ロシア戦車

2020-09-22

シルバーウィークの思い出2020

9月の4連休もぼちぼちと模型を弄っておりました。

前回記事をアップしたタミヤのスターリン3はだいぶ前にポリキャタピラを捨ててしまっており、代わりにモデルカステンSK-9が組立て塗装済みでトラペの箱に入っていました。

SK-9は可動組立式の初期の製品なので出来の方はアレな感じですが、IS-3自体をライトに作ったのでむしろぴったりと言えます。

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SK-9を組んだのは20年以上前の事で、雑だったゲート跡処理を補修してみたところ数か所のピンが折れてバラバラになってしまいました(モデルカステンあるある)。

余った履板やピンは記憶の場所には無くまったくの行方不明状態でしたが、半日掛けて思いつく場所を掘り返し、ようやく見つけて補修。幸い長さも適正でしたがこれで一日分の気力を使い果たしました(泣)。

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最近の製品なのに買った記憶がないMrカラー512(1947年以降の4BO)が在庫にあったので全体にブワーと吹いてSK-9を仮装着してみました。

画像が小さくてすみませんが既に恰好良いですね。砲塔に番号のデカールを貼ろうかどうしようか、現在考え中です。

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ピットロードのH38も少し進めました。Mrカラー39にいろいろ混ぜた色をベースに、R35のものと同じグリーンの迷彩としています。

少しスカスカっぽいですが車体のパターンはこれで行こうかなと。このあと、砲塔にのみ茶色の帯状の迷彩を入れます。

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2020-09-14

IS-3 TAMIYA 1/35

9月を迎えました。詳しくは申しませんが今年は何と言いますか、マイナスの出来事が次から次にやってくる、いったい全体どうなってるんだよ!な年です。正直もうたくさん。嫌なことがもう起きませんようにと願うばかりです。

模型の方はまだまだ気温が高いので、油彩を使った塗装はお預けです。乾燥が早いとコントロールできないので、というのが表向きの理由ですが汗だくでちまちま塗るのもやだなあ、という感情が主です。

 

さて、在庫箱減らしのために始めたタミヤのスターリン3ですが、一応こんな恰好になりました。

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素組です。素組のすは素敵のす。

砲身と予備燃料タンクのサーフェーサーは合わせ目の処理のため、泥除けと防盾のカバーのそれはデコボコ表現をパテ埋めしたため。

砲塔と防盾は90年代風の鋳造肌表現をサンドペーパー(神ヤス)で丁寧に落としております。こうすると落ち着いた、いい感じになりますよ(個人の感想です)。

というわけで塗りかけが溜まりに溜まっております。

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2006-12-08

ギャラリーのお知らせ・T-70

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写真のみだったギャラリー1「T-70戦車」の解説(9枚)を書き加えました。
まだ完成してから数ヶ月しか経っていないので割りとスムースに思い出して書けましたが、製作のポイントと言うよりは、私の反省文となっております(苦笑)。
宜しかったらご覧下さいませ。

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2006-09-12

T-37/T-37A

前回の日記で「 T-37とは一体どの車輌の事を指すのか判りません~」と書いたところ、いつもお世話になりっぱなしのセータ☆さんより、比較的近年刊行された資料本の中から、T-37とT-37Aに関する部分をまとめた長文のメールを頂きました。
ブログに載せても良いとの了解を頂いたので、資料に関する内容を以下に記させていただきます。
なお、文中の【FORTのキット】とはこれのフレームアンテナの無いタイプです。
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■1)エクスプリント刊 2002年発行 ・『祖国の装甲機械・1905-1941』

T-37・・・【FORTのキット】を基準とすると、車体側面フロートが無くただのフェンダーになっており、砲塔の高さやその他車体各部も細かい部分で微妙に異なっているタイプを「T-37」としている。このタイプは39両が生産されたとしている。
T-37A・・・【FORTのキット】と同様の形式をT-37Aとしている。
「砲塔前部が傾斜し、操縦手席前面が平らなタイプ」については特に記述無し。

T-37(上記とは異なる車輌)・・・カーデンロイドの水陸両用戦車の流れを汲む試作車輌のひとつもまた「T-37」として項目を設けて解説している。

■2)ブロニェコレクツィヤ 01/2003・『赤軍の水陸両用輌』

T-37・・・文中で述べられてはいるが写真・図版は無し。
T-37A・・・【FORTのキット】と同様の形式を広くT-37Aとしている。
1)の本で「T-37」としていた「車体側面フロートが無くただのフェンダーになっている等の特徴を持つタイプ」は、写真キャプションでは「T-37A」として解説。
「砲塔前部が傾斜し、操縦手席前面が平らなタイプ」もT-37Aと分類。

