リメイク道

2024-02-27

CMP シボレー C15のリメイク【3】【完成】

トミー版シボレー軍用トラックのリメイク続き。前回は2021年の4月でした

いきなりですが塗装を終えて完成しています。

フリーハンドの迷彩は超久しぶりなのでパターンが変になっていますが、まあまあこんなもんです。

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あまり使い道のなかったタミヤの古いジェリカンセットを一気に在庫処分。

タスカのイタリア軍ジェリカンセットも持ってるんですが、貧乏性なので勿体なくて。

荷台の箱類は、もともと付いていた不要部品などを適当に塗り分けて配置してます。

(2023/1/28)

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2024年2月25日の静岡AFVの会にこれを持参しました。ソフトスキンがテーマだったので。

ホビーショーには持っていかないし、大勢に見て貰ういい機会かなと。

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2021-04-12

CMP シボレー C15のリメイク【2】

トミー版シボレー軍用トラックのリメイク続き。

表題はキット名とのちゃんぽんなのですが、英軍トラックの場合はCMP15CWTと呼称するようです。

15CWTは積載量(約3/4t )なので、キャブナンバーも書かないといけないのかな。よくわからんなー(個人の感想です)。

さて、前回記事の最後に荷台に乗せる機銃のキットについて少し書きましたが、こちらです。

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ミラーモデルのブレダmod.39です。

このキットは数年前モデラーズフリマの格安セール品で購入したのですが、その後模型クラブのKさんからも頂き、2個1セットなので計4個在庫していました。

ミラーモデルは未体験なので取り掛かりに良いかなと思っていたのですが、いざ組むつもりでランナーを見るとご覧の通りゲートが物凄い。パーツを折らずに切り離せる気がしません。2個組である意味がわかりました...。

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ということで、パーツの切り離しとゲート処理に苦労しながら何とか組んだ状態です。

70年代の大らかな車両キットにこの繊細なパーツの機銃がフィットするのかなと思っていましたが、パーツが薄いだけで意外とこちらも大らかな感じですね。

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機銃を荷台に載せてみました。実は前回から進んでいて、もう工作完了の状態です。

実際にイタリア軍が捕獲し現地改修したCMPトラックはF15ベースのため、架空の車両になります。

実物はスペアタイヤが運転席側にオフセットされて弾薬箱ラックが追加されたり、芸術的なジェリカンの積み方をしていたりするのですが、思い付きのリメイクにしてはハードルが高いので省略・簡単にしています。

サンドチャンネルはバーリンデンのPSPプレートを小改造しています。英軍用のサンドチャンネルはもっと幅が広いのかな。

まあ「穴の開いた板」という共通点しかありませんが、PSPプレートは米軍車両のディオラマでも作らなければ使いみちもないですし...。

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2021-03-27

CMP シボレー C15のリメイク

3月15日、大塚康生さんが亡くなりました。

言うまでもありませんが日本のアニメーション界のみならず、ミリタリーモデリング界の巨人でもあります。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

このニュースをTwitterのタイムラインで見た際、真っ先に思い出したのは第3回のモデラーズクラブ合同展初日の夜のこと。AFVモデラーを自宅に20人ほどお招きしたその中に、大塚さんが居られたということです。私の長いモデラー人生で最大のトピックでした。

当日何をお話ししたのか(できたのか)残念ながら楽しすぎて覚えていませんが、サインくらい貰っておけばよかったな...。

大塚さんと言えば短い間在籍しておられたマックス模型。イタレリ版の在庫もありますが、昔の完成品で、リメイク途中に壊れて長いこと捨てられなかったCMPトラックがあるので、この機会に続行することにしました。

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30歳で出戻って直ぐにそれ以前の在庫をバリバリ作り倒していたんですが、その中の一つです。

普通に作らず、タミヤのFLAK38を荷台に積んでドイツ軍に捕獲使用されているゆるーいディオラマを作ったんですが、その後エッシーのFLAK30に積み替える途中で挫折して、20年以上経過してました。

