SEMOVENTE M42 da 75/34
タミヤ/イタレリのセモベンテM42 75/34(セモベンテの砲身の長いヤツ)の足回りだけを組んでみました。
最近発売されたイタレリのセモベンテM42の2種類のキットは車体、インテリアや機関室上部など新規パーツが多いものの、足回りは70年代のセモベンテM40 75/18のままです。
キャタピラもいわゆるポリキャタピラ。素材だけは接着・塗装可能に変わり、硬さも昔に比べれば随分柔かいですが...コレ何とかならんかったのかなあ、というのが正直な感想です。
というわけでポリキャタピラはポイして、現在入手が一番簡単そうなタミヤのカーロアルマートのキャタピラ(Xパーツ)がそのまま使えるのか検証してみたのでした。
※タミヤの起動輪/キャタピラはピッチがアレだというのはこの際おいておきます
板バネパーツのパーティングラインや若干の型ズレがキビシイですが、50年近く前のパーツなので仕方ない。文句を言わずに粛々と処理していきます。画像は処理後で、処理前の写真は撮り忘れました。
ついでに板バネの端が丸められている表現をノミで彫り込みます。5台ぶん行った定番の工作なので慣れてます。
転輪はテーパーが付いているためモーターツールに噛ませて整形します。また、ボギーを組むと若干上側がすぼまる感じがしたので、プラ板を挟んでいます。
起動輪も軸を加工してタミヤに替えてみました(ⅹパーツに含まれています)。
キャタピラを巻いてみると、規定数だと画像の通り若干短かく、予備の1リンクを足すと長すぎて誘導輪部分で浮いてしまいます。
上部で弛ませたいところですが、上は一枚ものなので難しく、もう1セット用意して切り貼りすれば可能ですがこれを3セット買うのも....。
最後の1リンクを短く加工して足して誤魔化すのが簡単で現実的ですかね。
MA誌の75/18のニューキットレビューでもタミヤのキャタピラを使っており、その記事では予備の一枚を使えば行ける、と書いてありましたが、起動輪側と誘導輪側に少しずつ逃がしたとしても結構浮いてしまうと思うけどな....。
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