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2022年5月

2022-05-31

SEMOVENTE M42 da 75/34 【2】

タミヤ/イタレリのセモベンテM42 75/34(セモベンテの砲身の長いヤツ)の足回りだけを組んでみた、の続き。

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前回の記事で最後に書いた通り、タミヤのカーロアルマート連結キャタピラを巻いて微妙に足りなくなる分を、短く加工した予備の1リンクで繋ぎました。よく見れば判るけど、長すぎるよりはマシです。

誘導輪の位置調整やキャタピラの切り張りなど、がっつり工作すればキャタピラはきれいに繋がりますが、そもそもタミヤのパーツでお手軽にプラキャタピラ化しよう、という趣旨と異なります。

先に購入したイタレリの75/18は砲を金属パーツに替えたりインテリアを組んだりブラチのキャタピラを使ったりする予定なので、お手軽キャタピラからスタートしたこちらはハッチを閉じて簡単に組むことにしました。インテリアを組むと工作量や塗装手順が増えて結構たいへんです。

とは言え工作も砲と戦闘室以外はほぼ同じなのですべて2回づつ作らなくてはなりませんが、落とし穴の多いイタレリキットの予行演習になるとも言えます。

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例えばバリで半分埋まっている給気口の装甲カバーのスリットを時間を掛けてヤスリましたが、結局一旦切り離しプラ版を貼って整えた方が早く済んだとか。たぶん2度目のほうが早く上手くできます。たぶんですけど。

嬉しい誤算もあって、絶対合わせに苦労するだろうと思っていた新規パーツの箱組の戦闘室が、意外なほど合いが良かったこと。明らかにP40やL6の頃の設計とは違う印象です。

モールドも(リベットの表現は尖頭ではなくなってますが)キレがあるので、75/18のキットも50年前の戦闘室パーツじゃなくてこちらが欲しかったですねえ。

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と感激していましたがそこはイタレリ、どこかで基本工作を要求してきます。矢印のパーツの左右の長さが1ミリ長くて嵌まりません。

削って合せてみると、前方向にすき間が出来たのでプラ板で埋めます。さあ楽しくなってまいりました。

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2022-05-16

モデラーズクラブ合同作品展2022

2022年の静岡ホビーショー/合同作品展は無事に終了しました。

メンバーの皆さん、参加クラブの皆さん、お疲れ様でした。ご来場の皆様、ありがとうございました。

コロナ禍により3年ぶりの開催、事前登録制、入場制限などなど今までとはずいぶん勝手が違いましたが、大きな混乱等はなかった印象です。

これを成功として、今後(行われるのならば)しばらくはこのような形ではないでしょうか。

Fs1n6uwuaaedcqs※画像はブルータンクさんより

AFVモデラーズクラブ・ランナーズは今回より、たーさんに運営をお任せしました。

発信力、行動力があり、何より抜群のセンスのある方なので、今後このクラブの名前をより良い形で広めてくれると信じています。

今回もたーさん作の展示台でご覧の通り、堂々の展示でした。スケールモデルのクラブでは指折りだと思いますよ。

 

河上さんのペーパークラフトも1点、追悼展示しました。来場された弟さんに見て頂けて良かったです。本人も喜んでくれているかな。

 

個人的には2日間(搬入を含めると3日間)参加して、どどどっと疲れました。

会場から車で10分程度のところに住んでいるのに何でかなあ。確実に年をとっているのを実感しますね。

ではまた来年。必ず開催されると信じて。作りましょうね皆さん。

 

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2022-05-11

RENAULT R35 TAMIYA 1/35 【完成】

タミヤ ルノーR35戦車完成しました。こちらも20年の8月にデカールまで貼り終えていたものです。

H38と比べてタミヤすごいなあ、良いなあと思いながら組んでいた筈ですが、これもすっかり忘れてしまいました。

いやあスローモデリングって本当にいいものですねえ。よくないよ。

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かば◎さんにご教示頂いて、車両ナンバーの下3桁が200番台の、初期に生産された車両に小改造しております。

