ULTRASONIC CUTTER
超音波カッターを、買ったー。
えー。先日の静岡AFVの会と同時開催のフリマ会場に、ここのメーカーさんが代理店と出店されてまして。
それまで超音波カッターの存在は知っていたものの、プラスチックだと摩擦熱で断面が溶けるとの事で、レジンキット専用的なイメージがあり、ナイフとレザーソウがあればいいじゃん、必要ないなと思ってたんですね。
しかしブースに置いてあったデモ機を使わせて貰ったら考えが180度変わりました。手元のスイッチを人差指で小まめに入り切りすればプラスチックの切断にも問題なく、私の工作の多くを占める「削る・切る」時間が大幅に短縮できそうだし、たまにある指の怪我も防げそうです。
さてショップで取り寄せて貰い購入後、早速使ってみました。
某キットのキャタピラです。
矢印部分を見て判る通り、ゲートが三角錐様の形状で太いので、ニッパーを入れる際の向きを考えさせます。
ギリギリで刃を入れると、パーツを喰ってしまう危険があります。
超音波カッターで切ってみます。
カッターの刃をパーツとゲートのギリギリの部分に当て、手元スイッチをポチッと押します。
この位の太さであれば、全く何の抵抗も無く切断できます。
逆に力が余ると他の部品に被害が及ぶ可能性があるので、加減が必要かも知れません。
この状態に切り出すまでに、1~2秒です。
従来は、ニッパーでゲートを多目に切断→多目のゲートをナイフで荒めに切り取る、の2工程でこの位なので、私の感覚では大幅な時間短縮なのですがどうでしょう。
今後操作が熟練すれば、もう少しきれいな断面になると思います。
省力化機器って大概高価だし、替わるものが在るだけにユーザーとしては敬遠しがちですが、一旦手にして使ってしまうと後戻りは出来ないものなんですね。
今後、私にとって手離せない道具になりそうです。
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