SUMICON2015

2018-11-03

Fiat 508CM Coloniale【完成】

住友たかひろ氏主宰のSUMICON2018 エントリー№02、Fiat 508CM Coloniale 完成致しました。
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この車について少し説明しますと、フィアット 508C(市販車)のミリターレ(軍用車)の更にコロニアーレ(植民地仕様)で、CMとCMコロニアーレの違いは、燃料タンクの大型化及び燃料ポンプの変更だそうです(要するに外見上の変化は無し)。

あと、見てお判りのように右ハンドルです。
そしてドアの外側に開閉用のノブがありません。外からはドア内側のレバーで開けていたと思われます。

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イタレリのキットについてですが、私が製作したのは初回生産分だったためドア内張りのモールドが実際と異なり、また畳んだ状態の幌が付属していませんでした。

そのためドア内張りの修正などを行い、畳んだ幌はハンガリーのS.B.S.モデルのレジンパーツを使用しています。スペアタイヤを含めた5個のタイヤも同社のパーツに交換しています。

※5年前発売のタミヤイタレリ版と昨年発売された(らしい)イタレリ改修版はドア内張りの金型が改修され、畳んだ幌などの追加パーツが付属しています。

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また、幌を開けた状態にするに当たって目立つ(ように個人的に感じる...)ウィンドウの低さをS.B.S.モデルのエッチングパーツを加工して取付け、適正と思われる高さに修正しています。

塗装は42年以降のイタリア国内と思われる記録写真を参考に、少し変わった迷彩にしました。
Mr.カラーのコックピット色をベースに、ダークグリーンの迷彩パターン。マスクを自作して一つづつエアブラシで吹いています。
スペアタイヤのホイールキャップと給油口、矢羽式方向指示器は挿し色としてシルバーに塗っています。

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ウェザリングはいつも通り、油彩のみで行い、少しだけピグメントで足回りを汚しています。
現在AFV模型塗装の主流である塗料剥げ表現や雨だれ表現はまったく行っていませんが、全部がぜんぶ同じ塗り方でなくても良いだろうという個人的な考え...ではなく、単に練習するのが面倒くさいからです(だめじゃん...)。

スミコン参加の完成作品はこれで5作目となりました。
何れも小さいものばかりですが、長い間未完成病を患っていた私にとって、モデラ―としての喜びを再確認させて頂いたイベントでした。

住友たかひろさんとスミコン参加の皆さまに、感謝申し上げます。
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2018-10-06

Fiat 508CM Coloniale⑲

住友たかひろ氏主宰のSUMICON2018参加作品続き。

基本の塗装をほぼ終え、後はウェザリングを残すのみとなりました。
※シャーシは塗装時の取り回しのためと、タイヤ周辺の塗装を考慮して未だ接着していません。
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窓ガラスはエバーグリーン0.13ミリクリアー。タミヤのクラフトボンドを水で溶いて枠に接着しました。
水性ボンドの使用は正直初めてでしたが、思ったよりもはみ出しも目立たず簡単に貼れました。今後はこういうパーツを組む場合に悩まなくて済みます。

メーカーエンブレムは元のモールドを削り、付属のデカールをプラ板に貼ったものに交換しています。
プラ板をグレーに塗っていますが、折角のFIATの文字が良く見えないので、シルバーに塗っておけば良かったかも。
ルームミラーはSBSモデルのPE。ちょっと上向きに接着してしまいましたが良しとします(剥すと曲がる可能性)。


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車輛認識票はデカールが用意されていますが、タミヤ・セモベンテ付属のPEに交換。取付けの場所はよく判らないので、キットの指示通りとしています。

最初は「車内をウェザリングまで塗装し終えてから車体をくみ上げよう」とか思っていたのですが、私にとってはラッカーを使用した塗装と油絵具の塗装は全く別物なので、同時にやるのはとても面倒なんですね。
なのでその時に楽をした代償として、これから筆の入りにくい車内をちまちま塗らなければならないという現実が...。

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2018-09-23

Fiat 508CM Coloniale⑱

住友たかひろ氏主宰のSUMICON2018参加作品続き。

迷彩パターンの塗装を終えました。
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迷彩色はMr.カラーのダークグリーン。旧ロシアングリーンの瓶に入っていたけど、当然(当然なのかよ)混ぜているので何色か判らない濃いグリーン。
でもベースの色と同じで、いくらシロウトが混ぜても特別な色にはなっておらず、似た色はあると思いますけど。