内容は車体前面に追加された装甲板、双眼鏡式視察装置(ブラチモデルH35用)、誘導輪の穴あけなどです。

詳しくはカテゴリー「French tanks」の過去記事をご参照ください。

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砲塔3か所の視察装置を替えると「吊るしじゃない」感じが強いですね(当社比)。

この視察装置と尾ぞりパーツが追加されたドイツ軍仕様がすぐに出るんじゃないかなーと予想して内心焦っていたのですが、2年間何事もありませんでした。

今年はベース固定が間に合いませんが、来年(あれば)の合同作品展に展示するかも知れないのでドイツ軍仕様、あと1年は出ませんように。

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迷彩のパターンは一応記録写真を参考にしています。砲塔~車体の柄を敢えて連続させていないのがポイント(わざとですよおお)。

オーカーは最初のイメージとは違うのですが少し明るめに、緑色はRAFの機内色、茶は日本戦車色の土地色。ともにビン生です。

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砲塔のマークは記録写真に写っていないため、資料に基づく想像です。青色のクローバーは第1中隊・第4小隊を表しています。

ちなみに第2大隊が白、第3大隊が赤。小隊が順に1スペード、2ハート、3ダイヤ、4クローバー。参考にしたのはここです。

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エレールのルノーR35を買ったのは10代の終わり頃。長い長い間、在庫棚を眺めてはこの戦車を形にしたいなあと思い続けてきました。

それがまさかのタミヤ製で叶うとは。いい時代になったものですね。エレールもストレートで作ろうかな。

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2022-05-09

HOTCHKISS H38 PIT-ROAD(Trumpeter )1/35 【完成】

ピットロード・オチキスH38戦車完成しました。 作り始めがちょうど2年前でしたから、まあまあのスローモデリングですね。

過去の記事を読み返すと呪いの言葉を吐き続けていますが、今となっては「えっそんなんだっけ?」という印象です。

20年10月にデカール貼りまで終えてから今年の4月までずっと棚に置いた状態だったので、何がどう大変だったのかすっかり忘れてしまいました。

長い時間を掛けて完成させると良いこともあるんですね(良いことではない)。

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前回の投稿写真は携帯でパッと撮っただけだったので、今回は撮影ボックスに入れ、ミラーレス一眼で撮ってみました。

模型だけを撮るのには要らない機能ばかりで撮影者の技術も皆無ですが、さすがに以前よりはマシな写真になったかな。どうかな。

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キャタピラはモデルカステン、砲はブラチモデルH35用、各部のパーツはブロンコモデルH39より。エッチングパーツはオンザマークを使用しています。

製作に関したあれこれはサイドバーのカテゴリー「French tanks」をご参照ください。

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実物の写真と見比べるとあー、違うなーという感じは否めませんが、ピットロード(トランペッター)の「あの」キットを組んだにしては上等ではないかー?んー?と自画自賛しております。

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前面に描いたトリコロールが良いアクセントになったかな。また自画自賛。

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2022-05-05

R.I.P

ランナーズのオリジナルメンバー、模型設計家のにょさん(河上さん)が昨日、亡くなりました。

20年4月に自宅で倒れてから2年間の闘病の末です。先ほどお別れを言ってきました。

 

にょさんが倒れる一週間前の夕方、我が家に突然訪ねてきて家の前で少し話をしました。

近況のいろいろのあと、来月の例会には必ず来てよ。うん、行くよ。そんな会話をして別れました。

次に会えたのが2年後の今日で、永遠のお別れになるとはなあ。

もっといろいろ話をすればよかった。教えて貰いたいこともたくさんあったし。

 

思い返せば、いちばんクラブを大事にしてくれていた人だったなあ。柱というか要石というか。

いつまでもいつまでも忘れません。今まで本当にありがとうございました。どうか安らかにお眠りください。

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