SEMOVENTE M42 da 75/34 【2】
タミヤ/イタレリのセモベンテM42 75/34(セモベンテの砲身の長いヤツ)の足回りだけを組んでみた、の続き。
前回の記事で最後に書いた通り、タミヤのカーロアルマート連結キャタピラを巻いて微妙に足りなくなる分を、短く加工した予備の1リンクで繋ぎました。よく見れば判るけど、長すぎるよりはマシです。
誘導輪の位置調整やキャタピラの切り張りなど、がっつり工作すればキャタピラはきれいに繋がりますが、そもそもタミヤのパーツでお手軽にプラキャタピラ化しよう、という趣旨と異なります。
先に購入したイタレリの75/18は砲を金属パーツに替えたりインテリアを組んだりブラチのキャタピラを使ったりする予定なので、お手軽キャタピラからスタートしたこちらはハッチを閉じて簡単に組むことにしました。インテリアを組むと工作量や塗装手順が増えて結構たいへんです。
とは言え工作も砲と戦闘室以外はほぼ同じなのですべて2回づつ作らなくてはなりませんが、落とし穴の多いイタレリキットの予行演習になるとも言えます。
例えばバリで半分埋まっている給気口の装甲カバーのスリットを時間を掛けてヤスリましたが、結局一旦切り離しプラ版を貼って整えた方が早く済んだとか。たぶん2度目のほうが早く上手くできます。たぶんですけど。
嬉しい誤算もあって、絶対合わせに苦労するだろうと思っていた新規パーツの箱組の戦闘室が、意外なほど合いが良かったこと。明らかにP40やL6の頃の設計とは違う印象です。
モールドも(リベットの表現は尖頭ではなくなってますが)キレがあるので、75/18のキットも50年前の戦闘室パーツじゃなくてこちらが欲しかったですねえ。
と感激していましたがそこはイタレリ、どこかで基本工作を要求してきます。矢印のパーツの左右の長さが1ミリ長くて嵌まりません。
削って合せてみると、前方向にすき間が出来たのでプラ板で埋めます。さあ楽しくなってまいりました。
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