パターンは記録写真を参考に自分で手書きして、縮小コピーしたもの。
実物は右側が全て同じパターン、別の個体はエンジンフードの上が全て同じパターンなどですが、さすがにそれでは見た目がしつこいので、何種類か混ぜてあります。
それをマスキングテープに写して切り出し、一か所づつマスキングして吹いています。

ここまで書いてなんですが、正直めんどくさいので、上手い方は手描きした方が良いです(あたりまえ)。
もしくはもっと単純な迷彩にするとか、単色にするとか。普通はそうしますよね...。

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実物通り、イタリア人がデタラメにささっと描いたように見えれば良いんですけど。
記録写真では本当にそのように見えます。「何でそれで迷彩効果があるわけ?」みたいな。
模型を塗るのってなかなか難しいですね。

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2018-09-17

Fiat 508CM Coloniale⑰

住友たかひろ氏主宰のSUMICON2018参加作品続き。

下地の塗装中です。
一旦バラして車体には持ち手(ペットボトルの蓋)を貼り付け、シャーシはセリアの棒付きクリップで保持しました。
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先に塗った車内の色は以前、適当に混ぜて作ったグリーンなんですが、残り少なくなっており、隅々まで塗れない可能性が高いです。
そういうの考えて先にたくさん作っておけよ自分。まったく行き当たりばったりですねぇ(誰に同意を求めているのか)。

手持ちの緑系塗料を探してみたら、Mr.カラー364、BS283エアクラフトグレイグリーンがかなり近い色だったので、先ずはこれで塗りました。
RAFの機内色らしいですね。これはKさんの遺品です。Kさんありがとう。

タイヤに塗るグレーも手持ちで審査してみたら、Mr.カラー・ジャーマングレイカラーモジュレーションセットのシャドーが、ちょっとインクっぽい、青み掛かった黒に近いグレーで良い感じでした。これもKさんから頂いたものです。
簡単にマスキングしてエンジンなどと一緒にエアブラシで吹いています。

んで、この作業を終えてふと見たら、フェンダー上のポールが見事に取れていました(三度目....泣)。
長さを揃える為に穴を下まで貫通させてなかったのがポロポロ取れてしまう原因なので、一旦ポールを取り外して基部を作り直し、穴を開け直し、塗り直し。
これでもう取れない筈です。最初からやっておけよ自分...。

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2018-09-08

Fiat 508CM Coloniale⑯

住友たかひろ氏主宰のSUMICON2018参加作品続き。

9月に入り、ようやく工作が完了しました。
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エンジンフードのストッパーは、キットのパーツを削り込んでみましたが、それでもまだ大きかったですね。
ハウラーのPEセットにはこのパーツが含まれているようなんですが、板だと実感を損ねるし、悩むところです。

前部フェンダー上のポールは車幅表示棒ではなく、ペナントの旗竿です。
実はよく確認せずにAFVクラブのドイツ軍車両用のを用意してたんですが、よく見たら玉の部分が大きすぎでした。

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ポールの旗頭(玉)は0.3ミリ洋白線の先端に丸リベット接着→瞬着にディップし逆さまにして乾燥→溶きパテでコーティング→リューターに噛ませてドリルレース、で作っています。小さいのでドリルレースする前に結構丸くなってますが。

ウィンドウのストッパーは懐かしのオンザマークの蝶ネジ(ドイツ軍戦車用)をそれらしく加工してみました。
そもそもこういうのこそPEで欲しかったんですけど、SBSモデルには含まれていないという...。
実際はエンジンフードのストッパーと似た物ですが、あまり目立たずに、何かしら付いているなという感じで(笑)。

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フェンダー後ろの雑具箱は、SBSモデルのPE(箱ごと作り替えて蓋を開状態にできる...)に含まれています。
でも、凹みの部分を表現するために極限まで薄くなっているので、上手く曲げて組める気がしません。
な訳でキットのパーツを修正しました。レジン製の蓋のみ使用しています。蓋の金具類はPEのジャンクから。

前後の窓ガラス、ルームミラー、車輛認識票、泥除け、メーカーエンブレム、ドア内側のハンドルは塗装後に取付けるため外してあります。
ドア内側のハンドルってうっすーいエッチングなので、触っただけでくしゃくしゃに曲がっちゃうんですよ。


