SEMOVENTE M42 da 75/18【3】
イタレリのセモベンテM42 da75/18続き。
タミ/イタM42da75/34の戦闘室(右)内部にはイタレリらしいまあまあなモールドが施されているので、同じくまあまあな感じに再現してみます。
セモベンテの車内は結構良い資料画像があるので、こだわり始めるとキリがありません。
このように前面装甲板が無い状態だとしっかり中の様子が覗えますが、完成すると上面ハッチの開口部から角度限定で見えるだけなので割り切ります。
フレーム及びリベット(ナット)、後面左右のピストルポート、車内通信装置などを簡単にスクラッチ。真ん中の四角い冷却水タンクはda75/34からコンバート。
車体外側のグレーのリベットは、しっかりとした0.5ミリ尖頭形状のズベズタM40より。ここは約50年前のパーツのほうが優れています。新規パーツの前部と、旧戦闘室の何故かリベットが流れてしまっている右側だけ打ち直しました。
75/18の防盾は左右分割になっているので合わせ目を消し、開口部と断面をパテで整形してサフェーサーを吹き確認→繰り返しで仕上げます。
防盾の耳を一旦切り取って砲を仮組み。金属砲身はRBモデルス。マズルブレーキの穴はどうやって開けてるんでしょう。
随分前に2セット買い、10年前にタミヤのM40に使った、残りのひとつです。
使うのが目的になってしまい、なんとなくプラパーツを加工したほうが簡単だったかなーと思ってしまう今日この頃。
砲自体は簡単にディティールアップ。元のパーツのゆるーいモールドを切り取り、別パーツ化して再度接着。
正直プラ板とかで作り直した方が簡単ですが、イタレリはモールドに味があるので残したくなってしまうんですよねえ。
見た人が、あれ?イタレリって意外とシャープじゃん。と勘違いさせるのが目的です。
防盾に組み込んでみます。完成すると車体内部よりも目立つので、見える箇所は仕上げをきっちりと。見えない下側は何も作ってませんけど。
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