■3)フロントヴァヤ・イリュストラツィヤ 03/2003・『水陸両用戦車 T-37 T-38 T-40』

T-37・・・カーデンロイドの水陸両用戦車の流れを汲む試作車輌のひとつを「T-37」としており、写真が1枚掲載されている。
T-37A・・・【FORTのキット】と同様の形式を広くT-37Aとしている。
1)の本で「T-37」としていた「車体側面フロートが無くただのフェンダーになっている等の特徴を持つタイプ」は「T-37A・第1シリーズ(極初期型)」として解説。
「砲塔前部が傾斜し、操縦手席前面が平らなタイプ」はT-37Aとしながらも「イジョルスキー工場車台」として分類・解説をしている。これはこの本のみに見られる記述。

  ----------------(ここまで)----------------

セータ☆さん、どうもありがとうございました。

ご覧のとおり、T-37Aについてはほぼ似た記述ですが、T-37に関しては資料によって微妙に違いがある、という事を教えていただきました。T-70もそうでしたが、ロシア軽戦車はまだまだこういう事が多いのですね。何れにしろ、私なんぞがちょこっと調べて判断できるわけありませんでしたよ…。

私が前回の日記で、グランパの97年9月号の記事に「T-37」とのキャプションがあるよ?と書いた写真の車輌も、Tankograd No.14のT-37 late variantも同じ「あんぱん5個タイプ」と書いた「イジョルスキー工場車台のT-37A」でした。
ロシア戦車についての研究も年々進んでいる訳で、さすがに10年近く経っている本ならば(間違いという訳ではなく)、新資料の発見によって、書かれた内容が古くなって当然かも知れません。
この辺の資料の上手い使い方が私には昔から出来てなく、キャプションや図面なら書かれた年代を考えずに頭から信じてしまう傾向があるので、気をつけなければなりません。

で、教えて頂いた内容にはTankograd No.14の『T-37 late variant』という記述も見当たらないようなので、これも要注意です。私は昔から洋書なら頭から信じてしまうので…(以下略)。

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2006-09-09

T-37考察(なのか?)

ちょっと書き物をしておりまして、先程よりグランパの97年9月号と01年9月号を読んでいたんですが、私はT-37T-37Aの違いが実は未だに良く判っていなかった事に気付いたんですね。

車体長が少し長い(T-37A)か短い(T-37 )かの違いだろうとの認識だったので正直細部の違いがどうなのか良く知りませんでした。A型以外の写真って見た記憶がないし…。

でもグランパを良く読んでみると、道端に放置された、砲塔の前が傾斜して操縦手席の前面が平らな車輌の写真が『T-37』とありました(97年9月号11p)。フラットで見にくかった操縦手席の前面をA 型では湾曲させる改修をして視界を確保できるようにした、という事です。ええ~、これがT-37だったんですね(←今さら…)。

でもこれ、TankogradのNo.14に載っている四面図の"T-37 late variant"だと思うんですけど違うんでしょうか。”all-welded turret”、しかも、”rivised drivers front”とかいてありますよ。

この本(Tankograd)を見てから、この型は「後期型」だと思い込んでいたんですが…。そう言えば、他で写真とか見た覚えが無かったですね(←いいかげん)。それともT-37→T-37後期型→T-37A なんでしょうか(バリエーション多すぎ)。「あんぱん5個並び」の型がすなわちT-37なのでしょうか?
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考えっぱなしで答えが出ないのが私のダメなところなんですが…。

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2006-08-20

日曜日の日誌 8/20

◇今日は私の父の7回忌法要の日でした。
長男の務めですから仕切るのは当然ですが、はっきり言って正直(←繰り返して強調)しんどい。
こういうのは、いつまで経っても慣れません。しかも物凄く暑かったし、もうヘトヘト。
まぁでも、何とか無事に終えたので肩の荷が下りました。