この状態で手に持って眺めたりするんですが、結構壊しちゃうので焦ります。フェンダーのポールなんて、両側取れたので直しましたよ...。
そう言えば今気が付いたんですけど、塗装中に持つところが無いや(だめじゃん)。

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2018-08-31

Fiat 508CM Coloniale⑮

住友たかひろ氏主宰のSUMICON2018参加作品続き。

TwitterやスミコンBBSでは、幌付けた→ダッシュパネル取付けた→フロントグリルハマらない→エンジンフード擦り合わせた→幌骨付けた、など段階を経た画像を投稿をしているのですが、私のホームグラウンドである筈の拙ブログでは、今回いきなり出来てる感じになってます。スミマセン。
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ダッシュパネルを取付けると横面に接着線が現れますが、これは実物にはないラインなのでパテ埋めします。
フロントグリルはそのまま取付けるとバンパーの接着用のモールドとズレが生じるので、プラ板を噛ませて少し前に出しています。

そこまでは予定通りでしたが、何故かフロントグリルとエンジンフードの高さが合わずうまく収まりません(フロントグリルの方が0.4ミリくらい高くエンジンフードが浮いてしまう)。
理由は良く判りませんが、恐らく組み立て方がデタラメだった為か、もしくはSBSモデルのダッシュパネルのせいでしょう(適当)。
フロントグリルの下側を少し削り、それでも吸収できなかった隙間はプラ材で埋めました。

エンジンフードのストッパーはキットのパーツを削り込んで一回り小さくしましたが、それでもやっぱり大き過ぎでした。
とてもダサい出来なのでやさしくスルーしてください。
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ヘッドライトは革っぽい黒いカバーを付けている設定です。雰囲気を掴むためにとりあえず塗ってみました(意味なし...)。

革のヘッドライトカバーは本来、レンズから本体にかけて「革か布だよ~」的に皺が寄り、ルーズに被さっているのを再現するべきですが、ちょっと恰好悪いので止めておきました。面倒だし。

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2018-08-18

Fiat 508CM Coloniale⑭

住友たかひろ氏主宰のSUMICON2018参加作品続き。

連日、怒涛の更新。なんとなんと、タイヤを取付けました(いや、それほどの事では...)。
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前回書いた通り、タイヤにプラ板のスペーサーを噛ませて0.6ミリトレッドを広げてあります。
これで良いのかどうかさっぱり判りません。でも車体を載せてみて特に違和感がないので、大丈夫かなと。

んで、目ざといあなたはもう見つけたかも知れませんが、一応バルブらしきものを付けました。
特にアピールする程の出来ではないので、スルーしておいてください。

作業にはあまり進捗が無いので(二度目)、ウィンドウのサイズについて検証しておきます。
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上がイタレリのパーツ。サイズは高さが5.2ミリ、幅が28ミリ。何れもウィンドウの内寸です。
そして下がSBSモデルPE。高さが7.3ミリ、幅が27.7ミリ。高さが約2ミリも違います(ただ、2ミリは高すぎるような気も...)。

何故こんなサイズになってしまったのか、と考えるに恐らく、このキットは幌を被せるのがデフォなのではないか?と。
なので厚みのある幌パーツを被せた時にきちんと見えるように、窓枠の高さで調節してしまったのではないでしょうか。
実際に、初期ロットは畳んだ幌は付属していなかったですし、幌を被せた完成品を見ると、被せていない状態ほどの違和感を感じません。

....と推測してみましたが、どうでしょう(あまり深く考える気無し)。

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2018-08-17

Fiat 508CM Coloniale⑬

住友たかひろ氏主宰のSUMICON2018参加作品続き。

お盆休みはしっかり1週間ほど取らせて頂いてたんですが、模型はさっぱり進んでおりません。
ただいまモチベーションが絶賛降下中です。
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作業に進捗がないので、タイヤ物には最重要なタイヤの確認です。
今回はSBSモデルのレジンパーツを使用しますが、イタレリのパーツとの比較です。左がイタレリ、右がSBSモデル。

イタレリはちょっと意地悪な組み方になってますが、きちんと擦り合わせればもう少し合いが良くなると思います。
ただもちろん、トレッドパターンは圧倒的にSBSモデルの方に軍配が上がります。
大戦中のイタリア軍車輛が履いていたメーカーのパターンと比べてどうか、と突っ込まれるとそういうのはさっぱりですが、個人的には十分だと思います。

