KV祭り

2021-01-16

KV祭り(13年ぶりその4)

タミヤの新KV-1(1941年型)が完成しました。

買ってすぐにストレート組みして、キットの部分分割式キャタピラの後ハメが面倒だったので旧作から剥してきて交換した、というお手軽モデリングです。

それにしては時間が掛かってるよなーというツッコミは無しでひとつ。

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履帯は確かミニアームのレジン製、クリッカブルで組立て超簡単!だったのは良いのですが、10年以上経ってから外して塗り直して再度取付けるのは工程ごとにポロポロ外れて、ちょっとした苦行でした(そんなことするヤツがいるとは想定してないと思いますが...)。

なお、トランペッターから外してそのままタミヤに取付けるとかなーり緩く、両側とも1リンクづつ減らしました。逆に、タミヤの部分分割履帯はトラペに使うには短かすぎるという事ですね..。

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溶接砲塔でZIS-5を搭載している車輛にこういう字体のナンバーがあったのか?はよく判りませんが、大昔の資料本のカラーイラスト風にバーリンデンのドライデカールを貼ってみました。スローガンとか人名は(読めないぶん)インパクトがあるんですが、数字のほうがクールかなという適当な理由です。

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キットのパーツの分割をみると、今後のバリエーション展開が幾つか想像できますね。前作は3タイプでしたっけ。でも私はもういいかな...。

そんなわけで足掛け15年(間の13年くらいは空白ですが)に渡りました「KV祭り」はこれにて終了とさせて頂きます。ありがとうございました。

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2020-12-29

KV祭り(13年ぶりその3)

Trumpeter KV-2量産型が完成しました。

タイトルは「13年ぶり」とありますが、前回の投稿(その2)が昨年の11月なので正確には14年ぶりですね。スローモデリング道を邁進しております。

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KV-2は死んで道標代わりになっていたり独軍の捕獲車輛でなければ(今のところ)一切のマーク類が確認されていないので、巨大な無地の砲塔を持て余すことになります。

今のAFV模型では様々な技法でそこの情報量を増やし埋めるのがトレンドだと思いますが、敢えて何も施さずにスミ入れだけで終わります。いいんですこれで。いえ、特に信念はありませんが。

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キャタピラはフリウルモデルATL-10ですが、新品ではなく14年前に完成したトランペッターの溶接砲塔KV-1完成品から外してきたものです。エコですね。再塗装の際、金属素材だと多少荒っぽく扱っても問題ないので助かります。

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画像は完成後にいつものコンデジでぱぱっと撮ったものですが、最近重戦車級の作品を撮ったことがなかったのでご覧の通りの写りの悪さに愕然としまして...実はその後に機材を新調しました。

現在いろいろ試していますが、しっかり撮り直そうと思うと年を越してしまうので、先に完成報告させて頂いた次第です。

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いやーしかし砲身長いと恰好良いですよね、やっぱり。......ですよね?

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2020-08-24

夏の思い出2020

前回の投稿はお盆休みが終わった翌日でした。

タブレットの画像で振り返るとR35の迷彩の縁取りは8月の9日から13日にかけて少しづつ塗っていました。思えば溶けるくらい暑いさなかによくやってましたねー私。

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タミヤ新KV-1をベランダで缶スプレー(タミヤRAFダークグリーンAS-9、前回の画像参照)塗装したのは14日のことでした。先週の土曜日22日の朝に、その上からクレオス511(4BO)にインテリアカラーを混ぜた色をエアブラシで吹いてみました。

久しぶりに朝から一日模型をやろうと思ってたんですが、あまりの暑さにたったこれだけでギブアップ、閉店...。あとはアイスを食べつつ涼しい場所を求めごろごろしていました。

 

前後しますが8月1日の夜、とりわけ(見た目が)邪魔なトランペッターのIS-3Mを棚から引っ張り出して箱を開けてみたところ、タミヤのIS-3が一緒に入っていました。呉越同舟ですね。