これはCICの刻印があるトミー版でしたが、こうして見ると当時としては相当マニアックな、クオリティの高いキットだったのだなあと改めて感じます。設計は富岡さんとの事ですね。

※マックス模型の歴史資料を集めたサイトを見つけました。ご参考までに。

http://www.italian.sakura.ne.jp/sons_of_biscuits/?p=12457

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触っているだけでパーツがぽろぽろ取れてしまうため接着が怪しいものは全て外して、勢いでもともと破損していた屋根と窓も切り取ってしまいました。これですっきりです。

さて、荷台に積む機銃はどこに仕舞ったかな...。あ、あれにしよう。

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2018-04-22

SEMOVENTE M43 75/46のリメイク【番外】

クリルーモデル・M43 75/46のリメイク前と後の写真を並べてみました。
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20年前はこの「亀甲パターン」を塗るのが初めてでしたが、当時はネット環境もなく、参考になる資料は殆どありませんでした。
ご覧の通り「大きく緑と茶を吹き、黄色線を描き込んで分ける」余り見栄えのよくないやり方です。
それでもこの当時は達成感があったんだけどな…。「まるで置物みたいだな」とか悦に入ってましたっけ。今見るとクラッシュタイルっぽいですね。

色も当時新製品だったグンゼ(クレオス)の日本戦車色をビン生色で塗っているので、どぎつく見えます。
「読者に判りやすいように、敢えて混ぜないで塗る」という意図はあったのですがね。でもなぜ日本戦車色…。

このクリル―モデルのキットはいかにも「大昔のガレージキット」で、大味なディティール、何より寸法・形状があちこちおかしいんですが、不思議と塗れば良い雰囲気になっちゃうんですよね。
時間は掛かりましたが、リメイクして正解でした。ま、完成したから言えるんですが。

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2018-04-21

SEMOVENTE M43 75/46のリメイク【完成】

クリルーモデル・M43 75/46のリメイク完成です。

前回と絵面がぜんぜん(以下略)ですが、完成です。誰が何と言っても完成って言ったら完成なんですよ(逆切れ)。
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足廻りの起動輪と履帯はタミヤ、それ以外はイタレリ/ズベズタ。
フェンダー・スカートはプラ板にて作り直し。砲身はジャンクパーツ(タミヤのシャーマン)より。
機銃はModel VictoriaのBreda Model 38。

基本塗装はガイアノーツとMrカラーにて迷彩、油彩とピグメントにてウェザリング。
ジスイズ90年代ジャパニーズスタイルペインティング。


1998年に完成し、2012年にリメイクを始め、2014年に工作完了していた物を、2018年に入って約3か月掛けて塗り終え、再度完成させました。

いやぁー、スローモデリングって本当に良いものですね(金曜ロードショー風に)。

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2018-04-15

SEMOVENTE M43 75/46のリメイク【17】

クリルーモデル・M43 75/46のリメイク続き。

油彩にてウォッシング、スミ入れなど。ぜんぜん絵面が変わってないなしかし。

現在の戦車模型業界は様々な便利商品や技法で溢れていますが、私の場合20年間ほぼ変わらずです。模型屋の敵ですね。
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スミ入れはまだ半分くらい。ホビーショーまであとひと月を切ったので、途中で完成を宣言してしまういつものパターンと予想(だめじゃん…)。

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2018-04-04

SEMOVENTE M43 75/46のリメイク【16】

クリルーモデル・M43 75/46のリメイク続き。

正月休みの終わりころに始めたセモベンテの迷彩塗装ですが、4月に入ってようやく基本塗装が終了しました。長かった…。
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前回の投稿の後、キャタピラと転輪、排気管・マフラー、防盾のカバー等々を塗り分け。
エナメル系で塗ったので、油彩の溶き油が影響しないようにMrカラーのフラットクリアーを吹いて保護しておきました。普段はそんなことしませんが…。