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ただ、メーカー名はともかく、バルブくらいはモールドして欲しかったかな...。
あと、ちょっと残念なのはゲート部分のトレッドパターンが潰れてしまっている事で、ゲート自体が大きめなので結構目立ちます。
見えにくいよう、ゲート部分をフェンダーに隠れる上側に持っていこうと思ったのですが、そこが微妙に変形して円になっていません。
下にすれば変形は目立ちませんが、横から見ると潰れたパターンが目立つというジレンマ。
まぁ、サードパーティーのコロニアーレ用タイヤはこれしかない(ですよね?)ので仕方ないのですが。

ホイールカバーはイタレリに比べて小さすぎるような気がしますが、実際にこの位のサイズで「良くこの中に納まってるな」と思ったり。

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さて、最後に衝撃の事実が(というほどの事でもないか)...。
よーく見ると取付け部の厚み(奥行?)がぜんぜん違い、そのまま取付けるとフェンダーに対してかなりすっこんだ見た目になってしまいます。
わざわざこの寸法にしたということは何か意味があるのか?とも思いましたが、そのままだと前輪は他のパーツに干渉してしまい、真直ぐに取り付けられません。
考えていても仕方ないので0.6ミリのスペーサーを噛ませて位置調整しました。

と、こんな感じでモチベーションがぐんぐん下がっております。はははは。笑ってる場合じゃないよ。


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2018-08-04

Fiat 508CM Coloniale⑫

住友たかひろ氏主宰のSUMICON2018参加作品続き。

SBSモデルの「畳んだ幌」レジンパーツと,幌骨エッチングパーツはこんな感じです。
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レジンパーツは布の表現がとても良い感じですが、残念ながらそのままでは全くフィットしません。
画像では問題ないように見えますが、反対側がハマらずに浮いています。
力を入れずにそのままピタッと取付けられるようになるまで、裏側を繰り返しリューターで削っていきます。

エッチングパーツは裏表で幌骨の重なりを表現しているために非常に薄く、ピンセットで保持しているだけで曲がってしまいます。
他のパーツのようにプラ板を貼り合せて厚みを稼ぐわけにも行かないので、エバーグリーン0.25×0.5のプラ材で作り直しました。

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先に手持ちの0.2×0.8の真鍮平板を検討したのですが、実物の幌骨はそれ程幅がないため、断念しました。
エバーグリーンは材質がややソフトですがペラペラのエッチングパーツのままよりはマシかも知れません。

今回プラの曲げは、最近購入したダイソーのUSB充電式ライターで行いました。
直火を使わずに曲げ加工が出来て便利だなと思ったんですが、使いこなすには手が3本必要でした…。

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幌パーツとスペアタイヤが思い切り干渉していたので、当たる部分を大きめに削りとってエポキシパテを充填し、ワセリンを塗ったタイヤを押し付けてから成形しています(画像は加工後)。

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2018-07-29

Fiat 508CM Coloniale⑪

住友たかひろ氏主宰のSUMICON2018参加作品続き。

製作はほぼ毎日何かしら手を付けているのですが、2週間ぶりの投稿になってしまいました。
Twitterは簡単なので工作の都度投稿して、その後スミコンBBS、自分のブログが最後になります。だってめんどくさいんだもん(だめじゃん)。

さて前回の投稿の後、うっかりウィンドウを接着したダッシュパネルのパーツを床に落としてしまいました。
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時間を掛けて擦り合わせたエッチングの柱パーツが見事に曲がってしまい、思わず変な声が出て、「スミコン リタイア」というワードが頭を過りました。

曲がったパーツの写真を撮る余裕があれば良かったんですが、写真はリカバリー後です。
当たり前ですが元通りに戻っていません。ですが、もう気にしないでひたすら完成を目指します(開き直り)。

しかし手間を省くためにアップデートセットを使っているのに、結局手間が掛かっているのがこれらのパーツの処理です。まぁサイズの参考にはなるので、無い方が良かったとは思いませんけど。

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車内をざっと塗って、シートなどを接着したところです。

ダッシュボードはPE2枚で構成され、両端を曲面にして組むような指示ですが、薄すぎてとてもじゃないですが破損せずに工作出来る自信がありません(1/48の飛行機の計器なら、良い感じの薄さなのかもしれませんけど...)。
従ってイタレリのパーツに組合わせています。
メーターは飛行機のPEセットなどによくあるフィルムにプリントされたもので、塗装後に裏からはめ込むようにしておきます。

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