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トラペのIS-3Mはタミヤの〇ピーではなく完全なオリジナルだ、という記述を昔ネットのどこかで見た記憶はあるのですが、改めてよーーく比べてみると砲塔のハッチ周囲の溶接の「模様が」偶然だとは思いますが同じでした。偶然だとは思いますが(2度言った)。

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かなり昔の製品なので既に時効かもしれないし実際3Mの方が恰好良いんですが、こういうのは嫌いなのでタミヤのドナーになってもらいます。と言っても3Mはあちこち違うので使えるパーツがあまりありません。差し当たってスポンソン裏を塞ぐ板(プラ版でいいのでは...)を切り取って使いました。

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タミヤのIS-3ってタイガー1後期型の直後くらいのリリースでしたっけ。とても荒々しい鋳造肌のモールドが90年代、第二期AFV模型黄金時代到来という時代の空気を思い出させてくれますが、さすがにフェンダーまでボコボコなのはいかがなものかと思い、ポリパテで均してサフェーサーを吹き、新品状態にしました。

※えー、ここでいったん飽きてしまいR35の塗装に戻っています

 

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バッシーンと音がするくらいどストレートに組んで吊るしデカールのタミヤ新スチュアートも、実はオチキスを組み始める以前の4月初めからずーっとウェザリング待ちです。超めんどくさかったですねこのデカール。

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2019-11-11

KV祭り(13年ぶりその2)

Trumpeter KV‐2量産型続き。

再開してみたら僅か2回目にして塗装前まで来てしまいました!すごいね!そうだね!

13年前に結構組んであったのと、フリウルキャタピラを旧作から剥いできたお蔭なんですけどね。因みに溶接砲塔型の完成品はポイします。

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前回書いた通り砲身以外はほぼ素組で特にアピールしたい点はないので、サクっと紹介させていただきます。

防盾両脇のボルトは形が流れてしまっているので、他キットの物に付替えています。砲塔の手摺?はさすがにキットのパーツだと折れやすいのでコンマ5ミリの真鍮線に交換していますが、曲げ部分のRがキット部品と同じになるように工夫しています。

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工作にアピールする点が無い画像が続きますが、これだけ大きな画像(リサイズするのが面倒で。スミマセン)でもアラが見えない...かな?どうでしょうか?

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さて、実は既に塗装に入ってます。こちらも特に情報はありませんが、Mr.カラー511 ロシアングリーン(4BO)は、タミヤカラーAS-9 RAFダークグリーンとほとんど同じ色だという発見をしました。って誰かもう見つけてますかね。下面をタミヤの缶スプレーで、上面の入隅をエアブラシで吹いてるんですが色の境目が全く分かりませんでした。

砲口はアルミの地を少しだけ生かしたかったので、3ミリネジにマスキングテープを巻き太らせて差し込み、ネジ頭の部分で軽くマスキングしています。結果はお楽しみ(笑)。

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2019-11-04

KV祭り(13年ぶり)

3カ月半ぶりのご無沙汰でした。

この間いろいろあった...訳ではなく、ただ単にPCの調子が悪くて記事の更新が出来なかっただけです。携帯端末でやっても良いんですが、ちょっとめんどくさいんですよね~(慣れてない)。

 

さて、表題の件です。

15年前に中国のメーカー、トランぺッターがKV1戦車各タイプをリリースした際はそのマニアックさに興奮したAFVモデラ―の間で大変な話題になりまして、私も「買って作って応援しよう」と思い5種類購入し、とにかく作り倒そうと3キット同時に作り始めたのでした。ああ、若かった...(サイドバーのカテゴリー欄「KV祭り」参照)。