合同展まであとひと月とちょっと。なんとか間に合うかな。最悪このまま展示すればいいや(投げやり)。

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2018-04-01

SEMOVENTE M43 75/46のリメイク【15】

クリルーモデル・M43 75/46のリメイク続き。

とうとう3月はユニクロの話だけで終わってしまいました。

セモベンテ迷彩の作業自体はほぼ毎日行っていたので、製作系ブログがこのままじゃいかんなーと思いつつ、画像の絵面が全く変わらない(理由は後述します)のもなぁ…というわけで。以上言い訳でした。

ようやく基本の迷彩塗装が終了しました。
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前回(2月18日!)は筆で描いたムラムラの縁取りをどうするか、というところで終わっていました。その後。

・茶と緑の部分をすべてガイアノーツのマスキングゾルで塗りつぶして黄色線をエアブラシで修正

・ゾルを剥そうと思ったらあらゆる個所に食い込んでいて剥がれず、また(筆を洗いながら塗ってしまったため)平面もまるで通販の段ボール箱に貼られた送り状のごとく剥しにくい状態

・因みに粘着テープで剥したら塗膜まで持っていかれて心が折れ掛かる

・1000番のペーパーで擦ったりニードルで突いてすべて剥すのに約2週間。パーツもポロポロ取れて何度か心が折れ掛かる

・ギタギタになってしまった塗装面を今度は小ブロックごと茶、緑、黄色の3回に分けてパンツァーパテでマスクしエアブラシで修正(結局これが正解)

元は「P40の迷彩塗装の練習用に」始めたリメイクだったので結果的にいろいろ試せたのはいい事なんですよね(←ポジティブ)。
こんな荒っぽい事しても大きなダメージがないのはレジンキットならではだと思いますし。P40でいきなりやったらぶっ壊れてますよ。まぁ普通は初めからやらないと思いますが…。

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2018-02-18

SEMOVENTE M43 75/46のリメイク【14】

クリルーモデル・M43 75/46のリメイク続き。

タミヤアクリルのバフ+白による亀甲パターンの隈取を終えました。
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「なぜ、自分はタミヤアクリル塗料を殆ど使ってこなかったのか」をまざまざと思いだし、「たまには使ってみようか」程度で塗り始めたのを後悔しながらの作業でした。
そういえば昔々、某有名モデラ―さんが「アクリルは筆塗りだとダマになるので絶対に使わない」と仰っていて大いに納得したものでしたっけ…。

作業も苦労しつつあと少し、という時点で、先月タミヤのペイントリターダー(アクリル用)を購入していたのを思い出しました。
何十年もアクリル塗料を使っていなかったので、最近クラブのメンバーに教えて貰うまで、その存在も、効果も全く知らなかったのです。

んで、試しに塗料皿に一滴加えてみたら……まっったく別の塗料のように伸びが良く、すいっすい塗れるようになり、あっという間に作業が終わりました(個人の感想で以下略)。

えええ?凄い変わりようなんですけど。これってアクリル使いには常識なの??ていうか最初から「これを混ぜないと筆では塗れません」くらい言ってくれよという感じなんですけども。

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2018-02-12

SEMOVENTE M43 75/46のリメイク【13】

クリルーモデル・M43 75/46のリメイク続き。

復活投稿の3回目くらいに「完成」宣言したりするのが普通だと思うんですが、まだまだ続きます。普通ってなんだ。
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Twitterにはリアルタイムで投稿してるのでご承知の方も居られると思いますが、先週行った作業はグリーンの部分をエアブラシで吹いてクリアーを掛けただけで絵面が全く同じのため、省きました。悪しからずご了承下さい(誰も気にしていないかと…)。

さて3連休の三日目にようやく時間が取れたので机に向かい、タミヤアクリルのバフ+白で亀甲パターンの隈取をしてみました。

実はアクリルカラーを使う事自体が20年ぶりくらいですかねぇ。筆塗りだともっと前かな。
事前にいろいろなシミュレーションというか、ああなったらこうする的な事を予想してから作業するのですが。

ご覧の通り、予想しうる中で最悪の結果でありました。あははははははは。

いったいこれからどうすれば、ああどうすればぁぁぁぁーーと、明るいうちからビールを飲みつつ考えてます。

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