミマセン)、サスペンションやサポートローラーの案内は1ミリの突起のみなので、仮組みできるように全て軸を設けておきます。

さて前回のかば◎さんとのコメントのやり取りでギアハウジングの取付位置に触れましたが、指定の位置に接着するとこのように起動輪と第一転輪の距離が近すぎます。少し前に出して取付けるべきだったというのは単純に前部のボリュームが欠けるというだけでなく、この理由もあります。

今回は接触さえしなければ良いと思い(これから修正するのは不可能←やる気的な意味で)横から見た位置関係はほぼこのままにしました。

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前後しますが転輪はパーティングラインの荒れが目立つのでタミヤのビンサフェーサーを塗ってリューターに噛ませてサンディングしています。ステイホーム向けの地味な作業でした。やりながらいろいろ考えましたね、放り投げて止めようかなとか...。

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サスペンションの出来上がりです。手前のパーツがキットのダンパーですが一回り小さく、そのまま取付けるとピローブロックと接続しているように見えないため、ブロンコのパーツを使いました。自作しても大した手間ではありませんが、もはや使える物は何でも使いたい心境です。

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実際の車体の前側の接合部のラインとキットの接着部が異なるため、一旦きれいに埋めてサフェーサーを吹いてから改めてスジボリしています。

操縦手席左右の丸い視察スリットはオンザマークのエッチングを使うつもりでしたが、開けた穴が大きすぎたので使えず、ブロンコのパーツを丸く修正して(型抜きの関係か楕円形でした)嵌め込みました。

砲塔は既に出来上がっていますが、これはまた次回に。

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2020-05-14

HOTCHKISS H38 PIT-ROAD(Trumpeter )1/35 【3】

ピットロード、オチキス戦車続き。

ブロンコモデルの砲を仮組み、砲耳にあたる部分に穴を開けてコントレールのプラパイプを仕込み、俯仰できるようにします。

長いモデラ―人生、何度コントレールに助けられたことでしょう。

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実際の穴の形状は上下方向に長い楕円形ですが、左右から正確に同じ位置に同じ径の穴を開ける時点で力尽きたので丸いままです。

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開口部がだいぶ大きいため、タミヤのR35の形状を参考に修正しました。ちなみにブロンコのはだいぶ小さめで、なぜかブロンコ用の筈のブラチの砲パーツがキツキツでした。

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前回と前々回の、車体に砲塔をセットした画像を見ていただくとお気づきだと思いますが、車体と砲塔の間に隙間がなく沈んでいるように見えます。

砲塔がハマる部分にプラ板を巻いて0.5ミリのフチを作り、そこから0.3ミリ(合計0.8ミリ)ほど浮かせてごまかし対処しました。

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いきなりあちこち進んでしまっていますが、少し砲塔を浮かせた感じになりました(正確かどうかは置いといて)。

画像はシャーシに前部をカットしたフェンダーを接着したあとです。フェンダーを付けてからでないと取付け角度があいまいな操縦手席の前側部分(パテ処理してある箇所が接着線)のパーツが接着できないということで。車体上部は仮に置いてあります。

フェンダーをつける前にかば◎さんにもコメントを頂いたギアハウジング周りを工作したのですが、写真を撮っていませんでした。でも地味に重要なポイントなので、またあらためて書きますね。

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2020-05-12

HOTCHKISS H38 PIT-ROAD(Trumpeter )1/35 【2】

ピットロードのオチキス戦車続き。

ブロンコモデルのH39(35001)は2005年の発売時に購入してそのまま長期在庫。その後手に入れたブラチモデルの改造パーツを使いそのうちH35に仕上げるつもりでおりましたが、箱を開けて仮組みして止める、を繰り返しておりました。

理由は「よく見るとカッコ悪いから」と「プラの材質がキライだから」(前回から悪口ばかりだな..)。

※どのようにカッコ悪いのか、かば◎さんが5社の同じ砲塔を並べてブログ「かばぶ」にて解説されているのでそちらをご覧ください。

ブロンコの最初のキットなので出来はある程度仕方ないですが、プラは何とかならなかったんですかね。柔らかくてサンディングすると白くケバ立つ感じです。その後購入したCV33とかは材質的にはまったく問題なかったのですが...。

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と言う訳でこの先もう組むことも無いだろうブロンコのキットにはドナーになって頂く事にしました。差し当たってここです。

ピットロードの方は後ろのボルト接合部のモールドが4か所しかないので(実車にそういう仕様がある可能性もありますが...)切取って移植することにしました。

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はいこれ。ブロンコのキットは全体的に梨地なので(それもイヤな理由なんですが...)うまく馴染むようにサンディングしました。

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ちょいと進みましたがブラチモデルの砲を仮組みしたところです。操縦手席左右の視察スリットは楕円のヌル~いモールドのみだったので(前回の画像を参照)とりあえず穴を開けておきました。

砲塔3か所の四角い視察スリットはなぜかブロンコのパーツがピッタリでした。砲塔自体の大きさは結構違うんですけどね。

 

4月18日でこんな状態でした。今回はこんなところで。

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2020-05-10

HOTCHKISS H38 PIT-ROAD(Trumpeter )1/35

コロナ禍による緊急事態宣言の4月中旬より、ピットロードのオチキス戦車を組んでいます。

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この箱絵のヤツです。トランペッターが2004年にリリースして、日本ではピットロードブランドでお店に並んでいました。

いきなり悪口から始まりますがこの著しく購買意欲を削ぐパッケージの中身には「負のオーラ」が漂っています。

それもそのはずでこのキット自体が、トラぺから独立したブロン〇の第一作オチキスH39発売に被せて潰すために急いで開発されたものだというエピソードを持っているからです。

私も今までいろんなキットを組んできましたが、悪い意味でこれ程の物にはお目にかかった事はありません。Twitterで仙波さんにリプライを頂き在庫のエレールのR35と比べてみたところ、砲塔に関しては形状はもちろん防盾上側に3個並んだリベットの位置が下過ぎるのもまったく同じなど、かなり似ています。H35/39は持っていないので砲塔以外も似ているのかは分かりませんが...。

H38には不要な尾ぞりを取付ける指示があるなど、全くリサーチしていない様子も伺えます。えーとあと何だっけなあ。まあとにかくそんなキットです。 ※尾ぞりを取付けている車両もあるので訂正します。

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基本的なパーツに嵌め合せる基準がないので仮組みすら容易ではありません。また(オリジナルかどうか分かりませんが)ご覧のように実物にあまり似ていません。ならエレールを組んだ方がずっとマシです。

では何でこのキットが手元にあるのかというと、2016年に亡くなった模型クラブのKさんの遺品だったのでした。

4年前に頂いた際は元々キットに対する悪評をうっすら聞いていたので「何でKさんこれ買ったかな...」などと思っていたのですが、コロナ禍で家にいる機会も多くなったのでこの際、苦労供養してみようかなと突然思った次第です。遺品って使ったり飾ったりするイメージなので、作って供養するってプラモ以外ではあまりないような。あと、完成すると小さいのに箱だけやたら大きいので片付けたかったのもあります(笑)。

製作にあたって、正確な形状やディテールはいっさい気にしない事にしました。そこを気にするならばリストから外すべきキットなのでやりたい工作だけやって、面倒なことはやりません。

という訳で組み始めてからひと月あまり経過しているので実はまあまあ出来ていますが、今回はここまで。

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