結局最初に発売された溶接砲塔と鋳造砲塔の2キットだけ完成させた後、KV2の量産型を作りかけて13年経ってしまいました。ABERの砲身(キットのパーツより3ミリ長い正確な寸法ですが、タミヤ用なのでそのまま取付けられない)をどうやってガッチリと接着できるか、考え過ぎて手が止まってしまったんでしょうね。

因みにこの記事の頭に書いてあるカミサンの従妹の子供アクマ姉弟(当時小3と小1)ですが、現在姉は東京の某ホテルでパティシエを、弟は警察官をやってます。

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先月、作りかけの積みの中から箱が潰れて特に邪魔だったこれを引張り出し、工作を続けてみたら1時間ほどで砲身の接着が完了しました。

アルミ砲身の後端に穴を開け真鍮線を4本差込み(回転や折れ防止)、切断したキットのパーツにエポキシ接着剤をたっぷり付けて接着し、硬化後、真鍮線を埋めるようにキットパーツにエポキシパテを充填して完了。エポキシ同士でガッチリ接合(たぶん)。なーんだ、やれば簡単にできるじゃん...。

なおKV2のアルミ砲身ですが、その後リリースされたModelPointは(未見ですが)寸法が正しく且つトラぺにポン付け出来るはずですので、以上は完全な無駄知識です(泣)。

砲身の交換だけでおなか一杯になったので他はほぼストレート組みです。一応かば◎さんのブログのマニアックス記事を読ませていただいて摘み食いはしてるんですが、またまた手が止まってしまってはイカンのでいろいろと省略しております。PEもABERのを持ってるんですが使いませんでした。ヌルさを通り越して凍結してますね。すみません。

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2006-08-16

連休最終日の作業日誌

毎日暑いですね。
私の夏休みも今日でお仕舞い。幸い、仕事絡みで出勤したのは、月曜日の午前中だけでした。
この日は家に居たところでアクマ姉弟の子守に付き合わされるだけだったので、却って快適に過ごせました(笑)。

さて、さすがに今日は模型も少し触らねばと思い、手元にあるブロンコのオチキスとトラペのKV-2の箱を開けてみたりしましたが、眺めている時間が長くてなかなか進みません。暑い日はやはりダメですね~。

取敢えず、アベールのKV-2砲身をキットパーツにフィットさせる用意だけ行なうことにしました。

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キットの砲身パーツの根元を、アベールの砲身の長さに合うように調整して切断します。
切断には、店長よりお借りしている「Harp パイプ切断冶具」を使いました。

プラスチックや金属のパイプ、丸棒を正確に切断するだけの為の工具です。
最近完成させた某戦車の砲身はこれで作りました。
因みに店長はここの通販で購入したそうです(ショップでは取り扱っていません)。
この機能だけで1万円かぁ…。エアブラシや高機能のリューターとほぼ同じ金額ですから、ちょっと考えてしまいますが、エクザクトのアルミ製垂直・45度切断用工具に比べると正確さが違うんですよね~。

あ、忘れてたけど、コレそろそろ返さなきゃぁ…。

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2006-04-16

KV-1 1940年型〈溶接砲塔〉の完成

トランペッター1/35、KV-1 1940年型〈溶接砲塔〉が完成しました。

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砲身はファインモールド、キャタピラはフリウル。それ以外はキットのままです。
工作も塗装も先日の鋳造砲塔と殆んど同じ内容なので、新たに書ける事がありません(弱気)。
鋳造砲塔に比べて、塗装を少しだけ黄色系に振ったかな?だけの違いでしょうか。

とにかく今回は数をこなそうと勢いで作り始めたので、吸気グリルのメッシュなどに敢えて金属を使わなかったのですが、そう思いながら割り切りも出来ない中途半端な作品になってしまったのが反省点です。
やはり、私には数をこなすのは無理かなと。しかし気付くの遅すぎ。

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ええと、左側の起動輪ですが、工作が進んだ状態で間違いが判ったので、ここも実はキットのままです。
何故か完成してから気になりだしたので、やっぱり直して置けばよかったと激しく後悔。
私は「七つの間違い」とかの間違い探しが不得意なんですよね~(←そういう問題ではない)。