ミニアートT-70M後期型のアナウンスがありました。
こうして見てみると、車輌キットの開発が初めてという事情が有るのでしょうけど、別々にするよりいわゆる2in1にしたほうが良かったのじゃないかな、と思ったり…。
先に出たT-70M初期型の作例が無いかとMissing-lynxでざっと探してみたんですが、探し方がヘタなのかこの作品くらいしかヒットしませんでした。これは現在、基本塗装まで進んでいるようですね。
「砲塔が非対称(?)なのは知ってるよ」とか書いてあります。こういう割り切り方は羨ましい。私なんか気が小さいので、割り切っちゃった作品はブログならともかく、掲示板には出せないなぁ。
他のサイトにもあると思うので、もう少し探してみます。「T-70」を作ってる人が居るかどうか、ちと気になるんで(←ヤらしい奴)。

◇法事を終えてひと段落した後、近所のショッピングセンターに夕涼みに出かけました。
模型売り場にタミヤ専用の完成品(非売品)ショーケースが有るのですが、中に置いてあったB1bisの塗装が結構上手で驚き。
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キャタピラの塗りとか、ウェザリングとか、チッピングとか良く見ると割としっかり塗ってあります。
専門店以外の場所に貸し出してあるメーカー完成品は、昔から「メーカーの指定通り」に塗らなければならなかったので全く面白くない完成度だったんですが、ウェザリングマスターなどの製品が発売されたので事情が変わったのですね。私は昔から塗り方が殆んど変化していないので、うかうかしていられません。
あ、写真の後方の鏡に怪しい男が写ってますけど、気にしないで下さい…。

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2006-07-24

T-70マニヤックスリターンズ

タイトルをご覧になって「またこれかよ」と呆れた方以外は、今回もお付き合い下さい(弱気)。
なお、リンク(サイドバーの下の方)させて頂いてる「GIZMOLOGIC CAFE」の掲示板を併せて読めば、より頭がこんがらがるのでお勧めです。

◇テクモド製T-70M(ギャラリー1参照)を製作した際に、用途が不明の車体後面の固定具が気になっておりました。破壊された車輛の記録写真には長方形のパネルが差してあるのが見受けられましたが、これが何なのか良く判らなかったのですね。
で、今回ギズモロさんにお答えを頂きまして、これは後ろ右上部に有るグリル用の、分割されたカバーと、その差込固定具だとの事でした。これで全て納得。
実車の写真を見ると確かにグリルの枠の周りには、ヒンジ付の可倒式ネジと蝶ナットを組み合わせた固定金具が幾つか取り付けてあるのが確認できます。初めはメッシュ自体が取外し式なのか、と思っていましたが、このパネルを固定するためのものだったわけです(パネルの両端にもネジ穴?が見える)。
写真を何枚か見ると、横向きと縦向き両方の並べ方が確認できます。メッシュを被せたグリル周りの枠は相当薄くて華奢な板で出来ているようです。
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さて、これを模型に反映させてみようと、先ずパネルと同じ大きさに切出したプラ板を、エッチングで作った車体後部の固定具にあてがって見ると…。見た目がもの凄く邪魔(爆)。塗装も面倒になるし、お尻も焦げ始めてるんで、手間対効果を考えなければなりませんね~。

◇もうひとつ教えて頂いたのが「吸気グリル下側出し排気管の初期型車体にも、後期型の排気管出し口位置に蓋が取り付けてある」事です。いやぁ~ますます意味が判りません(←考察は放棄かよ)。
戦車はメカなんで何か理由は有るのでしょうが、戦時に開発された車両ってこういうのが多いですね。T-70の場合も行き当たりばったりの改造で、どんどんヘンになっているような…。だから調べると面白いのですけどね。

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2006-07-23

日曜日の作業日誌 7/23

◇ついこの前までは「毎日暑~い」と書いていましたが、先週から梅雨寒の毎日です。こう急に涼しくなると、風邪をひいてしまう方も多いかも知れません。お気を付け下さい。

◇昨日こそは模型作業を一気に進めてしまおうと目論んでおりましたが、義母より「沖縄音楽の夕べ」的コンサートのチケットがあるので聴きに行くよう言われ、仕方なくグランシップに行って来ました。そんな事している時間はないのですが、私はこの方の申し出にはちょっと断れる立場にないのですね(義母はゴッドマザーっぽい)。
出演者が多く、聞き応えのあるコンサートで良かったのですが、沖縄時間と言いますか、開演が30分遅れ、予定時間がさらに延びたので帰宅が10時過ぎ。土曜日のうちに起動輪の修正を済ませる予定が、今日にずれ込みました。

