HOTCHKISS H38 PIT-ROAD(Trumpeter )1/35 【7】
ピットロード・オチキス戦車、工作完了しました。
車体をランナーから外して仮組みしたのが4月12日だったので約1か月半くらい掛かりましたね。途中、何回ぶん投げて捨てようかと思ったことか...。
車外装備品や留め具はふわっとしたサイズや形状になっていますが、フェンダー幅が実物と合っていないようで、どうにかはみ出さないように収めた結果です。※迷彩塗装の邪魔にならないようテープで仮止めしています
もう目の前にあるものは何でも使いたかったので、装備品はタミヤR35のパーツを主に使用しています。
モデルカステンのキャタピラは片側115枚づつ組んでいます。右側は丁度よく、左側は114枚でぎりぎり、115枚だと長すぎるという「あるある」でした。
後ろの泥除け部分にわずかに擦っているのがわかります。今後このピットロードH38を是非作ってみたいという奇特な方は、前後の泥除け部分のみカットして外れた状態にするのをお勧めします(全部外れた状態にするのは結構めんどくさいので)...。
予備転輪のホルダーの実物を記録写真で確認すると、せっかく移植した接合部分を覆い隠してしまうほど大きいので、気づかなかった事にして転輪と同じ大きさにしました。
転輪はブラチモデルのH35改造キットのものです。H38の転輪に見えなくもないしもう目の前にあるものは何でも(以下略)。
さてさて、とんでもないキットでしたが、パーツが付いてキャタピラを履いたらそれなりに見えるし、さーて塗ってやろうかと思えるので不思議ですね。
ぱぱっとネットで調べたら良さそうなカラーイラストがあったので、そこからイメージ優先で塗ろうと思っています。考え始めると何年も経ってしまうので....。
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コメント
組立完了おめでとうございます。お疲れ様です。
キットの実態を知っているだけに、「ものすごく難渋している」というのは判るのに、なんでこうスッキリまとまってしまうのでしょう。
me20さん恐るべし。
想定している塗装もどういうものなのか、この先が楽しみです。
しかしこうしてみると、やはり「履帯がフェンダーと干渉する」問題は、カステンの履帯自体が凹凸が(厚みが)ありすぎるんじゃないか、という気がします。
そういえば、NKCのFCM36を作る際にカステンの(非可動の)オチキス履帯を使ったんですが(実際にはFCMとオチキスは全然別の履帯ですが、少なくともNKCのキットの履帯よりはマシだったので)、その時もフェンダーに接触して、フェンダー前部を作り替えたのでした。まあ、使うべき戦車自体が違うので、「履帯が厚かったせいだ」とは言い切れませんが。
投稿: かば◎ | 2020-06-01 15:06
かば◎さん
ありがとうございます。
いつもあまり追求せずに適当に纏めるスタイルなので胸を張れたものではないですが、今回ばかりは組み上げた自分を褒めたいです(笑)。
>カステンの履帯自体が凹凸が(厚みが)ありすぎるんじゃないか
いいやそんなことはない!なぜなら正確な履帯のスケールモデルなの......ではないのは充分承知していますので(笑)多少強調されているかも知れませんね。そもそも歯の枚数が違っているみたいですし。一体どのキット向けだったのか、パッケージはよく見るとブロンコっぽいですが。
ホビーボスにもH39用可動履帯があるみたいですけど、それはどうなんでしょうね。
>NKC
あの履帯は曲がるのが売りだったんですけど一体何だったのか...そもそも気泡が多すぎて使えたものではなかったですよね。
投稿: me20 | 2020-06-01 17:16
お見事な工作です。
美しい仕上がりはさすがです。
私の泥縄工作とは雲泥でしかも展開の仕方、見せ方も見本の様。
今回の工作過程は事情もあったにせよ比較的短期間で完了したのはもっけの幸い(!?)でしたね。
塗装がどんなか楽しみです。
投稿: hiranuma | 2020-06-01 20:27
hiranumaさん
ありがとうございます。
旧エルエスT360の工作拝見しましたがあのくらいのサイズ、古さのクルマのキットは良いですね。自分では作れないので憧れます。
オチキスの塗装はオーカー、グリーン、ブラウン3色に黒縁取りの迷彩で至って単純なものの予定です。あまり詳しくないので雰囲気優先で。
投稿: me20 | 2020-06-02 09:01
うーん。美しい。
計り知れない苦労があったのでしょうが、何事もなかったかのような静けさが素敵です。
ポリパテ、塗りサフ、白プラ板のレイヤーがきれいです。
フェンダーの泥除け固定リベット。あ、自分はサボった.... 見てしまったからにはやろうかな。
リベットはプラ板の打ち抜き?
投稿: hn-nh | 2020-06-03 00:04
hn-nhさん
ありがとうございます。
この状態の写真を撮るとそこで満足してしまい塗装に進まなくなることもしばしば...(特に第一歩が面倒な迷彩は)。
そうならないようにしたいと思います。
>フェンダーの泥除け固定リベット
ああっ、よく見たら右側のがほとんど取れている!気づかせて頂いて感謝です(笑)!
プラ板の打ち抜きはブラチモデルのパンチセットですが、ドリルを逆さに取付けても簡単に出来ますね。
http://me20-modelfactory.cocolog-tcom.com/blog/2015/05/post-d056.html
投稿: me20 | 2020-06-03 09:03
リベット・リベット・リベット
何個つけてきたことか、、
me20さんのリベット打ち抜き方は見ていましたが何故真似してないのか?
あ、そうか0.25mm厚のエバーグリーンのプラ板を持っていなかった⇨注文しました。
タミヤの0.2mmと0.3mmをやってみる。
0.2mmは抜けるけど割れたり片側にタレがあったり上手く行ってもビールの栓の様になる(これは使えるかもしれないが歩留まりが悪い)。
0.3mmは切り取るしかないのでペケ。
ドリルを変えたら余計に悪くなるものもありドリルに差がある。
普段はプラ棒や伸ばしランナーをスポンジやすりで丸くしてからデザインナイフでスライスしています。
0.5mm以下のものはそのままスライス。
断面がスパッとして綺麗だが高低差(ボリューム違い)が出やすく無駄も多い。
慣れたせいか頭を丸めてスライスするのはそれほど辛くはないが、効率も考えないと時間ばかりかかるので、エバーグリーンが届いたら質感を確認して切り替えるかもしれません。
投稿: hiranuma | 2020-06-03 22:16
hiranumaさん
リベット、昔は600円くらいだったタミヤの旧スチュアートをばんばん潰してました....。
エバグリ0.25ミリプラ板はhiranumaさんなら無駄な買い物にならないと思いますよ。
丸棒スライスは自分は上手く出来そうもないですね、チョッパーを使うのも最近はあまりやっていません。
投稿: me20 | 2020-06-05 08:35