…あ、キャタピラの塗料剥れてる。これ位は直さなきゃあ…。

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2006-04-13

KV-1 1941年型〈鋳造砲塔〉の完成

トランペッター1/35、KV-1 1941年型〈鋳造砲塔〉が完成しました。

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金属砲身はファインモールド。キャタピラと起動輪はminiarmレジン製。
ご覧の通り、それ以外は素組に限りなく近いです。しかし思えば去年の7月が組み始めですよ。
勿論ず~っと作っていた訳ではありませんが、やたら時間が掛かりましたね~。何ででしょう。

塗装はクレオスMrカラー、ロシアングリーン他数色でグラデーション→油彩数色でウオッシング(一回づつ乾かして数回)→パステル数色でウオッシング補正。こんな所です。

世の中「チッピング」流行りなのにも関らず、毎度変らぬ90年代風の塗装法ですが、これもまた良いか、と開き直っております(←あ~イタいオヤジ)。
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砲塔のマーキングは、資料のカラー図を1/35に拡大コピーしてマスクを作成し、エアブラシでマスキング塗装。

スキャンしてデカールにプリント、とかで無いところが『電脳炎』の課長に言動が限りなく近い私らしく、ローテクで良い感じかなと。

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2006-03-18

模型製作系ブログぅ?

今週は体力勝負の仕事が多かったのと、杉花粉アレルギーが酷くてブログの更新もままなりませんでした。
明日は唯ひたすら朝寝坊しようかと思っていたら、先程の電話で仕事が入ってしまいました…。
ああ、嫌なことはきっぱりと断れる勇気が欲しい(他人に任せられる勇気と言いますか←判りにくい)。

   *   *   *
少しづつKV戦車2台の塗装。
アンバーでウオッシングし乾燥させた後、もう少し暗いローアンバーで墨入れ。
筆先で絵の具を少量取って、溶き油で伸ばして墨を入れているので、乾燥した後で見ると効果が有るのか無いのか微妙です。
パステルのセピアも併用するつもりなので、全て絵の具での墨入れはしません。所々バフ系と茶系のパステルを織り交ぜ、単調になるのを防ぐ予定(あくまで予定)。
その前に、平面部分を明るい色の絵の具で数色染めてみます。が、明日早いので今日はここまで(え?もう終わり?)。

って、模型製作系ブログなのに写真が無いの?
すみません、日曜日辺りには途中写真を撮ってみます。

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2006-02-28

反省→開き直り

日曜日の自分の記事を読み返してみると、一生懸命な割にはおかしな事を言ってます。そもそもカラー図やデカールが、実物のデザインと寸分違わないという保証はありません。全く間違っている可能性もあるわけで、それを正確にトレースしても仕方ないですよね。
まあそうだったとしても、私がフリーハンドで筆書きするよりはだいぶ見た目がマシでしょうが…。

KV-1に使ったデザインは、違う型式の車輌のものだったようです。
こういう点を気にするのならば(当然ですが)作り始める前から、はっきりした完成後のイメージを持っているのが重要です。取敢えず説明書通りのタイプに作ってから、マーキングを探して騒いでもダメですね。

と、自分の無計画を深く深く反省。まるで某議員のように(←時事ネタ)。

…で、反省はしたものの、昨日の砲塔マークはそのまま行くことにしました。作例やコンペではないし、これを塗り潰してデカールを貼るなり無地にするなりしても、自分模型史(?ナニソレ)に進歩が無いような気がしますので。

間違いを知らずに手を入れた作品を披露するのは『ズボンのチャックが知らずに開きっぱなしな色男』のような格好悪さを感じたりしますが、今回の場合は『チャックが壊れているのを知っていて平然としているおかしな奴』な訳ですね。判りますか(判るわけない)。

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