◇昨日の記事の、フリウルATL-55も組んでいます。
以前、KV-1のキャタピラを組んだ際の日記で「軸に使うのは真鍮線よりもキットに付属している針金の方が良かったよ」と書きましたが、MMM最新号の山田卓司氏のハウツー記事内で、0・5ミリ真鍮線を使っているとの記述があり、気になっていました。写真ではきれいに組めています。

確かに真鍮線で組み立てた方が強度的に安心できるので、自分も今一度試してみようと思い(←自分のやり方に自信が持てないヤツ…)全てドリルで軸差込穴をさらってから真鍮線で20リンクほど組んでみましたが、やはり差込口方向に酷く曲がってしまいました。しかも軸が丈夫なので、逆に曲げて直そうと思っても簡単に真っ直ぐになってくれません(泣)。何かコツがあるのでしょうけど、仕方なく元の方法に戻しました。
付属の針金で組む方法は楽な反面、簡単に抜けてしまうので、もう少し太い軟鉄線などの素材を探さ無くてはいけないかも。まぁ当分フリウルは組まない予定なので、そのうちに忘れちゃうんでしょうけど…(学習能力なし)。

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2006-07-22

土曜日の作業日誌 7/22

緊急で重要なお知らせです。至急、お知り合いのモデラーの方々に以下の内容を連絡して下さい。
よろしいですか?

フリウルモデルATL-55 T-60/T-70用は、ミニアート1/35・T-70Mの起動輪とピッチが合いません。』

…………………………。

え~勿論キットのままの仕様では幅の違いでフリウルのキャタピラはNGですが、これを使った仕様もあるのですね(←もったいぶって言わんでもT-70用って書いてある)。

確かにフリウルATL-55 には起動輪もセットされています。
しかしながら、ちょっと実物のイメージと違うのですね。
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左がフリウル、右がミニアートに若干手を加えた物です。

ご覧のようにフリウルの起動輪は顔の部分が丸い感じで、言うなればキティちゃんとポンデライオンのごとく似て非なるものなんですね(←また伝わらん例えを)。
現在、キットの起動輪の歯を付け替える方法を検討中です。

「そんな事は作る前にきちんと確認しろ」という、全く言い訳出来ないもっともなご指摘はナシの方向でひとつ…(泣)。

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2006-06-22

模型話つれづれ

先日の記事で、T-70の誘導輪基部を車体に留めているボルトの数云々と言いましたが、同系列のT-60やT-40の同じ部分が2個(上下で4個)ボルト留めですよね。当然こちらの方が古いです。ちょっと調べるにしても、もっと視野を広げなければならぬと反省。

その前の記事で騒いでいた丸型小ハッチのサイズは、1/35で約5・5ミリ径でした。
5ミリ径ならばショップで昔買い求めた、切れ味の良い打ち抜きポンチを持っています(但し、既に絶版らしい)が、5ミリだと少し小さく感じます。また、5.5ミリの打ち抜きはどうやら存在しないようです。
テンプレートでけがいて抜こうと思ったのですが、仕上がりが不満です。いろいろ試した結果、径が合うジャンクパーツをスライスして何とかしておきましたが……。
昨日、会社で毎日書類を束ねる為に使っている古いパンチで抜いた丸の径を何気な~く計って見たら……約5・5ミリでした(爆)。工具を探すのにも、もっと視野を広げなければならぬと反省。

◆一つのキットを作っている最中、他のキットに手を出したくなってしまうのはモデラーの性【さが】です(←そうか?)。
現にいま、いろいろ寸法的に問題があると言われている、ブロンコのオチキスH39を作りたくて仕方ありません。
キャタピラは以前購入したモデルカステンのを持っていますが、ショップのショーケースに入っている、チェサピーク(だったかな)かどこかのレジン製キャタピラがちょっと気になります。気になるだけですよええ。
H35改造キットも手に入れたことだし、簡単なリサーチでサクッと作りたいですね。

◆ミニアートのT-70Mとブロンコのオチキスは、どうもプラの材質が柔らか過ぎに感じます。
車体に桁を入れて補強しないと、作っている内に捻ってしまうかも知れません。
私は削り、ヤスリ系の作業が多いのですが、このプラが細かくサキイカ状にささくれるのも困りものです。

まあ、気にならないっちゃあ、気にならんレベルですけどね(←んじゃあ言うな)。

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